本庁舎の耐震診断結果について

ページ番号1005806  更新日 令和3年3月9日

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本庁舎の耐震診断の実施

 各務原市本庁舎は、昭和48年に竣工した建物で、昭和56年以前の古い耐震基準で設計・建設されています。市では、建物の安全性を確認するため、本庁舎の耐震診断を平成25年度に実施しました。

耐震性基準

Is値とは

 建物の地震に対する強さ(耐震性能)を表す指標で、数値が大きいほど耐震性が高くなります。
一般的にはIs値が0.6の建物は、昭和56年からの新耐震基準と同等の耐力を有するとされ、震度6強~7程度の規模の大地震発生時に安全であるとされています
 なお、官庁施設は用途などの種類ごとに耐震安全性の目標値Is値が定められています。例として、災害時に拠点となる庁舎のIs値は0.9以上が必要とされています。

Is値の目安

 0.3未満 倒壊または崩壊する危険性が高い
 0.3以上0.6未満 倒壊または崩壊する危険性がある
 0.6以上 倒壊または崩壊する危険性が低い

CTU・SD値とは

 地震による水平方向の力に対し、それに対応する建物の強さを表す数値で、値が高いほど地震に強い建物とされています。Is値が高い場合でも、この値が0.3未満の場合は、倒壊の危険性があるとされています。

耐震診断結果

診断結果

 本庁舎の耐震診断結果は次のとおりです。

東西方向
Is値 CTU・SD値
6 0.50 0.51
5 0.65 0.66
4 0.40 0.41
3 0.39 0.40
2 0.36 0.37
1 0.34 0.34
B1 0.44 0.45
南北方向
Is値 CTU・SD値
6 0.63 0.64
5 0.52 0.53
4 0.46 0.47
3 0.40 0.40
2 0.37 0.37
1 0.28 0.29
B1 0.40 0.41

まとめ

 東西方向および南北方法ともに、一部の階を除き、Is値0.6を下回っており、中でも1階の南北方向では、Is値が0.28であり、倒壊の危険性が高いとされる0.3を下回っているという結果となりました。
 また、1階の南北方向のCTU・SD値が0.29となっており、目安の0.3を下回っています。

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