日ごろからの備え

ページ番号1001216  更新日 令和3年2月12日

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 災害は突然襲ってきます。災害を乗り越え、かけがえのないわが身と家族の命を守るために、家族全員で話し合うことから始めてください。日ごろの備えにより、わが身・家族の安全は大幅にアップします。

家庭での防災対策をしていますか

 平成24年6月に岐阜県が実施した「地震・防災に関するアンケート調査」では、家庭で行う地震対策について「特に何もしていない」と回答した人は12.5%にのぼりました。
 また、大規模地震について備えを行っている主なことは、「携帯ラジオ、懐中電灯、医薬品などを準備している」が72.9%と一番多く、次いで「食料・飲料水を備蓄している」53.8%でした。また家具の大部分または一部分を固定している家庭は58.7%となっています。

「家族防災カード」を作りましょう!

 「家族防災カード」とは、緊急時に必要な情報(氏名や血液型、自宅の電話番号など)のほかに、災害時に家族で集まる「家族集合場所」など、家族で話し合って記入する項目が設けられています。カードの作成をきっかけに、家族で災害への対策などについて話し合ってみましょう。

災害の際の役割分担などを話し合いましょう

 いざというとき、家族の行動がバラバラでは被害を最小限に抑えることはできません。月に一度は家族防災会議を開き、みんなで地震、風水害の際の役割分担などについて確認しておきましょう。

家族防災会議で議題にしたいテーマ

  1. 家族一人ひとりの役割分担
    ・日常の予防対策上の役割と地震発生時の役割の両方を決めておく。
    ・高齢者、乳幼児などがいる家庭は、だれが支援するかなども話し合う。
  2. 家屋の危険箇所をチェック
    ・家の内外をチェックして危険箇所を確認し合う。
    ・放置できない場所は、修理や補修についても話し合う。
  3. 家具の安全な配置と転倒防止対策
    ・家の中の安全なスペースを確保するため、家具の配置換えや転倒・落下を防ぐ方法を考える。
    ・いつ、だれがその作業を行うかなどを決める。
  4. 非常持出品のチェックと入れ替え
    ・家族構成を考えながら必要な品がそろっているかをチェックする。
    ・定期的に保存状態や使用期限を点検し、新しいものと取り替える。
  5. 災害時の連絡方法や避難場所の確認
    ・家族が離ればなれになったときの連絡方法や避難場所を確認する。
    ・避難経路の危険箇所をみんなで下見をしておく。

「帰宅困難者」にならないために

 帰宅困難者とは、災害発生時に公共交通機関などが停止し、自宅へ帰宅することができなくなる人々のことを言います。東海地震の強化地域に指定されている名古屋市では、警戒宣言が発令されると、市内の帰宅困難者は数十万規模になると予測されています。

  • 帰宅経路を考える
    徒歩による帰宅ルートを平常時に確認しておく。
  • 家族の安否確認
    家族との連絡先を事前に決めておく。また、災害用伝言ダイヤル(171)や携帯電話の災害用伝言板サービスを活用する。
  • 帰宅グッズを備える
    職場などにスニーカーや携帯ラジオ、地図、懐中電灯、手袋、携帯用食料など備えておく。

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