市役所なのに転勤
人の考え方というものは、さまざまな経験を積むことによって広がりを見せるものです。市の職員研修では、担当する業務にとどまらず、他の部署の業務を実際に体験させることも行っています。さらに、若い職員には、知識の習得はもちろんのこと、「人と人とのつながりも大切にしてほしい」との思いから、外部機関との人材交流もさかんに行っています。
その一つに国の機関である総務省との人材交流があります。平成19年度は、各務原市の20代職員が総務省自治行政局に、30代の総務省職員が本市に財政課長として着任しています。各務原市から総務省への職員派遣は、平成12年にはじまり8人目。1年間の派遣期間で鍛えられた職員は、その経験を生かし市の最前線で活躍しています。
一方、総務省の職員を受け入れることによって、財政に精通している国家公務員の知識を借りて、市の財政をより健全なものにすることはもちろん、新規採用職員の自己啓発のため、業務終了後に毎週1回の「財政制度勉強会」も開催されました。
国内だけでなく海外の都市とも人材交流は行われています。姉妹都市である韓国の春川(チュンチョン)市とも、平成12年より職員の相互派遣を行っています。これまでに4人の職員が春川市に派遣されており、現在も1名が赴任中です。
タテ割りじゃない行政
「自ら考える」ためには、自分の業務をこなしているだけでは見えてこない部分もあります。タテ割り行政に陥らないよう、各務原市では、さまざまな部課から人を集め、新たな課題に取り組むことがあります。担当業務とは直接関連しない分野に取り組むことにより、斬新なアイディアや日々の業務に生かせる連携が生まれています。
2年前から行われているダンスイベントでは、消防なども含め20課から23人の若手職員が集まり、学生や民間と半年をかけてプロジェクトの運営にあたっています。
この職員募集ホームページも、19年度新規採用職員と2年目職員全員からなる総勢29名が中心となり作りあげたものです。市役所に入ったばかりの若手職員が各課から集まり、チームごとに各部を取材し原稿にまとめることで、担当業務以外についても知る機会となり、市の業務を自分の言葉で分かりやすく表現する難しさも体験することができました。
今欲しい人材
各務原市にとって今まさに必要な人材、それは「自ら考えることのできる職員」です。地方分権が進み、地方が独自で施策を考えなければならない現在、日々与えられる業務をこなしていくだけにとどまらず、自分から何か課題を見つけていき、自ら切り開いていく力が求められています。
各務原市は、「美しい都市 各務原」をともに創りあげていく新たな人材を求めています。
|