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令和元年9月 「わがまち茶話会~みんなが楽しくなるところ~」 2ページ目

ID番号 K31492更新日 令和元年9月1日

令和元年9月 「わがまち茶話会~みんなが楽しくなるところ~」の画像

7月~8月に、多くの茶話会のようすを取材しました。どの茶話会でも参加している皆さんが、積極的におしゃべりして、地域での活動の展開を考えていらっしゃる姿勢が、印象に残りました。
広報各務原8月15日号の特集は、「茶話会が行われていることを、多くの皆さんに知ってもらいたい」、「茶話会の存在を知っていただけたのなら、ぜひ参加してもらいたい」との思いで作成しました。
広報紙の特集では、十分に伝えることができなかったのではないかと考え、ウェブサイトの特集で掘り下げることにしました。ここでは、取材した茶話会で発表された話題の中で、特に印象に残ったものを取り上げていきます。

鵜沼第・各務・八木山:「認知症の方への対応のことで…」と切り出したら

鵜沼羽場町の民生委員・児童委員と務める栗木俊明さんは、8月1日に開かれた鵜沼第1・各務・八木山の茶話会に参加して、以前から気になっていたことを話題に出してみました。そこで、認知症に対する理解を深める活動をしている「NPO法人だいじょうぶ」の田辺桜子さんと出会い、「地域でも認知症への理解を深めよう」と意気投合。そのときのようすを聞きました。

認知症の方を地域で見守っていくことが大切

羽場町民生委員栗木さんの写真

栗木さん:民生委員・児童委員という立場は、地域の皆さんから相談があった場合、市の窓口や公的機関につなぐのが役割だと考えています。最近は、家族に認知症の方がおられる方から相談を受けることが多くなりました。私は今まで、市の高齢福祉課や地域の包括支援センターを紹介してきましたが、もっと何かできないかと思いました。認知症は、家族だけの問題ではなくて、地域で見守ることが大切だと思っているからです。
そのためには、ボランティアや民間のサービスなどを利用して、地域全体で認知症への理解を深めていきたいと考えました。茶話会で話をする中で、田辺さんと知り合うことができました。

気軽な気持ちで参加したら茶話会で、うれしい展開が!

NPO法人だいじょうぶの田辺さんの写真

田辺さん:私は、「茶話会に参加してみませんか」と言われ、軽い気持ちで参加しました。話のタネになればいいと思って、出張ゲーム「脳がよろこぶ3つのあ」のチラシを持っていきました。栗木さんから話があり、「認知症のことを話すいい機会」と思い、普段の活動のことやチラシのことを話しました。
認知症の症状は千差万別なので、その対応も一律ではありません。でも、大切なことは、私たち周囲の者や地域の方が「穏やかに関わる」ということです。
認知症への理解がないと、関わり方もわからず、避けてしまいがちになり、家族の方だけが孤立してしまいます。「NPO法人だいじょうぶ」は、そういった状況を解消していくために、認知症への理解を深める活動をしています。

認知症の理解を広めていくきっかけの場所として、茶話会を活用したい

栗木さんと田辺さんの笑顔の写真

栗木さん:せっかく田辺さんと出会うことができたので、鵜沼中地区民生委員・児童委員協議会で、認知症の理解が深まる研修ができたらいいなぁと思っています。
田辺さん:ありがとうございます。
鵜沼第1・各務・八木山の茶話会に参加する前に、那加二東部の茶話会にも参加して話をしました。どちらの茶話会でも、皆さんが熱心に聞いてくれたことがうれしかったです。ほかの茶話会からも参加の依頼を受けています。茶話会にはできるだけ参加して、認知症の理解を広めていく場所として、活用させてもらいたいです。

鵜沼第2・陵南:地区社協での取組を紹介したら、ほかの地区が検討を始めました!

