主な視察項目

ページ番号1006010  更新日 令和5年11月20日

印刷大きな文字で印刷

フレイル予防事業

フレイル予防事業画像

本市では、平均寿命の延伸による「人生100年時代」の到来に向け、高齢者が最期まで住み慣れた地域で健やかにいきいきと過ごすことができるよう、フレイルに着目した健康寿命延伸のための事業に取り組んでいます。令和3年度には、高齢福祉課内に「健康長寿係」を新設し、「フレイル予防で健康長寿」を合言葉に、運動・口腔・栄養・認知機能の維持・向上を目的としたさまざまなフレイル予防事業を展開しているところです。
フレイルを予防するためには、高齢者が自身の身体の状態を把握することが第一歩であるため、医療専門職や民間企業等で構成された「フレイルチェック検討委員会」を設置し、「楽しく・手軽に・継続的に」をモットーに市オリジナルのフレイルチェック指標を作成しました。現在は、高齢者の通いの場(ボランタリーハウスなど)において、保健師・管理栄養士・歯科衛生士・理学療法士などの専門職を派遣し、フレイルチェックを実施するほか、フレイル予防に関する講話、健康相談などを実施しています。また、令和4年度からは、ウォーキングを通じてフレイルを予防し、スマートフォンアプリを活用することで高齢者のICT利活用を促進することを目的とした「かかみがはらフレイル予防ウォーキング」事業を実施しています。

はたけサロン事業

はたけサロン事業画像

高齢や認知症の方の社会参加・健康づくりを目的に、農作業を通じた集いの場として「はたけサロン」を実施しています。毎週日曜日の朝に、種・苗の植え付け、野菜の収穫、土を耕す作業、草引きなどの農作業や、収穫した野菜を使った調理や試食、フレイル予防のための体操などを行っています。

おくやみコーナー事業

おくやみコーナー事業画像

おくやみに関する多くの手続きを、ご遺族が少しでも安心して手続きができるようサポートしています。

本市のおくやみコーナーでは、ご遺族が安心して手続きに臨むことができるよう、おくやみに関する手続きをまとめた「おくやみハンドブック」を事前にお渡ししています。
おくやみコーナー利用当日は、専門の担当職員が市役所におけるすべての手続きをワンストップで行うことで、ご遺族の移動の手間を減らし、予約制による事前準備を行うことで、手続き時間を短くするなど、手続がスムーズに進められるよう努めています。
またおくやみコーナーでは、市役所内の手続きだけでなく、さまざまな庁外手続についてもご案内しています。

新庁舎建設事業

新庁舎建設事業

旧庁舎は、老朽化・耐震性・バリアフリー等多く課題を抱えていたことから建替えが決定し、市民ワークショップや市民説明会、パブリックコメント、ユニバーサルデザイン意見交換会等でいただいたさまざまなご意見を踏まえ、新庁舎の基本設計をまとめました。
令和元年8月に着工、令和3年8月に高層棟が完成し、9月に供用を開始しました。令和4年12月から低層棟工事着工、令和5年8月全体完成、同年11月から供用を開始しています。

【概要】

  • 所在地 各務原市那加桜町1丁目69番地
  • 建築構造
    【高層棟】鉄筋コンクリート造 地下1階地上7階建 免震構造
    【低層棟】鉄骨造 地上2階建 耐震構造
  • 延べ面積
    【全 体】16,807.10平方メートル(付属建屋568.68平方メートル含む)
    【高層棟】15,120.05平方メートル
    【低層棟】1,118.37平方メートル
  • 補助金 建築工事:防衛省 ZEB:環境省 解体工事:国土交通省 内装:岐阜県

