令和4年度交付事業取材レポート

ページ番号1014447  更新日 令和5年1月19日

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取材レポートでは、各務原市まちづくり活動助成金 令和4年度交付事業の活動の様子を紹介しています。(レポートの内容は、事務局の取材や団体からのヒアリングなどをもとに作成します。)

令和4年度各務原市まちづくり活動助成金 取材レポートNO.4

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子どものボランティア参加促進事業(キッズボランティア リトルハンド)

清掃ボランティアの様子

1月8日(日曜日)午後1時~2時、鵜沼南町河川敷公園において、キッズボランティア リトルハンドの主催で清掃ボランティアが実施され、小中学生11人・スタッフ2人が参加しました。
参加者は、軍手をはめてトングを握り、ポイ捨てされた煙草の吸い殻やペットボトル、風に飛ばされてきたお菓子の袋など、収集袋3袋分のゴミを回収しました。子どもたちは、用水路の中や、草が生い茂った法面など、一見見落としてしまいそうな場所にあるゴミも積極的に回収。スタッフは、「道路の脇はゴミが多いね。」「ポイ捨てすると、こうして残ってしまうね。」などの声を掛け、気付きを促していました。
代表の松田さんは、「本当は柵を越えてギリギリのところまで綺麗にできたらいいと思うので、ゴミを見てしまった以上、放置するのは子どもたちも私たちも悔しい。けれど、大人でないとできない場所もあるので、子どもたちのこうした頑張りを見て、自分も、と思ってくれる大人が出てきてもらえたら嬉しいです。」「見守り体制を整えながら徐々に大きな輪にしていこうと思いました。」と話されました。
 

ミニSLによる三世代交流再開事業(ミニSL各務原)

メンテナンス作業の様子

12月18日(日曜日)午後1時~3時、神置町の倉庫において、ミニSL線路のメンテナンス作業が行われました。
参加したのは、ミニSL各務原のスタッフ6人。ミニSL全長240mにおよぶ、およそ120本のレールを、1本1本メンテナンスしました。
スタッフは、レールのヤスリ掛けをしたあと、ブロワーで砂や誇りを取り除き、アセトンで汚れを落とし、最後にネジ穴の調整の流れで、分担して黙々と作業を行いました。1回ミニSLを運行すると、線路には大きな負担がかかるため、左右のレールを入れ替えるなど、修繕作業やメンテナンスが欠かせないとのことです。
今年度から団体に加入したメンバーは、「毎年の恒例行事と聞いていますが、参加するのは初めて。教えていただきながら、できることを担当させていただいています。」と話されました。
団体では、「メンテナンスには技術を持つ人が多く必要。」として、機械などに興味を持つ有志メンバーを随時募集しています。
 

地域文化芸術レガシーの承継と新たなる挑戦:村国座・皆楽座を活用した第1回貞奴芸術祭の開催事業(創作オペラ「貞奴」 プロジェクト)

第1回貞奴芸術祭~紅葉編~の様子

11月27日(日曜日)午後1時半~4時、村国座において、「第1回貞奴芸術祭~紅葉編~」が開催されました。2階の桟敷も含め満席となる、およそ150人が来場しました。駐車場の案内や会場設営、来場者受付などには、地域住民である各務西町中組の歌舞伎保存会の皆さんが協力されました。
第1部は、オペラ貞奴GALAコンサートとして、過去2作品の代表曲である11曲を披露。
第2部は、貞奴が生きた時代と同じ1870年代にフランスパリで初演されたオペラ「カルメン」から、代表的な5曲を披露。堅苦しさを感じさせないコミカルな解説から始まる迫力の舞台に、来場者も自然に引き込まれていました。
来場者からは、「村国座は一般的なホールに比べて観客席が出演者に近く、とても迫力を感じました。」「とても分かりやすかった。オペラを少し身近に感じました。」という声がありました。
創作オペラ「貞奴」プロジェクト代表の金光さんは、「貞奴さんをキーワードに、多くの方たちが活躍できる場を、これから先も創っていけたら。」と話されていました。
 

