主な視察項目
フレイル予防事業(運動・栄養・口腔・社会参加)

本市では、平均寿命の延伸による「人生100年時代」の到来に向け、高齢者が最期まで住み慣れた地域で健やかにいきいきと過ごすことができるよう、フレイルに着目した健康寿命延伸のための事業に取り組んでいます。「フレイル予防で健康長寿」を合言葉に、運動・栄養・口腔機能の維持・向上および社会参加を目的としたさまざまな事業を展開しているところです。
現在、高齢者の通いの場(ボランタリーハウスなど)において、保健師・管理栄養士・歯科衛生士・理学療法士などの専門職を派遣し、フレイルチェック、フレイル予防に関する講話、健康相談などを実施しています。また、スマートフォンアプリを活用することで高齢者のICTの利活用促進および働き世代の健康づくりを目的とした「かかみがはらフレイル予防ウォーキング」事業を実施し、ウォーキングを通じてフレイルを予防しています。
フレイルを予防するためには、高齢者が自身の身体の状態を把握することが第一歩であるため、「楽しく・手軽に・継続的に」をモットーに作成した市オリジナルのフレイルチェック指標を活用しています。
DIY型空き家リノベーション事業

主にライフスタイルにこだわりのある若い世帯を対象に、空き家を利活用し自分らしい暮らしを実現できるよう、市がバックアップします。「借主負担DIY型賃貸借契約」を利用し、市内にある空き家の利活用を図るとともに、そこに住む人の暮らしを情報発信して、市の魅力を高めます。
・借主のメリット
持ち家のように自分のライフスタイルに合わせて部屋を変えることができます。また、退去時に原状回復の義務を負いません。
・貸主のメリット
借主が負担して改修するため、長期間の入居が見込めるとともに、改修費用の負担が少なく貸し出すことができます。
・市のメリット
空き家の利活用を図ることができます。
また、そこに住む人の魅力ある暮らしぶりを周知することにより、移住定住につなげていくことができます。
地域公共交通事業

市内に16駅あるJRと名古屋鉄道の交通軸を中心に、鉄道や路線バスを補完する形で、平成12年からコミュニティバス「ふれあいバス」を運行しています。
ふれあいバスの運行が難しい地域では、令和2年10月から2年間の実証実験を経て令和4年10月に市内タクシー会社の輪番制によるデマンド交通「チョイソコかかみがはら」の本格運行を開始しました。
ふれあいバス、チョイソコは、鉄道や路線バス、タクシーとの共生や生活圏を意識し、地域ごとの懇談会を開いて市民にとってより利用しやすいサービスを検討するなど、現状にあった運行に努めています。特に、市立地適正化計画と連動し、居住誘導区域内を走行する路線はふれあいバスの最大サービス水準である1時間に1便とし、パターンダイヤで運行しています。
また、関係者との連携による利用促進を継続的に行うなど、持続可能な公共交通サービスの提供に取り組んでいます。
今後も以下の取り組みによって、より便利で快適な市民の移動支援を目指していきます。
・ふれあいバス等懇談会
・関係者との意見交換、研究会
・各種利用促進事業
・チョイソコお出かけイベントの開催 等
かかみがはら支援学校運営事業

令和7年4月に「かかみがはら支援学校」が開校しました。当校は全国でも例が少ない同一敷地内、同一建物にて、知的・肢体不自由・病弱の児童生徒が小中高一貫で学ぶ市立の支援学校です。
児童生徒の障がいや年齢は幅広いことから、それぞれの児童生徒に会った教育が受けられるような設備(屋内プール、スヌーズレン室等)を設けています。
また、地域に開かれた学校として、誰もが違いを超えて楽しむことができる「インクルーシブ遊具」や生徒が授業の一環で自作したお菓子やコーヒー等を提供する「ひばり喫茶」は、市民の皆様にも開放しています。
<学校の概要>
所在地・・・・・ 各務原市鵜沼羽場町2丁目3番地1
対象の障がい・・ 知的障がい、肢体不自由、病弱
設置学部・・・・ 小学部、中学部、高等部(通常学級・重複学級)
敷地面積・・・・ 約30,000平方メートル
学びの森官民連携型賑わい拠点創出事業

