| ―― 設計指導基準 ―― |
| ■第二 排水施設 |
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| 1.排水計画 |
| (1)排水計画は、開発区域を含む集水区域全体の流量を勘案したうえ、河川等の管理者と協議を行い、自己の負担により排水施設を整備するものとする。 |
| (2)接続することとなる水路及び河川に利水、漁業等の権利がある場合、それぞれの権利者又は関係者と協議するものとする。 |
| (3)流域の変更は原則として認めない。ただし、管理者がやむを得ないと認めた場合はこれを変更することができる。この場合、変更に伴って流末河川及び排水路の改修を必要とするときは、事業者の負担においてこれを行うものとする。 |
| (4)開発区域内の地形その他の状況により、降雨時において下流に被害を与える恐れがある場合は、当該区域内に調整施設を設け、流水緩和の措置を講じ、事業者の責任において管理しなければならない。なお、工事完了後も存置を必要とする施設の帰属及び管理については、河川等の管理者と協議のうえ決定するものとする。 |
| (5)排水施設の放流先は、河川その他公共の用に供している排水施設に接続するものとする。 |
| (6)放流の排水能力、整備の状況からみて、当該施設の管理者が適切でないと認める場合は、放流接続位置の変更又は下流域への被害防除に必要な施設の整備を図るものとする。 |
| (7)放流先の能力、周辺の状況により、当該施設の管理者が必要であると認めた場合は、指示する貯溜施設、揚水施設等を適切な位置に設置するものとする。 |
| 2.排水施設等の構造 |
| (1)設計 排水施設等を設置するにあたっては、この基準に定めるもののほか河川法等に準拠するものとする。なお、1ha以上の開発事業にあっては、岐阜県土地開発事業の適正化に関する指導要綱の技術基準によること。 |
| (2)計画雨水量 |
ア.計画雨水量は、開発事業区域の規模、地形等に応じ適宜算定するが、一般的には、次式によるものとする。ただし、開発区域の面積が1ha未満の場合は、I=142mm/hrとしてよい。
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| Q:計画雨水量(m3/sec) | |||||
| C:流出係数 0.6〜1.0を基準とする。 | |||||
| I:洪水到達時間内の降雨強度(mm/hr) | |||||
| A:集水面積(ha) |
イ.降雨強度は、既往の観測資料によるものとするが、既往の観測資料のない場合は、次式によるものとする。なお、計算数値は、(表2・表3)を参照のこと。
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| I:降雨強度(mm/hr) | ||||
| t:降雨継続時間(min) |
| 確率年 | n | a | b |
|---|---|---|---|
| 10 | 0.70 | 1,410 | 4.90 |
| 30 | 0.75 | 2,289 | 6.90 |
| 100 | 0.75 | 2,730 | 6.20 |
| 確率年\到達時間 | 10分 | 20分 | 30分 |
|---|---|---|---|
| 10 | 142 | 108 | 90 |
| 30 | 183 | 140 | 116 |
| 100 | 231 | 174 | 144 |
| ウ.確率年の適用は次の値を標準とする。 |
| 種 別 | 確率年 |
|---|---|
| 排水施設 | 10年 |
| 洪水調節容量 | 30年 |
| 余水吐能力 | 100年 |
| エ.到達時間は次の値を標準とする。 |
| 流域面積 | 到達時間(t) |
|---|---|
| 50ha未満 | 10分 |
| 100ha未満 | 20分 |
| 500ha未満 | 30分 |
| ただし、流域形状等により(表5)を適用することが不適当と判断される場合は、適宜算定するものとする。 |
| オ.流出係数は(表6)による数値を標準として開発区域の規模・地形・地質等を考慮のうえ適正な値が用いられていること。 |
| 地表の状態 | 平坦な農地 | 優良な林地 | 普通林地 択伐地 |
皆 伐 地 優良な草地 |
裸 地 荒廃地 |
|---|---|---|---|---|---|
| 係 数 | 0.6 | 0.7 | 0.8 | 0.9 | 1.0 |
| (3)流量の算定 | |||||
| 流量の計算は、次の式のいずれかによること。 | |||||
