平成21年6月1日
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風格ある歴史街道へ - 旧大垣城鉄門移築 -
よい都市の三条件は、都市の中の自然、都市の中の歴史、都市の中の文化です。
各務原市には貴重な歴史的建造物があります。築(製作)後50年以上の価値ある国の登録有形文化財が68件、実に県内の40パーセントを占めています。
このたび、中山道鵜沼宿に、安積門と呼ばれていた近世の堂々たる城門を移築しました。
蘇原野口町の安積家から市に寄贈されたもので、同家の先祖が明治初期に旧加納城の門として人づてに譲り受けたと代々伝えられてきたものです。
このたびの解体修理の際、この門は旧大垣城の本丸の表口にあった重要な鉄門の可能性が極めて高いことが分かりました。その根拠は三つです。
一、土台から、幕末大垣藩の大工奉行ら十数人の墨書が発見されたこと。
一、門の鬼瓦は大垣藩主戸田家の家紋である九曜紋であること、さらに当時大垣市に在住していた瓦師惟徳の刻印があること。
一、明治6年頃の大垣城公売入札の岐阜県告示によれば、大垣城の建物一覧の中に、本丸鉄門の記述があり、安積門と形式、規模が一致していること。
したがって安積門は、旧大垣城本丸の最も重要な表口を守る鉄門であったと考えられます。
中山道鵜沼宿には、現在居住している町屋5軒、造り酒屋1軒、幕末旅籠であった「町屋館」(これらは登録有形文化財)、そして修理中の旧町屋1軒、ここには茶店も設けます。さらに現在再建中の脇本陣の復元、そして、旧大垣城鉄門と歴史的建造物が密集します。
中山道鵜沼宿からおがせ池、村国座まで本市の誇る歴史街道がまもなく誕生します。
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