昨年度から鵜二地区社協の会長を務める櫻井利章さんは、7月22日に行われた茶話会で、ボランタリーハウスを立ち上げる話をしました。改めてインタビューしたところ、ほかにも興味深い取組を話してくださいました。

9月25日に「ボランタリーハウス カフェ三ツ池」オープン

櫻井利章さんの写真

今年の4月ころから、ボランタリーハウスを立ち上げようと有志が集まりました。鵜二地区の各務原区には4つのボランタリーハウスがあります。三ツ池区は、「カフェ近隣」の1つのみ。地域の方からも「カフェ近隣は、自宅から離れているから近くに作ってほしい」という意見がありました。三ツ池区で、地域の皆さんの拠点となる施設は、第一公民館。交通の便に不安はありましたが、「まずはやってみよう」と動き出しました。
有志は、私が平成29年度に自治会長を務めた際、1年間一緒だった役員の皆さんや、昨年地区社協の会長となった縁でつながった、民生委員・児童委員やシニアクラブの皆さんです。
うれしかったのは、10人を超える有志が、「どうしたらうまく運営できるか」と、市内のボランタリーハウスを見学して、内容を練り上げてくれたことです。「カフェ近隣」が毎月決まった日に開催していることを参考にして、「カフェ三ツ池」も毎月25日に開催することにしました。
参加者の皆さんに楽しんでもらえるイベントも、ほかのボランタリーハウスの情報や市の出前講座、茶話会などで話をしながら、皆で考えました。9月14日に開催の練習をして、25日に本番を迎えます!

人と人とをつないでいくために心掛けていること

今回は、「ボランタリーハウスを立ち上げたい」と話を持ち掛けたところ、快く引き受けてくれる仲間がたくさんいました。今は、人のつながりが希薄と言われていますが、どんな地域でも熱い思いを持った人は必ずいます。今回は、そういった皆さんと早くつながることができたことも、ボランタリーハウスの立ち上げが実現に至った大きな要因だと思っています。
また、地区社協の会長となって2年目を迎えていますが、自治会長を務めていたときよりも、地域のことを広い視野で捉えられるようになりました。「地域のさまざまな団体とのネットワークを広げ、困っている人をサポートする」ことが、今の私の役割だと考えています。

「住民お互いさま活動」を紹介したら、陵南地区が検討を始めました!

「住民お互いさま活動」活動報告の写真

鵜二地区では、平成28年に全家庭にアンケートを「近所の方に手伝ってほしいこと」と「近所の方を手伝えること」について、アンケートをとりました。それを基に、ゴミ出しや簡単な草抜きなど、「手伝える人」ができる範囲で引き受ける「住民お互いさま活動」を始めました。
活動は28年度から始まりましたが、年に数件の依頼があるだけでした。せっかく始めた活動が、地域の方に知られていないことを残念に思い、30年度にチラシを新しくして、鵜二地区の全家庭に配布し、ボランタリーハウスやシニアクラブにも宣伝しました。すると、30年度は20件の依頼があり、「手伝える人」の登録も30人から50人に増加しました。
私も「手伝える人」として活動していますが、お宅に伺って依頼のあった作業を引き受けた後、「ほかに困っていることは?」と聞くと、「困っていること」がいろいろと出てきます。地域で、もっと助け合いができたらいいなと思っています。
鵜二地区の「住民お互いさま活動」を茶話会で発表したところ、陵南地区の方に関心を持ってもらいました。9月8日に、鵜二地区で活動の報告会を行います。翌週の15日には、陵南地区の方に活動の説明を行う予定です。多くの方が集まると聞いています。鵜二地区から始まった活動が、ほかの地域に展開され、助け合い・ささえあいの輪が広がっていくことをうれしく思います。

取材を終えて

「わがまち茶話会の特集を組んでほしい」と担当の高齢福祉課から依頼を受けたときには、恥ずかしながら、無知の状態でした。担当課から説明を受けた後、多くの茶話会を取材しました。茶話会ごとに、雰囲気や話される内容はさまざまですが、共通しているのは集まっている方の熱心な姿です。
わがまち茶話会の「おしゃべり」から、助け合い・ささえあいの「取組」が生まれていくには、多くの時間が必要だと思われます。しかし、確実に「地域の課題は地域で解決する」という気概を持った方がたくさんいます。今回は一部の地域しか紹介できませんが、「取組」という行動へ移している地域が生まれています。
この取材を通して、まずは地域の皆さんに茶話会の存在を知ってもらうとともに、茶話会に参加して「地域では、こんな取組をしています」という情報を、どんどん話してもらいたいと思います。各務原市に助け合い・ささえあいの輪を広げていく一助になることを願っています。

このページに関するお問い合わせ

広報課 広報係
電話:058-383-1900
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