| ア.マニング式 | |||||
| Q=A・V | |||||
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| イ.クッター式 |
| Q=A・V |
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| Q:流量(m3/sec) | A:流水の断面積(m2) | V:流速(m/sec) |
| R:径深=A/P(m) | P:流水の潤辺長(m) | n:粗度係数 |
| I:勾配(少数又は分数) |
| ウ.洪水時において土砂流入による流速減が考えられる場合は、その流速減を考慮のうえ流過断面等を設計するものであること。 |
| エ.粗度係数は、(表7)によること。 |
| 河川及び水路の状況 | nの範囲 | nの基準値 |
|---|---|---|
| 一般河川 | 0.030〜0.035 | 0.035 |
| 急流河川及び川幅が広水深が浅河川 | 0.040〜0.050 | 0.045 |
| 三面張水路 | 0.025 | |
| コンクリート人口水路 | 0.014〜0.020 | 0.020 |
| コンクリート管及びU字溝 (コンクリート二次製品) |
0.013 | |
| U型水路(現場打ちコンクリート) | 0.015 | |
| 組立水路 | 0.025〜0.033 | 0.030 |
| 両岸石張小水路(泥土床) | 0.025 |
| (4)排水路の断面積は、円形管の場合は満流とし、矩形(ボックス)、開水路(U字溝等)その他の断面形状の場合は、全有効断面で流量計算を行うこと。ただし、開水路にあっては、8割水深以下で流下できるものであること。 |
| (5)流量計算には、次表の安全率を使用すること。 |
| V=5m/sec未満 | V=5m/sec以上 | |
|---|---|---|
| 開水路 | 1.5以上 | V=5.0m/secとして計算し2とする。 |
| 暗きょ | 2以上 | V=5.0m/secとして計算し2以上とする。 |
| (6)ます等の位置 |
| ア.排水路等の末端及び中間接続位置にはます等(図6)を設置するものとする。 |
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| イ.管渠排水施設には次の各号に基づいてマンホール等を設置するものとする。 |
| (ア)マンホール等は管渠の終点、管渠の方向、勾配又は管径の変化する個所及び管渠が合流、接続する個所に設置すること。 |
| (イ)マンホール等は直線部においては管径の120倍以下の範囲内の間隔で設置する。 |
| (ウ)マンホールの構造形状大きさについて接続管渠の大きさに適合したものであること。 |
| (エ)マンホールの底部構造 a 雨水管渠の場合は深さ15p以上のどろだめを設けること。 |
| (オ)マンホールの蓋は、ダクタイル鋳鉄製(各務原市型:市章入)とする。 |
| (7)吐き口及び排水施設等の断面 |
| 吐き口の位置及び構造・排水施設等の断面は、放流先の排水施設等の管理者の指示を受けて定めるものとする。 |
| (8)管渠の埋設の深さおよび位置 |
| ア.管渠及び地下埋設物の埋設の深さはその頂部と路面との距離(土被)を1.2m以上とするものとする。 |
| イ.管渠及び地下埋設物の埋設位置については、関係管理者と協議して定めること。 |
| (9)調整池の規模および構造 |
| ア.洪水調節容量は、土地開発事業施行後における年超過率1/30で求めた洪水のピーク流量の値を調整池下流の流過能力の値に合せて調節すること。 調整池の洪水調節量は、1/30年確率降雨強度曲線を用いて求める次式Vの値を最大となるような容量をもってその必要調節容量とする。 |
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| V:必要調節容量(m3) | |||||||||
| f:土地開発事業施行後の流出係数(表6)参照 | |||||||||
| A:集水面積(ha) | |||||||||
| rc:調整池下流の流過能力の値に対応する降雨強度(mm/hr)(表9)参照 |
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| Q’:調整池下流の代表地点における流過能力(m3/sec) | ||||
| f:土地開発事業施行後の流出係数(表6)参照 | ||||
| A:集水面積(ha) | ||||
