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きらきらマガジン キラリさん

金森 大征 くん

金森 大征 くん

鵜沼山崎町在住
小学4年生
精神遅滞 ADHD(注意欠陥多動性障害)
県立中濃養護学校に通学
現在は両親とお姉さんの4人暮らし


金メダル、がんばってとったよ!
 スノーボードをきっかけに、仲間とコミュニケーション。
いろいろなことにチャレンジする自信がつきました。
平成20年3月に山形で行われたスペシャルオリンピックス<SO>(競技種目:スノーボードの部)国内大会に出場し、見事金メダルを獲得しました。
今回は大征(たいせい)くんとお母さん、そしてお父さんにもお話をうかがいました。
*スペシャルオリンピックス(略してSO)…知的発達障がいのある人たちに、日常的なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を年間を通じて提供し、社会参加を応援する国際的なスポーツ組織。日本では全国45地区で組織されている。金森さん一家はSO日本・愛知に加入。(岐阜はまだ準備委員会)

―― スノーボードはいつから始めましたか?

大征くん:小学校2年からです。
お母さん:お父さんも私もスキーをやっていたことが影響していると思います。でも最初は教えるほうも、教えられるほうも、なかなか難しくてかなり苦労しました。


―― 金メダル受賞おめでとう!

金メダルと大征くん
金メダルと大征くん

大征くん:金メダル、がんばってとったよ!
お母さん:ありがとうございます。でもこの金メダル獲得はラッキーな一面もあるんです。スノーボードの参加人数は他の競技より少ないんです。また全ての競技についても大会運営上、各支部に出場枠が限られております。しかし、出場資格はSO入会の方すべてに公平にあります。最終的には抽選で選ばれることとなります。

―― でも金メダルをもらえるとなればうれしいよね。

大征くん:金メダルとれて、すごくうれしかったです。
お母さん:はい。金メダルを胸に、表彰台に上がれたことはとても光栄です。何よりも大征にとって、これからいろんなことにチャレンジする自信になったと思います。


―― 練習はどのように行なわれているのですか。練習つらくない?

大征くん:合宿に参加してます。つらいことないよ。
お母さん:1シーズンに4〜5回 2泊3日もしくは1泊2日の合宿に参加して練習してます。個々に単独で練習に行くのは難しいので、みんなでまとまって合宿練習に参加します。
お父さん:親も合宿に参加してます。他の方に教えていただいたほうが、やっぱりいいですよね。自分の子をおしえると、どうしても感情的になっちゃって。子どもにとってもそのほうが素直に教えを聞くことができると思います。
また親同士の交流が合宿によりさらに深まります。自分の子の悩みなど、同じ経験をされている方に、気軽に聞ける機会であることが非常にありがたいです。


―― 合宿は楽しい?

大征くん:楽しいです。
お母さん:親も参加しますが、親子で同じ部屋割りにはなりません。そういうわけで大征にとって、いろんな仲間たちとコミュニケーションをとることが出来る貴重な機会であると思います。


スノーボードをする大征くん ゲレンデの様子
表彰式
スノーボードをする大征くん 
ゲレンデの様子 表彰式

―― 他のシーズンでは何か活動してますか。
大征くん:サッカー、ゴルフ(インドア)をやってます。
お母さん:週1回ぐらいで参加してます。 興味があれば、いろんなことにどんどんチャレンジする。いいことだと思います。

―― 今後の目標は?

大征くん:またメダルとれるかな?
お父さん:まず抽選に当たることかな(笑いながら)。競技において目標を定め、いい成績をおさめることも大切ではありますが、私たちはあまりそこには重点をおいてません。それよりも大征自身が周りの仲間たちといいコミュニケーションがとれるようになる、時には仲間の面倒をみることができるといったように自分で生活力のレベルを上げ、少しづつ成長していってくれることを願ってます。
お母さん:SO日本・愛知に加入し、スノーボードといったスポーツをきっかけに外に出て同じ立場のいろんな人たちと交流してきました。SOについては一般的にまだまだ知名度は低いようですが、これを機に広く知っていただけたらと思います。
いずれは、ともに暮らす地域の人たちと障がいや性別年齢をこえたコミュニケーションの輪が広がることを願っています。


金メダルを自慢げに見せてくれた大征くんの笑顔が印象的でした。スポーツ派でとっても明るいお父さん、お母さん。いろいろ話していただき、ありがとうございました。

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