11月

ページ番号1006366  更新日 令和3年2月12日

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ご提案|令和元年度都市計画税剰余金の取り扱いなどについて

 コロナ禍のなか、来年度の市税が約30億円減収になるという。今年度の財政運営に何かと腐心されていると推察します。そこで令和元年度都市計画税剰余金の取り扱いについて、提案します。
(1)令和元年度から令和2年度に繰越された都市計画税は375,666千円で、令和2年度以降に実施される、都市計画法に基づいて行う都市計画事業または土地区画整理法に基づいて行う土地区画整理事業(以下「都市計画事業等」という)に充当しなければならない。都市計画税は目的税であり、充当先は都市計画事業などに限定されているので当然である。令和2年度各務原市予算の概要(別冊)《都市計画税の使途》によれば、都市計画税が充当できる経費が税収を上回る見込みである。年度末に都市計画税充当可能額を見極めたうえで、元年度剰余金375,666千円の一部を充当することを提案します。都市計画税が充当できるのに、その他の一般財源で補填するのは適切な財政運営とは言えない。厳しい財政状況が続くと予測されるなか、的確かつ丁寧な財政運営を望みます。
(2)都市計画事業に元年度剰余金375,666千円の一部を充当した残余は、現状では学校施設整備基金に積み立てるしか方策がありません。今後も都市計画税に剰余金が出たり出なかったりすると思われることや年内に各務原都市計画学校が決定されることから、剰余金の受け皿として学校施設整備基金ではなく、学校整備も含めた都市計画事業等全般に充当できる基金を創設し、都市計画税が不足する時に直ちに取り崩す年度間の財源調整を行い、都市計画税の目的により資することができるようにすることを提案します。
(令和2年11月2日受付 足立 全規さん)

回答|このたびは、地方公共団体の行財政運営に関して、実務面も含めて貴重なご提案をいただきありがとうございます。いただいたご提案につきまして、次のとおり回答いたします。
(1)都市計画税の剰余金は学校施設整備基金にしっかりと積み立てることとしており、その方針のもと市議会でも学校施設整備基金創設への議決をいただいております。
(2)ご提案のような基金を創設する条例案は、議会において否決されたと承知しております。
(担当:財政課 電話:058-383-1132)

ご提案|稲羽地区の不便さについて

 稲羽地区に80才を越える両親が住んでおります。
 困っていることが2つあります。
 一つは、子ども(私)は岐阜市在住ですが車に乗れず、親の所へ行く時は、ふれあいバスを利用しても本数が少なく大変不便です。
 逆に稲羽地区に住むという事は、車が必須で免許証返納を説得することがとても難しいです。
 今まで自家用車に乗っていた人間がふれあいバスを利用したいと思うぐらいの本数にしていただきたいです。今まで車検に掛かっていた費用より安い協力金を出してもらうとか、何かよい方法は無いのでしょうか?決して大きなバスではなくてよいと思うので、出掛けたいと思った時に直ぐに出掛けられるぐらいの本数が欲しいです。
 もう一つ困る事は日々の買い物です。
 まだ買い物支援を受けるほどでは無いです。ネットは使えません。
 イオンへは、ちょっとしたものでも自家用車で5~10分で、買いに行けますが、年寄りが歩くと30分ぐらいでしょうか?とても無理です。日々の生活をどうするのか現実は困ったことになってきました。
以前は、小さな店もありましたが、もちろん今はありません。コンビニすら年寄りが歩いて行ける距離にはありません。
 そこで、週に数回でよいのでイオンの協力を得て移動販売などを、していただけたらありがたいです。
 自分での買い物は、高齢者の自立にも繋がると思います。高齢者が便利であれば、若者にも便利になり稲羽地区も、少しは住みやすくなるのではないでしょうか?
(令和2年11月4日受付)