マルシェによる子どもたちの成功体験応援事業(NPO法人for your smile)

マルシェの様子

11月26日(土曜日)午後3時~9時、産業文化センター2階第3会議室においてマルシェ準備が行われ、参加者の小中学生32人と保護者らが翌日のマルシェに向けて出店ブースの展示や会場装飾などを行いました。
27日(日曜日)午前10時~午後3時、マルシェ本番。出店する参加者33人に加え、プロの出店者2店と、マルシェ経験が豊富な大人サポーターのほか、高校生ボランティア、子どもたちによるボランティアを提供する団体・キッズボランティアリトルハンドのメンバーがスタンバイした会場に、およそ500人の来場者がありました。
参加者は各々工夫を凝らして出店。お釣りや包装の準備も各自で行いました。高校生ボランティアは、横に付き添って小中学生出店者をフォローしました。出店者は「頑張って商品を作ったので、お客さんがたくさん来てくれて嬉しい。」と話し、積極的に来場者に声を掛けていました。
12月4日(日曜日)午前9時半~午後12時、産業文化センター2階第3会議室において振り返りの会が行われ、子どもたちからは、一人一人、お客さんに喜んでもらう為に工夫したことなどの発表がありました。
 

令和4年度各務原市まちづくり活動助成金 取材レポートNO.3

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アンケートによる住民の意向調査事業(耀く大野町まちづくり委員会)

大野町防災イベントの様子

10月8日(土曜日)午前9時~午後3時、大野町公民館で開催された防災イベントにおいて、参加住民に対し、耀く大野町まちづくり委員会による防災イベントアンケートが実施されました。防災イベント自体は事業外ですが、大野町自治会が主催し、耀く大野町まちづくり委員会が協力する形で開催されました。
アンケートは、防災に関する住民の声を把握して自治会行事に反映させる目的で実施。勉強会に参加した人のほか、キッチンカーに魅かれて会場を訪れた住民に配布されました。
自治会の協力により、回答するとキッチンカーで使えるチケットと引き換えられるように工夫されたため、98人が回答しました。回答しながら、住民同士が防災について意見を交わし合う姿もあり、アンケート自体が地域での防災や共助を話し合う機会になっていました。
回答には、「防災について再認識した」や「自分のこととして考えるようになった」との意見がありました。

子育て・親力アップセミナー事業(スコーレ各務原)

自己肯定感の育み方を学ぶセミナーの様子

10月26日(水曜日)午前10時~11時30分、那加福祉センター集会室において、中学生までに子どもの養育者を対象にしたセミナー「今こそ!生きる力を育てる~親子で育もう!自己肯定感~」が開催されました。前回同様、会場とオンライン配信での開催となり、会場11名・オンライン1名が参加しました。また、今回は新たに保育サービスを設け、3名が活用しました。
セミナーでは、公益社団法人スコーレ家庭教育振興協会中部圏講師の藤井友理さんが、子どもの生きる力を育てるために家庭でできることについて講演。藤井さんは、ご自身の育児の経験談を交えながら、「人生のハードルを越えるためにはエネルギーが必要であり、家庭で子どもたちのエネルギーを補充してあげることが大切」と話されました。また、子どもの長所(容姿・容貌、性格、能力)やプロセスを褒めることが自己肯定感につながるとして、参加者同士で褒め合う練習も行われました。

ミニSLによる三世代交流再開事業(ミニSL各務原)

