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のびのび特集 脇本陣オープン!鵜沼宿に遊びに行こう
 
新しく脇本陣がオープン!

5月30日に、鵜沼宿の新しい歴史スポット「中山道鵜沼宿脇本陣」がオープンしました。各務原市歴史民俗資料館の大澤館長に、脇本陣の見どころを紹介してもらいました。

  中山道鵜沼宿脇本陣
各務原市歴史民俗資料館 大澤 正弘館長   「江戸時代の旅人になった気分で遊びに来てください」
▼各務原市歴史民俗資料館 大澤 正弘館長

新しく鵜沼宿に脇本陣がオープンしました。「つし2階建て」といって、2階の天井が低い町屋独特のつくりになっています。
土・日曜日と祝日には、ボランティアガイドの皆さんが脇本陣をご案内します。費用も事前の予約もいりません。ガイドの皆さんがていねいに分かりやすく説明しますので、気軽に見学に来てください。
 
古文書をもとに復元

さっき説明したように、脇本陣は旅人のほか、幕府の役人なども泊まった宿屋のこと。鵜沼宿で脇本陣をつとめていた「坂井家」の建物は、残念ながら明治時代の大地震で壊れてしまい、残っていませんでした。そこで、江戸時代に描かれた間取図(部屋の配置や大きさが分かるよう描かれた図面)をもとに、かつての脇本陣の建物を復元しました。

 
脇本陣の注目ポイント
  脇本陣坂井家間取図

門・玄関
脇本陣の入口となる門と玄関。当時、このような門や玄関は本陣や脇本陣だけが作ることを許されていました。門を入った右側には、松尾芭蕉※の句碑(くひ・俳句などを刻んだもの)が置かれています。

脇本陣の門がまえ門を入って正面の玄関

室内・上段の間
脇本陣の室内 一段高くなっている上段の間
ふすま絵「緑風」  
脇本陣には、8畳や6畳の広さの部屋が計14室あります。奥には、一番身分の高い人が泊まった「上段の間」があります。上段の間は他の部屋に比べて床が少し高くなっていて、トイレとお風呂も専用のものが用意されています。また、上段の間には、画家・山田隆量さんから寄附されたふすま絵「緑風」がかけられています。

湯殿・雪隠

湯殿(ゆどの)はお風呂、雪隠(せっちん)はトイレのこと。脇本陣ではこの2つもしっかり復元しています。宿泊施設だけあって、どちらも3カ所用意されていました。
なかなか見る機会のない江戸時代のお風呂とトイレですが、残念ながら使うことはできないのでご注意を。

上段の間の湯殿上段の間の雪隠

庭・芝生広場
脇本陣の奥には、石を敷き詰めた庭が作られています。また、脇本陣の奥にある階段を上がると、高台に芝生広場が広がります。広場から見晴らしを楽しんだり、太陽の下でくつろいでみてはいかが?
庭高台に作られた芝生広場

屋根に作られたうだつ

  うだつ
うだつというのは、屋根の両側に高く作られた壁のこと。木造の建物が多く火事がとても多かった江戸時代、隣の建物が火事になったときに火が燃え移らないように作られたものです。「うだつが上がらない」という言葉に出てくるように、うだつを作ることは裕福さのシンボルとなっていました。
※キーワード 松尾芭蕉 まつおばしょう
松尾芭蕉は江戸時代に活躍した俳人(はいじん・俳句をよむ人)。生涯のほとんどを旅で過ごし、有名な「奥の細道」など数多くの句を残しました。
芭蕉は鵜沼宿を3回訪れ、脇本陣坂井家に宿泊したと言われています。そのとき、「ふぐ汁も 喰へば喰せよ 菊の酒」という句をよみ、それを刻んだという句碑が脇本陣に展示されています。
 

脇本陣に設置された芭蕉句碑

 
鵜沼宿に遊びに行こう
 
脇本陣も完成して、どんどん盛り上がる鵜沼宿。夏休みを利用して、じっくり見学しよう。   脇本陣の格子戸
   
中山道鵜沼宿脇本陣
場所 鵜沼西町1丁目137番地【地図
開館時間 午前9時〜午後5時
休館日 月曜日、祝日の翌日、年末年始など
交通 名鉄各務原線「鵜沼宿」駅下車15分、「新鵜沼」駅下車20分 JR高山線「鵜沼」駅下車徒歩20分
 
 
 

お問い合わせ/歴史民俗資料館
電話・058-379-5055

 
 
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