「監査委員」
例えば、市役所で何か事業が完了した後、公金からその費用を支払うとします。会計課が書類・法令上その手続きに間違いがないかどうかをチェックし、支払いがなされます。しかし、それだけでは終わりません。監査委員がその支出に関する書類上の適正さはもちろんのこと、その事業が経済的・効果的に行われ成果をあげているかも含めチェック(監査)するのです。そしてその結果を市民に公表します。各務原市では現在3名の監査委員で構成され、市役所のすべての業務、扱うお金が監査の対象です。
厳しい監査
一言で「監査」と言ってもその種類はおよそ14。1年に1回行われる定期監査では、一つの部署から提出される書類はダンボール20箱におよぶ場合も。市役所すべて60部署から提出された書類をまずは事務局がすべて確認し、その結果をふまえ監査委員による監査が始まります。監査委員の指示を担当課へ伝えるのも事務局の役割です。
他にも、市の現金の出納を対象として毎月行われる現金出納検査や、工事監査では実際の現場を視察することもあり、事務局の仕事は屋内外を問いません。議会の求めに応じ意見書を提出することもあります。また、監査委員が的確な監査ができるよう、普段から各課の業務についての情報収集に努めています。まさに市役所全体の業務を把握できる部署といえるでしょう。
選挙の舞台裏
各務原市選挙管理委員会は4名の委員で構成され、毎月委員会を開きさまざまな決定や啓発活動を行っています。
平成19年4月8日は岐阜県議会議員選挙の投票日でした。市内における有権者は22の投票区で約11万5600人。投票から開票結果確定までをスムーズにトラブルなく終えるため、あらゆる事態を想定し万全の体制を整えるのも事務局の大事な仕事の一つです。投票日当日は、約250人におよぶ市役所職員が選挙事務にあたります。限られた人数の中で複数の事務にいかに正確かつ効率にあたらせるか。投票から開票まで、すべての流れが事務局によって計算された長い長い一日です。
各務原市長・市議会議員選挙では、告示・立候補受付、投票から開票結果の確定までおよそ半年も前から準備が始まりますし、選挙が終っても、選挙運動費用収支報告書のチェックなどの作業が1カ月間続きます。
未来の有権者を育てるため
選挙管理委員会は、中学校の「生徒会役員選挙」への投票箱の貸し出しや小中学校への選挙啓発ポスターの募集を通じ、未来の有権者たちにまずは選挙というものを知ってもらうための事業も行っています。生徒たちに、教科書だけでは学べない「選挙」の意義を考えてもらうきっかけの一つ。投票日当日は、公正な選挙を実施するため投票整理券の代わりに生徒手帳を用いるなどの工夫をし、初めて触れる本物の投票箱や記載台にやや緊張の面持ちで投票をします。
委員会の仕事はまさに未来の都市づくりの主人公にも及び、事務局もそのお手伝いをしています。
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