| ri:任意の継続時間に対応する1/30年確率降雨強度(mm/hr) | ||||
| ti:任意の継続時間(sec) |
| イ.調整池の洪水調節方式は、原則として自然放流方式とすること。 | |||
| ウ.設計堆積土砂量は、岐阜県土地開発事業の適正化に関する指導要綱の技術基準によること。 | |||
| エ.調整池設置後は、管理者を明確にして維持管理に努めること。 | |||
| オ.調整池には、砂溜を設けるものとし、外周壁は堅固な擁壁等で覆うこと。 | |||
| カ.下流に必要と認める場合は、副堰堤を設けること。 | |||
| キ.渓谷等を横断して築造する堰堤は、コンクリート造りとし、適切な高さに放流口および余水吐を設けること。 | |||
| ク.調整池の天端高は、有効貯水面より0.6m以上の余裕高をとること。 放流口、余水吐、落差の水しょう部等は、特に堅固な構造とすること。 |
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| ケ.調整孔の穴の大きさは、次式によること。 | |||
| Q=C・A・(2gh)1/2 | |||
| Q:下流への可能放流量(m3/sec) | |||
| A:放流孔断面積(m2) | |||
| C:流量係数 | ベルマウス付含み口 | 0.85〜0.95 | 標準値0.90 |
| 含み口部分を板で覆ったもの | 0.7〜0.9 | 標準値0.8 | |
| 箱抜き型 | 0.6〜0.8 | 標準値0.7 | |
| h:放流孔断面中心を基準面とした水頭差 m | |||
| g:重力加速度 (9.8m/sec2) | |||
| コ.調整孔の穴は、ゴミ等により閉塞しないようスクリーン等を設置すること。 | |||
| (10)沈砂池の規模および構造 |
| ア.沈砂池を設ける場合は、土砂流出量に対応する規模および構造で定めるものとする。 |
| イ.沈砂池の構造は、調整池に準ずるものとする。ただし、工事施行期間内のみ防災上設置するものについては、堤体前面、後面をフトン篭等で覆い、堰体は、栗石等を詰め、透水性のある構造とすること。 |
| ウ.市が適当と認めた場合は、調整池を兼用して沈砂調整池とすることができる。 なお、当該施設は、双方の要件を具備した相当規模で定めること。 |
| エ.沈砂池には、外周柵を設けること。 |
| rc(mm) | 1/30 | rc(mm) | 1/30 |
|---|---|---|---|
| 5 6 7 8 9 10 |
1683 1572 1482 1407 1343 1287 |
61 62 63 64 65 |
503 497 491 486 480 |
| 11 12 13 14 15 |
1238 1193 1154 1118 1084 |
66 67 68 69 70 |
475 470 464 459 454 |
| 16 17 18 19 20 |
1054 1025 999 974 951 |
71 72 73 74 75 |
449 445 440 435 431 |
| 21 22 23 24 25 |
930 909 889 871 853 |
76 77 78 79 80 |
426 422 417 413 409 |
| 26 27 28 29 30 |
837 821 805 791 777 |
81 82 83 84 85 |
405 401 397 393 389 |
| 31 32 33 34 35 |
763 751 738 725 714 |
86 87 88 89 90 |
385 381 377 374 370 |
| 36 37 38 39 40 |
702 692 681 671 661 |
91 92 93 94 95 |
366 363 359 356 352 |
| 41 42 43 44 45 |
651 642 633 624 615 |
96 97 98 99 100 |
349 346 343 339 336 |
| 46 47 48 49 50 |
607 599 591 583 576 |
101 102 103 104 105 |
333 330 327 324 321 |
| 51 52 53 54 55 |
568 561 554 547 540 |
106 107 108 109 110 |
318 315 312 309 307 |
| 56 57 58 59 60 |
534 527 521 515 509 |
111 112 113 114 115 116 |
304 301 298 296 293 290 |