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第4次坊の塚古墳発掘調査が終了しました

ID番号 K30132更新日 令和元年6月18日

坊の塚古墳 上空より
坊の塚古墳(上空より)

各務原市埋蔵文化財調査センターでは、坊の塚古墳の保存・活用に向けて平成27年度から毎年、範囲・内容確認のための発掘調査を行っています。

平成30年度は前方部に4カ所の調査区を設定し、これまでに行った調査と合わせて、古墳全体の構造を確認しました。

古墳全体が葺石に覆われていました


調査区1、1段目の葺石
調査区1、1段目の葺石

前方部の構造や形状を調査するため、4カ所の調査区を設定しました。そのすべての調査区で古墳の盛土を覆っている葺石が見つかり、古墳全体に葺石が貼られ、現在もその姿をよく留めていることがわかりました。

前方部と後円部の境目を確認しました

前方部と後円部の境目
前方部と後円部の境目

葺石の一番下に配置される、基底石とよばれる少し大きめの石が良好に残っていました。基底石は葺石よりも大きく長い石を横に倒して並べられています。調査区4では、途中できれいに折れ曲がり、前方部と後円部の境目がはっきりとわかります。

墳頂部に円筒埴輪の列を確認しました

円筒埴輪の列
円筒埴輪の列

調査区1の墳頂部では、円筒埴輪を確認しました。4個体見つかっており、埴輪の上部は欠損しています。これらは埴輪を設置した当時の位置を保っており、墳頂の端部に沿って並べられていたとみられます。

坊の塚古墳の形を復元できました

坊の塚古墳復元図
坊の塚古墳復元図

調査区のすべてで、1段目から3段目までの基底石や平坦面を確認しています。このことから、それぞれの段の位置や基底石の配置方向を確定することができました。

これまで坊の塚古墳の前方部は2段構造といわれていましたが、調査によって3段あることがわかりました。

今後の調査

令和元年は、坊の塚古墳発掘調査の最終年度となります。今までの調査からはわからなかった点を補いながら、古墳全体の姿や大きさがわかるよう、調査を実施していきます。

10月に予定している現地説明会では、これまでに行った調査区を開け、5年間の調査成果をすべて公開する予定です。ぜひ現地で、坊の塚古墳の本来の姿をご覧ください。

また、新たな成果は中央図書館3階の歴史ギャラリーにて公開していく予定です。お近くにお寄りの際には、ぜひお立ち寄りください。

このページに関するお問い合わせ

埋蔵文化財調査センター
各務原市那加門前町3丁目1-3 中央図書館3階
電話:058-383-1123
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。