【特色】

  • 市民に親しまれる庁舎
    外観デザインには、各務原らしさを出すために旧中山道鵜沼宿の連子格子(れんじこうし)のイメージを取り入れています。また、湾曲した大屋根と低層部のひさしによって市の産業である飛行機の翼をイメージしています。
  • 機能的・効率的な庁舎
    執務ゾーンの形状をひとつながりのオープンフロアとすることで、将来的な組織改編にも柔軟に対応できます。また、会議室は用途に応じ区切ることができるため多様な利用が可能です。
  • 誰もが利用しやすい庁舎
    市民利用が多い1・2階フロアは課ごとに色分けをするなど来庁者にわかりやすいサインを使用するほか、窓口カウンターは間仕切りでプライバシーに配慮しています。また、各階の多機能トイレに加え、車椅子優先トイレを1・2階に設置しています。
  • 防災拠点の機能が果たせる庁舎
    高層棟は災害対策拠点となるため、災害時にも庁舎機能を維持できるよう免震構造を採用しています。
  • 経済性に配慮した環境にやさしい庁舎
    さまざまな環境負荷低減手法、省エネルギー技術の採用により、一次エネルギー消費量を一般庁舎と比べ50%以上の削減を目標とした庁舎(ZEB Ready)を達成しています。

かかみがはら寺子屋事業2.0

かかみがはら寺子屋事業2.0画像

子ども館運営事業

子ども館運営事業画像

子育て中の親子が気軽に集え、親同士の交流や子育ての悩みなどを相談できる場所として、市内5カ所で子ども館を運営しています。
子育て家庭への支援や育児相談、子育てに関する情報の提供や各種講座などを行っています。

・ばあば・じいじとあそぼう事業
地域の子育て支援ボランティア「ばあば・じいじ」と育児中の家庭がつながるよう、毎月交流会を行っています。

・「みんなであそぼ」
平日午前11時から11時30分まで、乳幼児親子が体操や手遊びをしたり、季節の歌を歌ったり、紙芝居や絵本の読み聞かせなど、みんなで一緒に楽しんでいます。
そのほか、年間を通じて身近な相談窓口として子育ての不安や悩みの相談に応じています。

地域公共交通事業

地域公共交通事業画像

市内に16駅あるJRと名古屋鉄道の交通軸を中心に、鉄道や路線バスを補完する形で、平成12年からコミュニティバス「ふれあいバス」を運行しています。

ふれあいバスの運行が難しい地域では、令和2年10月から2年間の実証実験を経て令和4年10月に市内タクシー会社の輪番制によるデマンド交通「チョイソコかかみがはら」の本格運行を開始しました。
ふれあいバス、チョイソコは、鉄道や路線バス、タクシーとの共生や生活圏を意識し、地域ごとの懇談会を開いて市民にとってより利用しやすいサービスを検討するなど、現状にあった運行に努めています。
また、関係者との連携による利用促進を継続的に行うなど、持続可能な公共交通サービスの提供に取り組んでいます。

今後も以下の取り組みによって、より便利で快適な市民の移動支援を目指していきます。
・ふれあいバス等懇談会
・運転免許証自主返納支援事業
・医療施設、商業施設への乗り入れ
・各種利用促進事業 等
・月1回のチョイソコお出かけイベントの開催 等

各務原にんじん啓発事業

各務原にんじん啓発事業

本市の特産品である「各務原にんじん」の需要拡大や地産地消を推進するため、ぎふ農協、商工会議所、東海学院大学等と連携しながら、下記のような事業を展開しています。

・各務原にんじんを使用した食品等の商品化などの支援
・学校給食における各務原にんじんメニュー提供
・市内小学校における啓発出前講座
・小学生を対象とした、にんじん選果場見学・収穫体験事業(かかみがはら寺子屋事業)

