熱中症に注意しましょう!
ID番号 K7568更新日 令和元年5月24日
周囲の人にも声をかけ、皆さんで熱中症を防ぎましょう!
熱中症を疑う症状
重症度1
症状: ふらふらする、気分が悪い、元気がなくぼんやりする、止まらない大量の汗、やたらと飲みたがる、筋肉の痛みや硬直がある、手足がしびれる
対応: 直ちに応急処置を。症状が治まらないときは、すぐに医療機関へ
重症度2
症状: ぐったりし泣き声に力がない、頭痛、吐き気・嘔吐、体をさわると熱い、顔色が悪い、自力で飲めない、おしっこが出ない
対応: 応急処置をしてすぐに医療機関へ
重症度3
症状: 意識がない、反応がおかしい、全身のけいれん、皮膚が真っ赤で高い体温、汗をまったくかかない、まっすぐ歩けない、立てない
対応: 至急119で救急隊の要請を
応急処置
- 涼しい環境で休ませたり、足を高くしたりするのも効果的
- 保冷剤、氷、冷たいタオルなどで体を冷やす(特に首の回り、脇の下、足の付け根など)
- 冷たい水や、塩分を補給する
(注)自力で飲めないときや吐き気がある場合は、無理に飲ませないようにしましょう
熱中症は、応急処置の速さも大切ですが、やはり予防が最も重要
予防のポイントは5つです。
- 気温・湿度のチェック
熱中症は高温・多湿の環境に気をつけることが大切なので、気温と湿度のチェックを怠らず、室内では、エアコンや扇風機で環境を整えることが必要です。環境省が発表している暑さ指数や、ニュース・天気予報を参考にしましょう。 - こまめな水分補給
暑いときは、目に見えなくても多量の発汗により、水分を失っています。喉の渇きを感じる前に、こまめに水分を補給することが必要です。特に運動や労働時は、注意が必要です。体を動かしている時は、15~20分おきには休憩をとり、水分補給しましょう。 - 暑い中での無理な運動を避ける
運動時は熱中症のリスクが高まります。最も暑い時間の活動を避け、運動時間を短縮するなど、リスク管理が必要です。普段より多く休憩をとるようにして、体調によっては中止しなければいけません。特に運動経験が少ない人は、リスクが高まります。暑いときに急に運動を始めるよりも、日頃から運動をし、体を慣れさせておくことが大切です。 - 服装
吸湿性や速乾性に優れている通気性のよい素材を選ぶようにしましょう。体を締め付けすぎないように気をつけ、熱を逃す工夫をします。帽子や日傘を活用して日差しを遮りましょう。 - 体調管理
疲労や体調不良が、熱中症の発生リスクを高めます。寝不足や食生活が乱れないように、日頃から体調管理を怠らないようにすることが大切です。
熱中症を予防するためには、熱中症にかからないようにする体を作ることが大切
その基本となるのが、食生活です。
1日3食バランスのとれた食事と適度な水分補給によって、健康維持を心がけましょう。
熱中症予防によい食材
熱中症を予防する食事も基本は、5大栄養素をまんべんなく摂取するバランスのとれた食事です。
暑いからといって、軽い食事だけで済ましていると、体力が低下し、暑さへの抵抗力が低くなってしまうので、しっかり食べるようにしましょう。夏に旬の食材は、体を冷やし、食欲を増進させる働きを持つものが多いので、旬のものを積極的に食べるのがおすすめです。また、積極的に摂るとよいのは、疲労回復を促すビタミンB1やクエン酸、汗で失ってしまうカリウムなどです。
熱中症予防によい飲み物
運動時は、良く冷やして吸収を良くしたスポーツドリンクや、水1リットルに、砂糖大さじ4、塩小さじ2分の1を加えた簡易の経口補水液を用意しておきましょう。運動前にコップ一杯程度、運動中はこまめに摂取を心がけます。運動後は、運動前の体重と比較して、減っているようなら、水分と食事で、体重を戻すようにします。日常生活では、スポーツドリンクは糖分が多量に含まれているので避けた方がよいです。ジュースも同様で、糖分の過剰摂取につながるので避けましょう。なるべくカフェインの含まれていないお茶や水を常温で飲むようにします。カフェインが含まれたお茶は、利尿作用があり水分を排出してしまいます。
関係リンク
夏季にイベントを開催される方へ
熱中症が発生するリスクがあります。熱中症による被害をできる限り軽減し、イベントを安全に実施するための対策について、「夏季のイベントにおける熱中症対策ガイドライン2019」で解説していますので、参考にしてください。
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