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中山道鵜沼宿町屋館 [
各務原市指定文化財・景観重要建造物
]
<利用案内>
開館時間 :
午前9時~午後5時
休館日 :
毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)
祝日の翌日(土・日曜日、祝日の場合はその翌日)
12月28日~1月4日
入場料 :
無料
所在地 :
各務原市鵜沼西町1丁目116番地3
電話 :
058-379-5055
アクセス :
JR高山本線
「鵜沼」駅下車 徒歩20分
名鉄各務原線
「新鵜沼」駅下車 徒歩20分
「鵜沼宿」駅下車 徒歩15分
中山道鵜沼宿の町並みのほぼ中央に位置する当館は、平成18年、各務原市が武藤家から建物の寄付を受け、修復工事を経て、平成20年5月より中山道鵜沼宿町屋館として公開しています。
屋敷は、中庭を囲むように主屋、東側の附属屋、西側の離れの三棟からなり、町屋の特色をよく伝えていることから、三棟とも市の指定文化財、また景観重要建造物となっています。
武藤家は、鵜沼宿本陣桜井家の東側に隣接しており、江戸時代は「絹屋」の屋号で旅籠を営んでいました。幕末の絵図に見られる「絹屋」は、「表間口6間、奥行11間、惣坪192坪半」で、渡り廊下でつながる2棟の家屋からなり、中庭・裏庭・湯殿2・土蔵2をもっていたことが分かります。
明治維新を迎え、鉄道の普及とともに旅籠の経営も難しくなったようで、本家に当たる武藤嘉左衛門家が営んでいた郵便局業務を引き継ぎ、明治16年(1883)より「鵜沼駅三等郵便局」を経営するようになりました。明治24年(1891)の濃尾震災により倒壊し、建て直し後も、同地で郵便局を営み、昭和39年(1964)まで開局していました。
主屋は、木造つし2階建て、平入り、入母屋造り桟瓦葺き屋根となっています。つし2階の「つし」とは漢字で「厨子」と書き、現在の天井の低い屋根裏部屋のことです。主屋は、明治24年(1891)の濃尾震災で倒壊し、明治時代末に再建されたものと伝えられ、格子戸、持ち送り、通り土間など建物のいたるところに古い町屋の特色を見ることができます。
附属屋は、木造つし2階建て、平入り、切妻造り桟瓦葺き屋根の養蚕小屋で、大正から昭和初期ころの建築と見られます。現在は、来館された皆様の休憩室、各務原市歴史民俗資料館の事務室として活用しています。
離れは、木造平屋建て、妻入り、切妻造り桟瓦葺き屋根で、昭和初期に太田宿から移築されたものと伝えられます。間取りは、式台玄関と水屋を備えた8畳2間で、床柱の木材から写真の手前を「栂の間」、奥を「桑の間」と呼んでいます。
敷地内には趣の異なる2つの庭を配しています。中庭は、回遊式の茶庭で、中央の築山の周囲には、もとよりあった庭石や灯籠、井戸などをそのまま生かしています。庭の露地を一周しながら古き町屋の暮らしぶりを偲ぶことができます。
前庭は新たに造園した庭で、露地を鍵の手に折り、門から離れに至るアプローチを演出しています。修復工事で取り替えた古瓦を露地の縁取り装飾として再利用しています。
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