小学5・6年生 夏休み体験学習「畜産動物と科学」

ページ番号1005398  更新日 令和3年2月12日

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令和元年度 夏休み体験学習「畜産動物と科学」を開催しました!

8月1日(木曜日)と8月2日(金曜日)、第3回目となる「夏休み畜産体験学習」を岐阜大学で開催しました。
この事業は、各務原市の畜産事業の発展などを目的として、各務原市・各務原市畜産振興会・岐阜大学応用生物科学部が取り交わした連携協力の覚書により企画されたものです。
内容は、牛の乳しぼりや餌やり、鶏の採卵など普段なかなか体験できないことばかりです。第1回目は1日のみの開催でしたが、大変好評であったため昨年度から2日開催となりました。募集は市内の小学5・6年生を対象とした定員40人(2日)のところ、108人からの申し込みをいただき、抽選となりました。

当日は朝8時に市立中央図書館北側に集合し、バスで岐阜大学へ向かいました。

説明を聞く様子

防護服に着替える様子


送迎バスで岐阜大学に到着。
大学教授の説明を聞いてから、さっそく防護服に着替えました。

牛の搾乳と餌やりをしました

説明を受ける様子

搾乳の様子1


搾乳の様子2

ブラッシングの様子


子どもたちは、初めて間近に見る牛に最初は戸惑ったようですが、体験をするうちにだんだんと慣れてきて牛に触ったり、ブラッシングをしたりすることもできました。
乳しぼり体験では、初めは手で搾乳し、刺激を与えて乳を出やすくしてからそのあと機械で搾乳しました。最後に牛の乳首を消毒することも搾乳の大事な仕事ということも学びました。
餌やり体験では牛によって餌の種類や量が違うことを学びました。餌を計り、みんなで協力して牛に餌をあげました。

餌を計る様子

餌やりの様子

鶏の採卵・パック詰めを体験しました

採卵の様子

パック詰めの様子


次は鶏舎です。みんなで慎重に集めた卵を、自分でパック詰めしました。パック詰めした卵は1パックずつ記念に持ち帰りました。卵の殻の色の違いなども学びました。触れる子は鶏を抱っこしたりもしました。

子牛と触れ合いました

子牛と触れ合う様子1

子牛と触れ合う様子2


子牛とも触れ合いました。勢いよくミルクを飲む子牛を見て、子どもたちは「すごい」と驚いていました。

顕微鏡で鶏や牛の血液を観察しました

講義を受ける様子

顕微鏡で観察する様子


お昼休憩の後は午前中に体験した牛の餌やりの餌の種類や意味、牛や鶏の体温、血液を採取する体の場所などさまざまなことを学びました。次に、大学生の皆さんにもお手伝いいただきながら鶏や牛の血液を顕微鏡で観察し、顕微鏡の操作や赤血球、白血球の役割を学ぶことができました。

子どもたちからのアンケート

二日ともあっという間の一日で、夏休み畜産体験学習を無事終えることができました。

子どもたちからのアンケートは、

  • 牛に触ったり、ブラッシングしたり、乳しぼりができて楽しかった
  • 畜産動物についてよく知れたのでよかった
  • なかなかできない牛の乳しぼりができてうれしかった

などの感想がありました。いろいろなことを体験して、子どもたちには深く印象に残る体験学習となりました。

夏休み畜産体験学習を終えて

今回の体験学習を企画運営していただいた岐阜大学の皆さん、ありがとうございました。
子どもたちが、体験学習を通じて、食が自然の恩恵の上に成り立っていることや、食に関わる皆様のさまざまな活動に支えられていることへの理解を深めることができ、また、食育の推進、畜産への興味を高めるよい機会であったと感じています。

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