回答|このたびは、市長へのご提案をいただきありがとうございます。
 ふれあいバスに関しては、市内各地域での意見交換の場や実態調査などを行い、適宜、よりご利用いただきやすいよう改正・改善に取り組んでおります。稲羽地区を運行する稲羽線においては、令和元年10月に午前中の運行便を拡充し、通院や買い物など、日常生活の足の拡充を図ったところです。
 また、ふれあいバスは、買い物の足としての利便性を高めるため、路線ごとに大型商業施設へ接続(乗り入れ)するよう運行ルートを設定しております。稲羽線に関しては、「アピタ・カーマホームセンター」停留所にて、同店舗の駐車場内まで乗り入れを行っております。
 ふれあいバスの増便には運転手不足などの課題がありますが、今後とも常に市民や利用者のニーズに合うよう、ダイヤ・路線のリニューアルなどを随時検討してまいります。
 このふれあいバスの運行のほか、市では、「住民主体の地域の高齢者等移動支援事業」を行っています。高齢者の介護予防教室に通うことが要件の一つになりますが、自治会などの地域主体がタクシー事業者と契約し、地域主体が負担する運行経費の一部を市が補助するもので、地域が主体となり高齢者の移動手段を確保する取り組みを支援しています。
 また、市では、市民、自治会、NPO、民間企業など既存の組織や取り組みを活用しながら、新たな住民主体の取り組みの創出、地域関係のつながりづくり、地域の支援ニーズと取り組みのマッチングなどのコーディネート業務を行う「生活支援コーディネーター」を配置し、地域における日常生活のささえ合い活動を推進しています。
 生活支援コーディネーターも参加する、地域の皆さんが気軽におしゃべりをしながら情報交換や新たなつながりを作る場「わがまち茶話会」も定期的に開催しております。ご提案の移動販売につきましては、地域のニーズとして、その総意により実現につながった事例もあるように、地域で連携していただくことも重要であると考えております。
 このような地域との連携の取り組みも通しながら、課題の解決に努めてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
(担当:ふれあいバスに関すること 公共交通政策室 電話:058-383-9912
 住民主体の地域の高齢者等移動支援事業・生活支援コーディネータ―・
 わがまち茶話会に関すること 高齢福祉課 電話:058-383-2124) 

ご提案|「挨拶運動」の推進について

 近頃、人と人との繋がりが希薄になり、近隣の人との挨拶が少なくなった。
 子ども達は学校内で、「挨拶をしましょう」と標語を掲げて活動されていますが、地域の人との挨拶がなかなか出来ていません。
 この活動は、大人も、子どもも、他市から来た人も、外国人でも、知らない人でも何処でも、「おはようございます」「こんにちは」の簡単な挨拶を交わしあう運動。
「人とのつながり」、「地域とのつながり」がまちづくりの活性化に大切であります。
(挨拶推進活動の骨子)
1.各務原市が全市を挙げて学校・企業・各種団体が一体となって活動を推進する。
2.防災無線を使って毎朝8時に「おはようございます」のメッセージを流す。
 ・毎朝8時の時報として流す
 ・挨拶者は月曜日から日曜日ごとに日変わる
 ・挨拶・メッセージは各個人の自由とする
 ・外国人は母国語でもOK
3.広報紙を使って毎回、挨拶運動の活動状況をPRする
 ・市民からの感想や意見などを載せる
 ・各町&団体の活動状況報告を載せる
 ・無線でメッセージを言う人を募集(半月ごとに代わる)
 ・次月のメッセージを担当する人の名前を掲載する
(令和2年11月9日受付 小島 浩嗣さん)

回答|このたびは、挨拶運動のご提案をいただきありがとうございます。
 「挨拶」は、人間関係を築くうえで、欠かすことの出来ないものであり、市内でも多くの機会で挨拶の大切さを広げています。
 例えば、各務原市青少年育成市民会議では、「創りあげよう「語らい」と「ふれあい」のある美しいまちを」をスローガンに、各種団体や学校、家庭と連携を図りながら地域の伝統を活かした活動を展開しています。重点事業の一つである「通学路見まもり隊」の活動では、児童生徒を不審者から守り、地域での関わりを深めることを目的として、挨拶を中心に見まもり隊の方々が毎日、児童との交流を深めています。子どもたちの中には、恥ずかしさや知らない人への緊張などからうまく挨拶ができないこともありますが、どの子にも大人から優しくあいさつをし、温かい目で見守ることも大切だと思っております。
 各小中学校においても、「挨拶運動」は児童会や生徒会を中心として力を入れて取り組んでいる活動の一つです。今年度は、新型コロナウイルス感染症予防にも努めながらの活動とはなりますが、多くの学校で、毎朝、登校時に挨拶ボランティアの児童生徒が校門前に並び元気な挨拶を交わしていたり、目と目を合わせて相手に届くようにしようと声をかけ合ったりしています。
 また、校内だけでなく、地域に広げ、いつでも、誰にでも自分から進んで挨拶ができるようにと校区の小中学校合同で挨拶運動が行われたり、PTAと連携して挨拶運動が行われたりする学校もあります。
広報紙では、挨拶に関する啓発記事や各小中学校の挨拶に関する取り組みなどを掲載し、挨拶の大切さについて周知しています。
 「挨拶」は、家庭でも地域でも生活習慣の基本であり、人間関係づくりの上でも大切なコミュニケーションだと捉えております。学校、地域、家庭が一体となって、挨拶の大切さを伝えていくと同時に、身近な大人が手本となって、挨拶を元気に行っている姿を実際に見せることが一番ではないかと思います。今後も家庭・地域・学校が連携し、挨拶の重要性を広め、ご提案いただきましたように「人とのつながり」「地域とのつながり」を大切にしながら、引き続き、挨拶運動に取り組んでまいります。
 なお、ご提案の挨拶運動に防災無線を使用することにつきましては、本市の「防災行政無線の使用目的」が防災行政事務に関する事項に限られていること、また、毎朝放送を行うとなりますと、当然ながら放送回数が相当数増加することとなり、例えば夜勤などで日中お休みになってみえる方や、小さなお子様がいるご家庭などでは騒音と感じられる場合もあり、市民の皆様の生活に与える影響を検討いたしますと、総合的に判断して実施が困難であると考えております。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
(担当:青少年育成市民会議に関すること 青少年教育課 電話:058-383-1484
 小中学校に関すること 学校教育課 電話:058-383-1118
 防災無線に関すること 防災対策課 電話:058-383-1190) 