パークブリッジを含む「学びの森」は、旧大学時代の環境を継承し、大きく育った樹木や地形を生かし、芝生広場や散策路、池を配置して 来園者がゆっくりとくつろぐことができるよう整備された公園です。
近隣には、各務原市民公園や大学、高校など7つの学校群と2つの鉄道駅、市役所が立地しており、市街地の中心部にありながら、広大な緑のオープンスペースを有しています。
官民協働による大型マルシェ「マーケット日和」などのイベントや、市民団体による公園内のカフェ・ギャラリー「KAKAMIGAHARA STAND」の運営などにより、これまでになかった賑わいやコミュニティーが生まれています。
本事業は、この賑わいを日常的な公園の風景とするために、「P-PFI制度」を活用し、新たな賑わい拠点となる施設整備を行いました。
前渡地区木曽川周辺整備事業

木曽川前渡南公園(愛称「Kakamigahara わたしの PARK」)は、木曽川やサイクリングロード、主要地方道 芋島鵜沼線に面した河川敷を利用し、令和6年12月に開園した新設公園です。
緑の基本計画に基づき、木曽川の自然を身近に感じながら、サイクリングや多様な催しを通じて世代や地域を超えた交流が生まれる場を目指して整備されました。
本事業では、都市計画公園の指定、河川区域利用に関する合意形成と区域指定、Park-PFI制度の活用という手続きを経て、官民連携による整備と運営を実現した。売店やデイグランピング施設、無料利用可能なBMXパークなど特色ある施設を導入し、地元小学校とのワークショップによる提案も反映することで、賑わいと利便性を備えた新たな地域交流拠点を創出しています。
三井水源地におけるPFAS低減(応急対策)事業

市民の約半数に水道水を供給している三井水源地において、地下水に含まれる有機フッ素化合物(PFAS)のうち、ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)および ペルフルオロオクタン酸(PFOA)の合算値が、水質基準値である50ng/Lを超過していたため、令和5年10月より既存施設(ばっ気槽)を利用して、粒状活性炭でPFAS低減を実施しています。
【施設概要】
ばっ気槽は地下水に含まれている遊離炭酸を除去する施設ですが、PFAS低減を行うため、遊離炭酸除去補助材の大半を粒状活性炭に置き換えて、PFAS低減能力を追加しました。
ばっ気槽の構造は、4つの池に分かれており、汲み上げられた地下水をそれぞれの池で上から下にシャワー状に流し、その過程で3段構造の箱の層を通過させ、遊離炭酸の除去およびPFAS低減を行っています。
【中期対策】
安定的かつ確実にPFASを除去した水道水を市民の皆様へ供給するため、イオン交換樹脂を用いたPFAS除去専用の浄水処理施設の整備を進めています。
(令和9年3月末運用開始予定)
おくやみコーナー事業

おくやみに関する多くの手続きを、ご遺族が少しでも安心して手続きができるようサポートしています。
本市のおくやみコーナーでは、ご遺族が安心して手続きに臨むことができるよう、おくやみに関する手続きをまとめた「おくやみハンドブック」を事前にお渡ししています。
おくやみコーナー利用当日は、専門の担当職員が市役所におけるすべての手続きをワンストップで行うことで、ご遺族の移動の手間を減らし、予約制による事前準備を行うことで、手続き時間を短くするなど、手続がスムーズに進められるよう努めています。
またおくやみコーナーでは、市役所内の手続きだけでなく、さまざまな庁外手続についてもご案内しています。
新庁舎建設事業

旧庁舎は、老朽化・耐震性・バリアフリー等多く課題を抱えていたことから建替えが決定し、市民ワークショップや市民説明会、パブリックコメント、ユニバーサルデザイン意見交換会等でいただいたさまざまなご意見を踏まえ、新庁舎の基本設計をまとめました。
令和元年8月に着工、令和3年8月に高層棟が完成し、9月に供用を開始しました。令和4年12月から低層棟工事着工、令和5年8月全体完成、同年11月から供用を開始しています。
【概要】
- 所在地 各務原市那加桜町1丁目69番地
- 建築構造
【高層棟】鉄筋コンクリート造 地下1階地上7階建 免震構造
【低層棟】鉄骨造 地上2階建 耐震構造 - 延べ面積
【全 体】16,807.10平方メートル(付属建屋568.68平方メートル含む)
【高層棟】15,120.05平方メートル
【低層棟】1,118.37平方メートル - 補助金 建築工事:防衛省 ZEB:環境省 解体工事:国土交通省 内装:岐阜県
【特色】
- 市民に親しまれる庁舎
外観デザインには、各務原らしさを出すために旧中山道鵜沼宿の連子格子(れんじこうし)のイメージを取り入れています。また、湾曲した大屋根と低層部のひさしによって市の産業である飛行機の翼をイメージしています。 - 機能的・効率的な庁舎
執務ゾーンの形状をひとつながりのオープンフロアとすることで、将来的な組織改編にも柔軟に対応できます。また、会議室は用途に応じ区切ることができるため多様な利用が可能です。 - 誰もが利用しやすい庁舎
市民利用が多い1・2階フロアは課ごとに色分けをするなど来庁者にわかりやすいサインを使用するほか、窓口カウンターは間仕切りでプライバシーに配慮しています。また、各階の多機能トイレに加え、車椅子優先トイレを1・2階に設置しています。 - 防災拠点の機能が果たせる庁舎
高層棟は災害対策拠点となるため、災害時にも庁舎機能を維持できるよう免震構造を採用しています。 - 経済性に配慮した環境にやさしい庁舎
さまざまな環境負荷低減手法、省エネルギー技術の採用により、一次エネルギー消費量を一般庁舎と比べ50%以上の削減を目標とした庁舎(ZEB Ready)を達成しています。
航空宇宙博物館運営事業

