親子のきずなを深めるお手伝い
4か月児健康診査の待合室で、お母さんが赤ちゃんを抱きながら絵本を読み聞かせている姿が見られます。これは平成17年度から始まった「ふれあい絵本デビュー事業」。健康診査の待ち時間に、市から2冊の絵本と、オススメ絵本を紹介したブックガイドなどが詰まった「ブックスタート・パック」を親子にプレゼント、読み聞かせについてボランティアの皆さんがアドバイスしています。
赤ちゃんは、お母さんの語りかけることばそのものは理解できませんが、その温かい声と抱かれるぬくもりを感じながら、じっと絵本をみます。赤ちゃんの健やかな成長のためには、身体の成長とともに心を育むことも大切です。
「ふれあい絵本デビュー事業」では、絵本を介して、赤ちゃんとお母さんの「心」、そして「親子のきずな」を深める機会を提供しています。さらに、本に親しむためのお手伝いは、2歳児歯科教室や、図書館・子ども館などでも行っています。「命の育み」の支えは、健康福祉部の子育て支援課、健康管理課にとどまらず、市役所全体で取り組んでいる事業です。
子育てをまちぐるみで応援
4か月児健康診査での「ふれあい絵本デビュー事業」に加え、今年度からは、希望する家庭を直接訪問する「こんにちは赤ちゃん訪問事業」もはじまりました。
おおむね4か月までの子どもとの家庭を、希望に応じて、ボランティアの先輩ママさんがたくさんの子育て支援情報を持って訪れます。「あまり寝ないんです・・・」「これからの季節は何を着せたらいい・・・」など、お母さんから寄せられる悩み事はさまざま。そのひとつひとつに、先輩ママさんが親身になって答えていきます。
乳児を抱えるお母さんは、家庭で閉じこもりがち。発育相談などに答えることはもちろん、地域の先輩ママさんの訪問により、「まちぐるみで赤ちゃんの誕生を祝い、子育てを応援していくこと」を伝えることが一番の目的です。
ボランティアの先輩ママさんたちは、市や県の子育て支援サポート講座や、大学で子ども家庭支援士の講座を受講された方などで、幼稚園や保育園の先生だった経験を生かしたり、市の子ども館などのボランティアにも参加していただいている地域の子育て応援団です。
「絵本の読み聞かせ」や「赤ちゃん訪問」だけでなく、さまざまな場面で、地域のボランティアの方々が活躍しています。各務原市では、自ら子育て支援策の充実に努めるだけでなく、ボランティアの方々と市民をつなぐ橋渡し役として、「ともに育てあい、互いに喜びを感じる」まちづくりをすすめていきます。
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