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きらきらマガジン キラリさん

村木 喜美子さん

村木 喜美子(きみこ)さん

15年ほど前に、脳梗塞で倒れる。以来右手と足が不自由になり、車いすの生活を送る。


いつも笑顔で、毎日がチャレンジ!
6月末の日曜日、毎年恒例となった「障害者1日社会見学」が開催されました。障がいを持つ方の交流や文化活動を促進しようと、リフトバスを含め5台で各務原市役所から高山市へ出発。村木さんもこの社会見学に参加し、岐阜県飛騨ミュージアムなどの施設見学を楽しみました。
ミュージアム見学の様子ミュージアム見学の様子

―― 社会見学はいかがでしたか?

4年前の社会見学の写真
▲ 社会見学に毎年参加の村木さん。
4年前、大正村でご主人と

1日社会見学は毎年参加しています。

ミュージアムを見学する村木さん

今年はすごい雨でしてねえ。お友だちに「私たちの心がけが良いから、絶対雨はやむわよ」なんて冗談を言っていたら、ほんとに、見学先に到着するとことごとくは雨がやみましてねえ。

―― それはすごい!

でしょう?だから車いすの私は、傘をささなくてよいからとても助かったんです。
飛騨ミュージアムでは、高山の古い町並み、歴史的な建築物などとても興味深かったですよ。それにショッピングも楽しんだし。
明宝ハム、高山ラーメン、おせんべいなどなど、たくさんお土産を買いましたよ。帰宅後に夫がお土産の高山ラーメンを作ってくれて、とっても美味しかったです。


―― ラーメンを作ってくれるなんて、ステキな旦那さんですね。
ええ。ラーメン作りだけは夫のほうが上手なものですから。私は右手が不自由なので、材料を切ってもらえば、あとは煮物でもなんでも「私にお任せあれ」って感じです。料理は、日ごろヘルパーさんに材料を切るところまでお願いするぐらいかな。
車いすだからって多少不便なことはあっても、日常生活で出来ないことは特にないし、いろんなことに挑戦してみようと思って。

―― お話をうかがって、村木さんはとっても明るくて活動的な方とお見うけしますが。

倒れたばかりのころは気がめいることもありましたけど「くよくよしてたってしょうがない」「いつも笑顔ですごそう」と決めています。だから、いろいろなところに出かけたり、陶芸に挑戦したり。週3日通っているデイサービスでも、カラオケ、大人の塗り絵など夢中になれることがいっぱい。


―― 塗り絵というと、あの壁にかざってあるアジサイの絵もそうですか。
はい。利き手が動かないので、左手の訓練にもなりますしね。ただ、色を塗ればいいだけじゃないんです。初めに地色として肌色を全体に塗りこむのです。その上から色を重ねていくと、複雑な色あいが出るんですよ。花びらも、外に行くほど色濃くぬったりしてとても奥がふかいです。作品は作品集にしてまとめて大切に保存しています。
あじさいの絵 ほおずきの絵 リンドウの絵

―― 充実した毎日をお過ごしのようですね。

ええ。平日のデイサービスも楽しくて、あっという間に時間が過ぎてしまいます。休日は、娘が遊びにきたり、孫の面倒をみたりと、ごくありふれた生活を送っています。そんなまいにち日々が宝物。「毎日笑顔でナチュラルに。1日1日を大切に過ごすこと」それが私の人生を豊かにしてくれる秘訣です。



 取材中もずっと笑顔でお話していただいた村木さん。デイサービスでもムードメーカーとして中心的存在だそう。あった瞬間からその人柄が伝わってくるステキな女性でした。

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