ご提案|各務山開発計画について

 開発が悪い事だとは思いません。人口、税収を上げる事は市の発展に必要だと思います。
 ただ、開発内容が時代と期待される将来像に合いません。
 リモート化が進む中、企業のサテライトオフィスやシリコンバレー的な街づくりであれば、安全であり、市民の受け入れられる住人の呼び込みに繋がります。
 工業系は外国人増、低所得者層増のイメージが強く、不景気時の治安も疑問となります。交通量増による安全対策はどれだけ考えても不安は残ります。また団地内の企業税収しか期待出来ず市の活性化には繋がりません。
 もう少し市民に結論の押し付けでなく、提案のバリエーションをいくつか用意して調和優先でよいのではないでしょうか。コロナ禍で工業化を急ぐ必要性を感じません。
(令和2年11月17日受付)

回答|このたびは、市長への提案をいただきありがとうございます。
 各務山地区は、市の都市計画の総合的な指針を示す各務原市都市計画マスタープランにおいて「工業系をはじめとした有効な土地利用を積極的に検討する地区」と位置づけられています。
 都市計画マスタープランは、地区別意見交換会やパブリックコメントによって市民の方の意見を踏まえながら、学識経験者など多様な関係者で構成された策定委員会を置いて検討を進めて策定されたものです。
 これに基づき市は各務山地区基本構想および基本設計によって整備の具体案を示し、現在は各務原市土地開発公社の事業として各務山の西側区域の一部の開発が行われているところです。
 また、コロナ禍の状況下においても、先を見据えて工場用地を求める企業からの問い合わせがあり、今後、各務原市土地開発公社において企業募集が進められる予定となっております。
 新たな企業の進出や市内企業の拡充などが、雇用創出や雇用環境の改善、周辺事業の発達など、各務原市の地域経済の活性化に繋がることを期待しています。
(担当:産業政策室 電話:058-383-1697、土地活用推進室 電話:058-383-7254) 

ご提案|図書館の利用制限について

 市の図書館および分館では、(11月20日現在)、滞在時間制限(1時間OR30分以内)が課せられています(なぜかホームページには記載されていませんが)。
 このため、じっくりとした本探しや調べものがし辛いです(平日の場合館内は閑古鳥が鳴いている状況です。民間企業なら倒産しているのでは)。
 図書館としては、日本図書館協会のコロナ対応ガイドラインに則しての対応と思われますが、3密状態でもなく、おしゃべりも原則禁止の図書館で、このような対応にコロナ感染阻止の有効性はあるのでしょうか(図書館がクラスター源となった事例も、自分が知る限りではありません)。
 通勤ラッシュが問題とされず、映画やスポーツ、コンサートなどの制限も現時点で緩和されている状況で、何かお役所仕事的だなと感じてしまいます(また、図書館の存在意義も問われると思います)。
 本などへのウイルス付着の対応については、館内に手指消毒液を複数設け、来館者にこまめに消毒してもらうといった対応でどうでしょうか。
 岐阜県や愛知県の他の図書館では、具体的な時間制限は設けていないところもあります(犬山図書館、小牧図書館、関市図書館など)。
 図書館の自主独立性は尊重すべきですが、一方税金で運営されている開かれた公共施設でもありますので、市でも制限について検証、見直しなどの検討をお願いします。
 なお、今後更なるコロナ感染拡大が予測されますが、安易な緊急事態宣言や施設閉鎖は問題があると思います。ウイルスがなくならない以上、繰り返しになるに過ぎないと思われますので。
(令和2年11月26日受付)

回答|このたびは、市長への提案をいただきありがとうございます。また、平素は図書館をご利用いただきありがとうございます。
 現在、中央図書館および分館では、施設を安全安心にご利用いただけるよう、手指の消毒や連絡先の記入をお願いするとともに、館内の3密を避けるため、入館人数および滞在時間について制限を設けさせていただいております。
 不特定多数の長期滞在を回避することで、利用者の皆様への感染リスクを下げる為の対策ではありますが、館内の混雑状況などをみながら臨機応変に対応してまいります。
 何卒ご理解とご協力をお願いいたします。
(担当:中央図書館 電話:058-383-1122)

このページに関するお問い合わせ

まちづくり推進課
電話:058-383-1884
まちづくり推進課 生活相談係へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。