航空宇宙博物館運営事業

航空宇宙博物館運営事業画像

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館は、本格的な航空と宇宙の展示を兼ね備えた国内唯一の専門博物館です。
平成8年に「かかみがはら航空宇宙科学博物館」として誕生した当博物館は、岐阜県とともに展示面積を従来の1.7倍の約9,400平方メートルに増床するなどのリニューアルを行い、平成30年には「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」(愛称:空宙博(そらはく))としてリニューアルオープンをしました。先人の空・宇宙(そら)への憧れと挑戦の歴史を伝え、子どもたちにチャレンジングスピリットと感動を与える博物館として国内外に発信を続けています。
アメリカの「スミソニアン航空宇宙博物館」や「シアトル航空博物館」、フランスの「ル・ブルジェ航空宇宙博物館」、宇宙航空研究開発機構(JAXA)などと連携をはかり、展示物の賃借や展示・企画手法をはじめとした国際協力を進め、魅力ある博物館づくりに取り組んでいます。
航空エリアでは唯一現存する三式戦闘機「飛燕」の実機や各務原で初飛行した「零戦」初号機の実物大模型、宇宙エリアでは国際宇宙ステーション(ISS)にある日本実験棟「きぼう」や探査機「はやぶさ2」などの実物大模型など、敷地内に41機の実機と15の実物大模型を展示しています。
フライトシミュレーターなどの体験型の展示物も充実。大型シアターでは映像により人類が空や宇宙に挑んだ物語を分かりやすく解説し、「見て、学び、体験できる」施設となっています。

DIY型空き家リノベーション事業

空き家リノベーション事業画像

主にライフスタイルにこだわりのある若い世帯を対象に、空き家を利活用し自分らしい暮らしを実現できるよう、市がバックアップします。「借主負担DIY型賃貸借契約」を利用し、市内にある空き家の利活用を図るとともに、そこに住む人の暮らしを情報発信して、市の魅力を高めます。

・借主のメリット
持ち家のように自分のライフスタイルに合わせて部屋を変えることができまた、退去時に原状回復の義務を負いません。

・貸主のメリット
借主が負担して改修するため、長期間の入居が見込めるとともに、改修費用の負担が少なく貸し出すことができます。

・市のメリット
空き家の利活用が図ることができます。
また、そこに住む人の魅力ある暮らしぶりを周知することにより、移住定住につなげていくことができます。

中山道鵜沼宿再生整備事業

中山道鵜沼宿再生整備事業画像

鵜沼宿は、中山道の宿場町として栄えた歴史的に重要な文化遺産です。現存する当時の面影を残す建物の保存、失われた建物の復元・活用、また地区内の建築物・工作物に関して鵜沼宿にふさわしい形態・意匠・色彩・高さへ誘導する等、鵜沼宿にふさわしいまちなみの再生を図りました。

平成18年度から中山道鵜沼宿町屋館の修復、中山道鵜沼宿脇本陣の復原、鵜沼西町交流館の建設、宇留摩庵(うるまいおり)の修復、景観重要建造物の保存改修などを行いました。

また、建物整備だけでなく、中山道の美装化も行い、併せて電線類を地中に埋めて電柱・電線類をなくしています。さらに、水路の復元により、水草が生い茂るせせらぎが蘇り、中山道鵜沼宿は往時をしのばせる宿場町として再生しています。

瞑想の森 市営斎場(火葬場)建設事業

瞑想の森 市営斎場(火葬場)建設事業画像

瞑想の森 市営斎場(火葬場)は、荘厳かつ厳粛で葬送にふさわしい施設づくりを目指し建設が進められ、平成18年6月に完成しました。

建物は世界的に有名な伊東豊雄氏の設計で、周辺の山並みに溶け込むようなデザインとなりました。また、火葬炉設備は、無臭、無煙の最新設備を導入しました。

火葬場は、都市施設として必要不可欠ですが、老朽化している火葬場を抱える自治体では、その更新が課題となっており、そうした自治体から視察いただいております。

なお、火葬場のため視察は休業日である友引の日にお願いします。

学校ICT機器整備事業

学校ICT機器整備事業画像

市内全小中学校の普通教室に、大型ディスプレイなどICT機器を整備するとともに、デジタル教科書などデジタル教材を活用した授業を推進しています。

このページに関するお問い合わせ

議会事務局
電話:058-383-2001
議会事務局へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。