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令和元年6月自然体験塾「タンポポと春の植物みっけ!」

ID番号 K29954更新日 令和元年6月1日

6月号では、各務野自然遺産の森で開催している自然体験塾のプログラムから、「タンポポと春の植物みっけ!」をレポートします。

自然体験塾「タンポポと春の植物みっけ!」

「タンポポと春の植物みっけ!」の写真

  • 講座名:「タンポポと春の植物みっけ!」
  • 開催日:4月20日(土曜日) 午前10時~正午
  • 場所:各務野自然遺産の森
  • 講師:森林文化アカデミー教授 柳沢 直
  • 対象:小学生の親子および大人

植物博士から直接学ぶ

講師の柳沢先生の写真

この講座は、足元の自然や外来種問題について目を向けてみようと、大阪を中心に西日本一帯で広く行われているタンポポの市民調査とも関連付けたプログラムです。春の身近な草花・タンポポを中心に、岐阜県立森林文化アカデミーの柳沢直教授に植物について教えてもらいました。岐阜県での調査に関わる柳沢先生は、とても気さくで、フットワークのよい植物学の博士です。
最初に、知っているようでよく知らない「タンポポ」について教えてもらいました。

  • 全部同じように見えるタンポポでも、もともと日本にある在来タンポポと外国から持ち込まれた外来タンポポとがあること
  • 外来のセイヨウタンポポは、「少年よ、大志を抱け!」で有名なクラーク博士が開校した札幌農学校(現北海道大学)が、最初に野菜として持ち込んだこと
  • おもな在来タンポポは、ほかの株の花粉がめしべに付くことで種ができるが、セイヨウタンポポは自分だけで種をつくることができ、また、季節を問わず花を咲かせること
  • ひとつに見えるタンポポの花は、実は100や200といった数多くの花が集まっていること

など、普段はなかなか聞くことができないタンポポの話に、参加者からは「なるほど」「へえー」という声が上がっていました。

いざ、フィールドへ!

いよいよ野外での観察です。外に出ると、すぐにヒメスミレの花が咲いているのを発見。さっそく、カタバミとヒメスミレの花の形を比較しました。「スミレは花粉を運ぶ虫の種類を選んでいる」と柳沢先生。カタバミはどこで切っても左右対称で、どんな虫でも寄ってくることができる形をしているのに対し、ヒメスミレはちょっと複雑な形。そのぶん花粉を運ぶ虫の種類は少なくなるけれど、それらは次も同じ種類の花に飛んでいく確率が高いので、花にとっては受粉の可能性が上がると教えてもらいました。

野外での観察のようすの写真

野外での観察のようすの写真

そのほか、カラスノエンドウ(ヤハズエンドウ)などマメ科の植物は、時期や部位にもよりますが、おいしいものが多い(注)ことなど、すぐ足元にある草花を題材とした興味深い話に、みなさん楽しそうに耳を傾けていました。

(注)中毒を起こすのもあるので、注意が必要です

タンポポの種類と背の高さとの関係は?

その後、駐車場に向かう道の街路樹の下と芝生、そして林の中を3班に分かれて、タンポポの種類(在来・外来)と背の高さを調べました。

タンポポについて調べているようすの写真

タンポポについて調べているようすの写真

「町中に住んでいて、ふだんは図鑑を見ているだけ」という参加者の小学生の男の子は、ものさしを持って一生懸命測ってくれました。
結果は、街路樹や芝生には在来タンポポと外来タンポポが混在し、林の中では在来タンポポしか見られませんでいた。木々が芽吹くと暗くなる林の中では、外来タンポポは住みにくいようです。男の子は「どうして外国のタンポポが林の中に住めないかわかったよ」と嬉しそうでした。このように、子どもが自然の中で自ら学んでいく姿は、主催者にとっても励みになりました。
この日のようすは、市民カメラマンのページでも紹介されています。
自然体験塾では、自分スタイルで楽しみながら、自然とふれあい、自然を学べるプログラムをたくさん用意しています。ぜひご参加ください。

7月のカルトピでは、川島ライフデザインセンターの前期長期講座から新メニュー「花かざり」をピックアップします。お楽しみに!

このページに関するお問い合わせ

いきいき楽習課
電話:058-383-1210
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。