特異な部署
会計課は収入役の事務を補助するために設けられた組織であり、市の他の部署から独立しています。他の部署が市長に代わって住民サービスを行なっているのに対し、会計課は収入役に代わって会計事務を行なっているのです。
会計事務には公金の出納と保管の業務があります。「金庫番」とも称される会計課ですが、現金そのものを扱うことはほとんどなく、現金の出し入れは指定金融機関に委ねています。会計課で行われる業務は、ほとんどは実際の現金の出し入れに至る前の過程に集中しています。
公正な会計事務
市役所全体における年間の収支バランスを考え予算を組むのは財政課の仕事であり、工事を発注したり、物品を購入するなどの支出の決定を行なうのはそれぞれの課です。一方、会計課はその支出の原因となった契約などの行為が法令や予算に違反していないかや契約などの内容が全て履行されているかなどの審査を行なっています。
会計課での審査は「収入役の審査権」によって行われているもので、出納機関である収入役(会計課)が命令機関である市長を牽制することにより、会計事務の公正な執行を確保するという重要な役割を果たしています。この審査に合格しなければ実際の支出はできません。
資産の運用
市では将来の公共施設の整備や借金の返済に備えるため、一般家庭の貯金にあたる基金というものを持っています。会計課では、この基金を単に保管するだけでなく、その運用により、基金残高を増やすことに努めています。
運用方法は預金および債券の購入による方法をとっていますが、ここ数年は利率が有利な債券運用の比率を高めています。ただし、基金もその原資は皆さんからお預かりした大切な税金ですので、損失は絶対に許されません。したがって、安全性、確実性、資金需要などを十分に考慮して運用を行なっています。県内で債券運用の比率を大幅に高めたのは当市が初めてです。
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