ミニSLの乗車を楽しむ住民の様子

10月29日(土曜日)午前10時~午後3時、川島ライフデザインセンターで開催されたクラブ・サークル発表会において、ミニSL各務原による電動リニアモーターカーの乗車会が開催されました。
川島ライフデザインセンターのクラブ・サークル発表会では、催し物として、飲食物や雑貨などの販売や、川島中学校体育館での制作ワークショップなども設けられ、子どもから高齢者まで多様な来場者があり、この乗車会にも老若男女問わず多くの希望者が訪れました。
小さな子どもの乗車に当たっては、乗車の手伝い・見守り・乗車説明や注意喚起などの声掛けを通じて、スタッフと子どもだけでなく、スタッフと子どもの保護者との交流も生まれていました。無料での提供ということもあり、子どもが二度三度と繰り返し乗車するうちに親子とスタッフが顔なじみとなり、元からの知り合いのような気さくな会話も生まれていました。また、高齢者の乗車では、列に並ぶ子どもたちが乗車中の高齢者に向かって手を振り、高齢者が嬉しそうに応える様子も見られました。
1日を通して、団体が目指す「三世代交流」と「来場者の笑顔」があり、対応するスタッフの皆さんにも笑顔が見られました。

令和4年度各務原市まちづくり活動助成金 取材レポートNO.2

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マルシェによる子どもたちの成功体験応援事業(NPO法人for your smile)

令和4年8月7日・9月17日の様子

8月7日(土曜日)午前10時~正午、産業文化センター2階第3会議室において、「子ども ものづくりマルシェプログラム」の第1回目が開催されました。「15ブース程度」と記載した募集に対し、16ブース、子ども32名の参加がありました。会場では、保護者や兄弟25人が見守る中、スタッフ4人によるワークショップが行われました。
理事長の松原英人さんからは「私たちは皆さんに笑顔になってもらいたいと思って活動している。皆さんも、お客さんを笑顔にしてあげて欲しい。ありがとうと言ってもらえることは当たり前ではないことだと、このプログラムの中で気付いてもらえたら。」と挨拶がありました。
前半の自己紹介では、「名前・参加理由・楽しいと思うこと・出店名・内容・お客さんに喜んでもらえると思うか、どんな協力が欲しいか」を各自が発表。後半には、商品代金の決め方や見せ方のコツなどのアドバイスを含む講義が行われました。
 

9月17日(土曜日)10時~正午には、第2回目が開催されました。参加者の小中学生30人と保護者などの19人が参加し、講師役として岐阜各務野高校の生徒3人・引率の先生・教頭先生、NPO法人スタッフ3人に加え、CCNet岐阜局から石川さんが取材に訪れました。
前半は、岐阜各務野高校の会計コースに所属する生徒による講座。「挨拶は、人間関係を築くための第1歩」として、好印象を与える挨拶を伝えられたほか、おもちゃのお金や実際のトレーを使って会計時のシミュレーションを行いました。
後半は、松原英人さんから、普段は名古屋観光専門学校などで講演されている「人に喜ばれる心の作り方」のお話しがありました。このマルシェに参加し、失敗をする可能性があることにも触れ、「成功の裏には、何千回・何万回のチャレンジがある。『もうやめよう』ではなく、足りなかったところを工夫してもう一度挑戦してほしい。保護者の方には、ぜひそのように励ましていただきたい。」と話されました。
 

夏祭りプロジェクト事業(雄飛地区まちづくり委員会)

令和4年8月20日の様子

8月20日(土曜日)、川崎山薬師寺において、雄飛地区の夏祭りが開催されました。雄飛地区まちづくり委員会メンバー約20人がペーパーバッグ行燈や提灯の展示、新たな催しである宝探しを行い、会場を訪れた地域住民は「静かな夏祭り」を楽しみました。
令和4年度は、新たに「宝探し」と称したイベントを開催。120個の提灯に取り付けられた協賛企業19社の短冊に貼られた数字シールを探し、企業からのプレゼントをもらうというもので、多くの親子連れが参加していました。夏祭りにあわせて帰省した方もおり、地域住民同士で久しぶりに顔を合わせる機会にもなりました。
団体事務局の河尻さんは、「令和3年度同様、規模は縮小してしまったが、地域での関わりを広くすることができた。外部からも、コロナ禍でも活動を止めないことを評価していただいており、今後もできることをやっていきたい」と話されました。

ミニSLによる三世代交流再開事業(ミニSL各務原)

