「第31回各務原市高校生美術展」入賞者一覧

ページ番号1013581  更新日 令和4年4月1日

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応募点数は229点でした。最優秀賞、優秀賞、奨励賞の受賞者は次の皆さんです(敬称略)。

平面の部

平面の部

【総評】 応募点数は少なかったが、版画やデジタルワークなど表現の幅が広く、自分の中にある世界観をなんとか表現しようとした作品が多くみられた。コロナ禍で制作時間が制限される中、作品をつくり上げようとした気持ちに対して大きな拍手を贈りたい。

最優秀賞:「自由の世界」寺崎琉斗(各務原特支2)
【選評】ランダムに仕切られた枠組みの中に国旗を彷彿とさせる模様や、さまざまな幾何学模様が隙間無く描かれ、鮮やかな色彩も相まって、見る者の足を止める力を感じた。作者がこの作品に、のめり込んで描く姿が思い起こされ、魅力ある作品に仕上がっていると思う。

優秀賞:仙石夏菜(岐阜各務野3)

立体の部

立体の作品

【総評】素材は石膏や彫刻、布と多様で、それぞれの素材の良さを活かした楽しい表現である。コンセプトと発想が作品の中に込められており、今後の制作を期待したい。

最優秀賞:「No finish !」駒村秋月(各務原西3)
【選評】題名からも現代の社会問題を意識し考察する姿が思い浮かぶ。海洋資源の問題をまな板にのったマグロで少しユーモラスかつ個性的に表現している。

奨励賞:長瀬あかり(岐阜盲2)

書の部

書の作品

【総評】今年はオンライン学習期間が長期に及んだためか、出品点数が例年より減少した。しかし、先生の指導が受けられる時間が少ない中でもよく書き込まれた作品が散見され、高校生の書に対する熱意を感じた。また、今回初めて画像による一次審査を行ったが、粘り強く書と向き合う姿勢がどの作品からも伝わり、選考に苦慮した審査会だった。

最優秀賞:「臨 中務集」新井杏奈(岐阜2)
【選評】新型コロナウイルスが猛威をふるい、部活動禁止の状態の中での作品制作となり、先生の指導を受ける機会も少なかったと思われる。そんな中で新井さんの書いた仮名の臨書は筆致が安定しており、レベルの高い仕上がりで感心した。今後の作品制作を楽しみにしている。

優秀賞:伊藤静香(岐阜各務野1)、武藤寿波(岐阜2)、橋爪汐莉(加納3)、黒川莉菜(武義3)

奨励賞:井上莉那(各務原3)、出口愛莉(各務原西2)、宮下和奏(岐阜各務野3)、長尾和華(同)、山下夢歩(岐阜2)、渡邊愛(同1)、安田百花(同)、島邊日菜子(聖マリア2)

写真の部

写真の作品

【総評】昨年度よりも光を意識した作品やストーリー性のある作品が多くなり、全体のレベルが向上した印象である。特に上位入賞作品はこの2つを兼ね揃えた作品である。来年度は、高校時代しか撮ることのできない、若い感性が溢れる作品がもっと増えることを期待したい。

最優秀賞:「5カ月のフィナーレ」岸田真依(岐阜1)
【選評】5カ月もの間、練習を重ねてきた舞台が、いよいよフィナーレを迎えようとしている。スポットライトの強い光によるシルエットが人物のエッジを際立たせる一方で、衣装を通過する柔らかい光との絶妙なハーモニーが秀逸な作品である。

優秀賞:加納大輝(加納2)、山田彩乃(東濃実業2)、若原春菜(同)

奨励賞:吉村真桜(岐阜1)、渡邉柚衣(同)、岩田愛音(岐阜農林2)、日下部花(東濃実業2)、小林凛(同1)

第31回各務原市高校生美術展

期間

11月20日(土曜日)~23日(火曜日)
午前10時~午後7時
最終日23日は午後5時まで

場所

各務原特別支援学校 屋内アリーナ

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