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館は、本格的な航空と宇宙の展示を兼ね備えた国内唯一の専門博物館です。
平成8年に「かかみがはら航空宇宙科学博物館」として誕生した当博物館は、平成30年に岐阜県とともにリニューアルを行い、「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」(愛称:空宙博(そらはく))としてリニューアルオープンしました。先人の空・宇宙(そら)への憧れと挑戦の歴史を伝え、子どもたちにチャレンジングスピリットと感動を与える博物館として国内外に発信を続けています。
アメリカの「スミソニアン航空宇宙博物館」や「シアトル航空博物館」、フランスの「ル・ブルジェ航空宇宙博物館」、宇宙航空研究開発機構(JAXA)などと連携をはかり、展示物の賃借や展示・企画手法をはじめとした国際協力を進め、魅力ある博物館づくりに取り組んでいます。
航空エリアでは三式戦闘機二型「飛燕」や短距離離着陸実験機「飛鳥」など、世界で唯一現存する実機を、宇宙エリアでは国際宇宙ステーション(ISS)にある日本実験棟「きぼう」や、小型月着陸実証機「SLIM」の実物大模型など、敷地内に42の実機と18の実物大模型を展示しています。
令和6年には、常設展示に加え、企画展を開催するための展示スペース「スペースボックス」がオープンしたほか、館内にはフライトシミュレーターなどの体験型の展示物も充実し、「見て、学び、体験できる」施設となっています。
かかみがはら寺子屋事業2.0

子ども館運営事業

子育て中の親子が気軽に集え、親同士の交流や子育ての悩みなどを相談できる場所として、市内5カ所で子ども館を運営しています。
子育て家庭への支援や育児相談、子育てに関する情報の提供や各種講座などを行っています。
・ばあば・じいじとあそぼう事業
地域の子育て支援ボランティア「ばあば・じいじ」と育児中の家庭がつながるよう、毎月交流会を行っています。
・「みんなであそぼ」
平日午前11時から11時30分まで、乳幼児親子が体操や手遊びをしたり、季節の歌を歌ったり、紙芝居や絵本の読み聞かせなど、みんなで一緒に楽しんでいます。
そのほか、年間を通じて身近な相談窓口として子育ての不安や悩みの相談に応じています。
各務原にんじん啓発事業

本市の特産品である「各務原にんじん」の需要拡大や地産地消を推進するため、ぎふ農協、商工会議所、東海学院大学等と連携しながら、普及啓発・ブランド化推進事業を展開しています。
・各務原にんじんを使用した食品等の商品化・啓発支援
・学校給食における各務原にんじんメニュー提供
・市内小学校における各務原にんじん出前講座
・小学生を対象とした、にんじん選果場見学・収穫体験事業(かかみがはら寺子屋事業)
中山道鵜沼宿再生整備事業

鵜沼宿は、中山道の宿場町として栄えた歴史的に重要な文化遺産です。現存する当時の面影を残す建物の保存、失われた建物の復元・活用、また地区内の建築物・工作物に関して鵜沼宿にふさわしい形態・意匠・色彩・高さへ誘導する等、鵜沼宿にふさわしいまちなみの再生を図りました。
平成18年度から中山道鵜沼宿町屋館の修復、中山道鵜沼宿脇本陣の復原、鵜沼西町交流館の建設、宇留摩庵(うるまいおり)の修復、景観重要建造物の保存改修などを行いました。
また、建物整備だけでなく、中山道の美装化も行い、併せて電線類を地中に埋めて電柱・電線類をなくしています。さらに、水路の復元により、水草が生い茂るせせらぎが蘇り、中山道鵜沼宿は往時をしのばせる宿場町として再生しています。
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電話:058-383-2001
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