集水桝の耐荷重不足について

集水桝の耐荷重不足について

概要

令和2年度の排水路築造工事で、那加桜町、那加門前町に集水桝(8カ所)を築造した。これらの集水桝について、令和5年度の会計検査で、作用荷重に自動車荷重が考慮されていないおそれがあるとして、構造計算を行うよう指示があり、令和6年4月25日・26日の会計検査において、構造的な不備(耐荷重不足)が指摘された。なお、これまでに、集水桝の破損やそれに伴う事故(被害)の報告はない。

経緯

• 令和元年6月28日～令和元年10月31日 排水路にかかる測量設計業務委託
• 令和2年9月10日～令和3年5月31日 排水路築造工事
• 令和5年10月16日～20日 会計検査(書類、現地検査)を受検 その後、集水桝について、構造計算を行うよう指示があった
• 令和6年4月25日～26日 追加会計検査(書類、現地検査)を受検 集水桝8カ所の構造的な不備を指摘された

原因

　設計した集水桝の作用荷重に自動車荷重を考慮していなかったため。

今後の対応

　現在、8カ所の集水桝について、補強工事の工法を検討している。それが決まり次第、速やかに施工する。
　また、5月7日～20日に、市内集水桝の一斉点検を行い、同様の集水桝が他にないか確認する。