竜巻注意情報

ページ番号1001227  更新日 令和3年2月12日

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竜巻とは

 最近、全国で「竜巻」による被害が多く発生しています。
 「竜巻」とは、発達した積乱雲に伴う強い上昇気流によって発生する激しい渦巻のことをいいます。また、積乱雲による突風には、竜巻とは別に、発達した積乱雲に伴う強い下降気流が地表にぶつかって発生する「ダウンバースト」や、積乱雲の下で形成された冷たい空気が周囲の暖かい空気に向かって流れ出すことにより発生する「ガストフロント」があります。

岐阜県における竜巻などの発生状況について

 平成3年以降、岐阜県では、竜巻やダウンバーストなどの激しい突風による被害は24回発生しており、月別に見ると7月と8月に集中しています。

竜巻注意情報について

 気象庁では、「竜巻のもと」となるような積乱雲の雲の中の数の渦を監視しています。また、上空の風や気温などの分布から、大気の状態が積乱雲の発達しやすい状況にあるか解析しています。
 竜巻やダウンバースト等の突風が発生しやすい状態にあると判断された場合には、「竜巻注意情報」が発表されます。
 発表対象は、原則として県単位です。(有効期間は発表後約1時間です。解除情報の発表はありませんのでご注意ください。)

竜巻から身を守るために

 竜巻やダウンバースト等の突風は、発達した積乱雲に伴って発生する現象なので、竜巻注意情報だけではなく、雷注意報の発表状況の確認も重要です。
 発達した積乱雲の接近に警戒してください。以下のような現象に注意してください。

  • 真っ黒な雷が近づいて周囲が急に暗くなる。
  • 雷鳴が聞こえる。雷光が見える。
  • ヒヤッとした冷たい風が吹き出す。
  • 大粒の雨やひょうが降り出す。

 竜巻が間近に迫ったら、頑丈な建物の中に逃げ込むなど身を守るための行動をすぐとるようにしてください。

備考

 気象庁リーフレット「竜巻から身を守る(竜巻注意情報)」(気象庁のウェブサイト)も、ご覧ください。

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