令和4年9月21日の様子

9月21日(水曜日)午前10時~11時、社会福祉法人小松河福祉会 前宮そらまちこども園において、園児を対象にしたミニSLの乗車会が開催されました。
参加したのは、前宮そらまちこども園の園児120人と、ミニSL各務原のスタッフ6人。前宮そらまちこども園は、令和4年度に現在の場所に新築移転したため、ミニSL各務原のスタッフは、事前に現地を訪れ、園庭と駐車場を使って運行を行うことを園と相談されました。
当日は、登園の落ち着く午前9時から準備を開始。手慣れた手つきで分担して線路を設置し、地面の凹凸を、厚みの異なる複数の板を使って調整し、万一の転倒に備えて怪我防止の毛布を敷くなどの準備もされました。園児たちは早くから本格的なミニSLに興味を示し、準備を見守りました。
乗車中はスタッフが園児に手を振り、ハイタッチするなどの交流も見られ、会場には笑顔が溢れました。園児たちは乗車記念の缶バッチを胸につけ、最後に団体メンバーと記念撮影を行いました。

令和4年度各務原市まちづくり活動助成金 取材レポートNO.1

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子育て・親力アップセミナー事業(スコーレ各務原)

令和4年7月5日の様子

7月5日(火曜日)10時~11時30分、那加福祉センター集会室において、中学生までの子どもの養育者を対象にしたセミナー「未来がもっと輝く!子どもの心に自信を育てる!~個性を伸ばす子育て~」が開催されました。
会場はスタッフ17人により準備され、会場観覧とZoomでのライブ配信を併用し、会場18人・オンライン14人が観覧しました。
セミナーでは、公益財団法人スコーレ家庭教育振興協会 講師である脇谷秀美さんが、自己肯定感・共感をキーワードに、子どもが本来の力を発揮できる「本物の自信」を育むために家庭でできることについて講演。自己肯定感を育むために、既に兼ね備えている長所を見付けて伝えていくことが有効とお話されました。
 

地域文化芸術レガシーの承継と新たなる挑戦:村国座・皆楽座を活用した第1回貞奴芸術祭の開催事業(創作オペラ「貞奴」プロジェクト)

令和4年7月10日の様子

7月10日(日曜日)、皆楽座において、「第1回貞奴芸術祭~清流編~」が開催されました。会場は、市文化財の「皆楽座」。午前の部・午後の部の、各回定員35人のチケットは事前に完売し、当日も体調不良などによる数人の欠席があったものの満席に近い状態で、公演への期待の高さが感じられました。
来場者は市内のほか、県外遠方からも多く、貞奴への興味という共通点を通して来場者同士の交流も自然に行われました。「皆楽座」という場所が、このような公演に活用できるということに驚き、興味を抱く声もありました。
代表の金光さんは、「助成金が得られたので、このような規模で芸術祭を行うことが可能になり、手の届きやすい価格で市民の方にお届けできた。これをきっかけに、皆楽座が文化芸術の舞台として活用できることを知ってもらい、市内の文化芸術のますますの発展に繋がれば」と話されました。

ミニSLによる三世代交流再開事業(ミニSL各務原)

令和4年6月29日の様子

ミニSL各務原は、7月17日(日曜日)に川島緑町みんなの広場において予定されていた三世代交流イベントに協力し、子どもたちにミニSLに乗車していただく予定でした。
連日の雨により線路を敷くための環境が整わず、残念ながら中止となってしまいましたが、イベント前6月29日(水曜日)には、拠点とされているガレージで、団体メンバーの苅谷さんが、子どもたちの笑顔を思い浮かべながらミニSLなどの車両を整備し、運行の準備をされる姿がありました。
ミニSLなどに使われる部品の一つ一つは、ほとんどが、パーツから手作りされたもの。土台になる牽引車両は購入されたものですが、狭い敷地でも運行ができるよう車輪を減らしたり、乗車時に足を置く場所にバイクのパーツを使ったりと、さまざまな工夫を重ねられています。
団体では、今後も整備をしながら、三世代交流の場において子どもたちに乗車してもらう機会を楽しみに、イベント運営団体や保育園などからの依頼を待っています。

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