指圧中の山田さん
お客さんとの会話も弾みます
――三つの世界? そう。普通の(目が見える)世界と、盲人の世界と、透析の世界。我ながらおもしろい人生だなー、と思いますよ。 目が見えないとか、透析してる、っていうのは不自由には違いないけど、精神的にはそうたいしたことないよ。苦しんだほうが得だと思うし。 ここ(指圧院)に来るお客さんからいろいろ相談されるけど、私より悩んでる人はいっぱいいるね。
――いろいろ悩んでいる人は多いですよね。どうすれば山田さんのように前向きに過ごすことができるんだろう。 病の多くは体表に現れるんです。だから、家にじっとしてないで、とにかく歩くのが一番いいと思うよ。足の裏にはいろいろなつぼがあるからね。そこを刺激する。あとは、筋肉をつけること。筋肉がないと気力がなくなるでね。これがないと仕事もできないからね。