ふるさと歴史発見

ページ番号1013161  更新日 令和5年11月10日

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各務原に人が住み始めたのは、まだ文字もない約2万年前のこと。木曽川が流れ、古代から大きな街道が通っていた各務原には、とてもたくさんの文化財や史跡が残っています。
こうした各務原の豊かな歴史に触れ、知ってもらうことで、ふるさとへの愛着や誇りを持ってもらおうと、体験活動を中心とした各種ワークショップを開催しています。

これまでに開催した講座

歌舞伎化粧体験

隈取の化粧をする児童の写真

国の文化財「村国座」がある各務おがせ町では、毎年秋に「村国座子供歌舞伎」が上演されています。
小中学生の親子を対象に、歌舞伎や村国座について知ってもらいたいと開催しているのが「歌舞伎化粧体験」講座です。
地元で活躍する顔師(歌舞伎の化粧をする職人)から歌舞伎の化粧「隈取(くまどり)」について学びながら、歌舞伎化粧に挑戦します。また、村国座や見学や歌舞伎衣装の着付など、さまざまな体験も行います。

縄文時代のくらし体験

炉畑遺跡で木の弓を引く子どもたちの写真

鵜沼三ツ池町にある炉畑遺跡は、約4300年前の縄文時代を中心とする遺跡です。
この炉畑遺跡や当時の各務原について知ってもらうため、小中学生を対象に、縄文時代の衣食住を体験する講座を開催しました。
講座では、竪穴住居の葺き替えのほか、火起こしや木の弓矢を使った狩猟体験、石器での調理など、遺跡の中で当時の暮らしを実際に体験しました。

オオサンショウウオ調査隊

オオサンショウウオを見学する児童の写真

各務原市の南を流れる木曽川には、世界最大の両生類「オオサンショウウオ」が生息しています。
この講座は、国の特別天然記念物にも指定されているこのオオサンショウウオに触れ、その実態や保護活動などについて学んでもらおうと企画されました。
岐阜高校・大垣北高校などの協力のもと、親子でオオサンショウウオの調査活動に参加。実際にオオサンショウウオに触れながら、生態や外来種との交雑の問題などさまざまなことを学びました。

文化財・萬松園と貞照寺の親子見学会

貞照寺を見学する親子の写真

日本初の近代女優として知られる川上貞奴は、昭和の初め、現在の鵜沼宝積寺町に自らの菩提寺である貞照寺と、その参詣のための別荘・萬松園を建てました。
現在、萬松園は国の重要文化財、貞照寺は国の登録有形文化財となっており、この郷土の貴重な建造物に触れてもらいたいと開催したのが本講座です。
講座では親子で貞奴について学んだあと、貞奴の美意識と徹底したこだわりが詰まった建物を、ガイドの案内のもとじっくり見学しました。

令和5年度に開催した講座

講座名
オオサンショウウオ調査隊2023
期日
令和5年11月5日
対象
市内小・中学生の親子
内容
日本固有の特別天然記念物「オオサンショウウオ」。大きい個体では1.5メートルにもなる世界最大の両生類が、実は各務原市にも生息しています。
この講座は今回で2回目。県内高校の調査に同行して、オオサンショウウオの生態や保護活動などについて学びました。
備考
 

オオサンショウウオを採捕する写真

このページに関するお問い合わせ

文化財課
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