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平成29年3月「結核予防」

ID番号 K18356更新日 平成29年3月1日

結核予防

結核は過去の病気?

「結核は昔流行していた病気で、感染したら、血を吐いて隔離されて助からない…」皆さんが思い浮かべる結核は、そんなイメージでしょうか。
平成27年に新たに見つかった結核患者は、全国で約18.280人います。1日約50人が新たに結核と診断され、5人が結核で亡くなっていることになります。多くの先進国が結核低まん延国であるのに対し、日本はいまだ中まん延国とされています。
結核は現代の病気です。では、なぜ過去の病気というイメージがあるのでしょうか。

結核は特に高齢者に多い

下のグラフを見て分かるとおり、日本では、1950年には、ほとんどの方が結核に感染していたと言われています。現在では、国の結核対策や治療の進歩により、結核菌に感染している人はかなり減っています。実際、皆さんの周りに、結核に感染したという人はあまりいないと思います。これが過去の病気というイメージの原因です。
しかし、過去に結核に感染した人は、現在も体の中に結核菌を持っています。グラフを見ても分かるとおり、高齢者は半数以上が過去に感染しているだろうと考えられています。

年齢別、既感染率の推計のグラフ
結核研究所ホームページより

感染と発病

結核の発病と感染は大きく違います。結核菌を体の中に吸い込んで結核に感染しても、インフルエンザとは違い、すぐに発病するわけではありません。感染から6カ月から2年の間に最も発病しやすいと言われていますが、多くの場合、結核菌は体の免疫力により封じ込められ休眠状態となり、発病しない状態になります。休眠状態の間は、人に感染させることはありません。しかし、体の中に菌がいなくなったわけではないため、免疫力の低下などにより再び結核菌が活動し、発病することがあります。高齢になると免疫力が低下するため、結核が大変流行していた時に感染した菌が活動を始め、感染から何十年もあとに発病するということもあります。よって、高齢者の結核の発病が多くなります。

早期発見が大切

咳をしているイラスト

結核を発病し進行すると、咳や痰といった呼吸器症状が出ます。されに進行すると咳のしぶきや痰に混ざって結核菌を体の外に出すようになります。そうなると、人に感染させたり、専門病院への入院が必要になったりします。結核を早期に発見できれば、人に感染する可能性が低くなり、外来通院での治療が可能になります。

早期発見・発病予防のために、以下のことに注意しましょう。

咳や痰、発熱などが2週間以上続く場合は、医療機関を受診しましょう。
  • 高齢者の場合は、呼吸器症状がはっきり出ないことも多いです。微熱、食欲がない、なんとなく元気がない状態が続くなど、体調の変化に注意しましょう
健診で胸部X線検査を受診しましょう

胸部X線のイラスト

  • 肺結核の発病は、胸部X線検査で確認します
  • 65歳以上の方は、毎年住民健診で胸部X線検査を受診しましょう
  • 住民健診や、職場健診などで胸部X線検査を受け、結果が要精密検査であった場合は、すぐに医療機関を受診しましょう
基本は食事・運動・規則正しい生活が大切です
  • 免疫力を維持するために、栄養バランスのよい食事、適度な運動、規則正しい生活を心掛けましょう

もし、発病したら…

くすりのイラスト

結核と診断され、治療を開始した場合、6カ月以上の長期間、複数の薬を飲む必要があります。結核の治療は、しっかりと薬を飲まないと、再発したり、その薬が効かなくなる「耐性菌」ができることがありますので、「決められた期間、複数の薬を、規則正しく飲む」ことが大切です。そのため、保健所や病院など、いろいろな人が薬を飲み忘れないためのお手伝いをします。

このページに関するお問い合わせ

健康管理課
電話:058-383-1115
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。