木曽川景観基本計画

ページ番号1008226  更新日 令和3年2月12日

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木曽川景観基本計画

木曽川景観とは

長野県を源流とし、岐阜県と愛知県を流れる木曽川には多くの景勝地が見られます。中でも、可児市今渡から坂祝町を経て各務原市鵜沼地区と対岸の犬山市に至る約11キロメートルの木曽川中流域は、日本ラインと称される美しい河川景観が広がる地域です。
大正時代以降、木曽川の景勝地はその美しさが多くの人々に知られるようになり、昭和6年(1931)にその保護を目的として、河川およびその沿岸の地域が国名勝に指定されました。河川景観を指定した名勝は、「木曽川」が唯一のものです。
「木曽川景観」とは、木曽川と周辺地域における雄大な自然環境、歴史や文化など県や市といった境界で区切られることのない、木曽川沿岸の地域が連携して守り育てる景観です。 

策定の目的

木曽川中流域の景観の写真

木曽川中流域は岐阜県と愛知県の県境に位置しています。
当地区には、国宝犬山城や鵜沼城址などの歴史資源や「日本ライン」の奇岩が形成する渓谷や周囲の緑豊かな山並みなどの自然が織りなす雄大な木曽川景観が見られます。
こうした木曽川景観を後世に継承するため、犬山市と各務原市の両市が一体となって「木曽川景観基本計画」に基づく景観施策を展開していきます。

木曽川景観基本計画区域

計画の対象区域は、「名勝木曽川」「飛騨木曽川国定公園」に指定されている日本ライン沿岸域とし、その中の代表的な地区として犬山・各務原対岸域において木曽川景観基本計画を策定しています。

位置付け

木曽川景観基本計画は、木曽川景観協議会が策定する計画です。
計画の内容は、両市が取り組んできた景観条例や景観計画と整合を図ると共に、木曽川景観形成の基本的考え方として、長期的な視野で実現を目指すものです。

木曽川景観基本計画と犬山市、各務原市の景観条例、景観景観の関係図

連絡調整会議

平成25年11月に、各務原市と犬山市の間の連絡調整を図るため連絡調整会議を設置しました。
木曽川景観基本計画区域のうち、木曽川沿いの道路から対岸を見渡して見える範囲における届出行為(建物の新築など)を対象とし、両市の担当部局で協議を行います。

協議結果

協議した結果、景観上の要請が必要となった場合は当該行為者に対し、必要な要請を行います。
協議結果については直近の木曽川景観協議会において報告することになっています。

このページに関するお問い合わせ

都市計画課
電話:058-383-1983
都市計画課 計画係へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。