胎児期から乳幼児期 よくある質問
質問離乳食はいつごろから始めるの?
回答
離乳食に向けて母乳やミルク以外の味に慣れさせることから始めます。赤ちゃんの成長にも個人差があるように、離乳食のスタート時期にも差があるのは当然です。ゆっくりと無理じいしないことが大切です。
初めは うまくいかなくても、だんだん上手に食べられるようになっていきますので、焦らずに楽しく、少しずつ進めていきましょう。
離乳準備期(2~4カ月ごろ)
離乳準備期は、離乳食に向けていろいろな味に慣れることやスプーンを口に入れるのに慣れることから始まります。この時期は、栄養的には、母乳やミルクで十分です。無理に離乳食に向けて進める必要はありませんので、楽しく行いましょう。
しぼった果汁は、湯冷ましで2倍から3倍に薄め、1日にスプーン1さじから始めましょう。果汁→野菜ジュース→味噌汁の上澄み(2倍から3倍に薄めたもの)と進めていきます。この時期の調理形態は、液体が適しています。
離乳初期(5~6カ月ごろ)
やわらかく煮て、裏ごしをしたり、つぶしたりしてどろどろにするのが基本です。口の中のものをそのまま飲み込む時期でもあるので、離乳食は、なめらかで舌触りがいいことが大切です。敏感な赤ちゃんは、ちょっとしたざらつきが違和感として感じられ嫌がることもあります。そういう場合は、無理をせず、数日間隔をおいてから、離乳食をもっとなめらかにして与えましょう。
離乳中期(7~8カ月ごろ)
ゆでてから粗くみじん切りにするか、小さく切ってから煮込むと飲み込みやすいので、スープ煮やリゾットなど、いろいろ工夫してみましょう。トマトやきゅうりは、なまのまますりおろしたり細かく切ったりして食べさせてもよいでしょう。 1日1回の離乳食をおいしく食べられるようになったら、1日2回に進めましょう。食べることの楽しさや食事の仕方なども覚えていきます。
離乳後期(9~11カ月ごろ)
1センチメートル弱くらいの大きさのものでも歯ぐきでつぶせるようになるため、大人のメニューを調理前に取り分けて赤ちゃん用に味付けし、スプーンでつぶせるくらいのかたさにしてあげましょう。また、味覚や舌の感覚が発達してきて食べ物の好みが出てきますので、無理をせずにゆっくりと進めることが大切です。
体の大きさや体質が違うように、一人ひとり飲んだり食べたりする量や飲み方や食べ方にも違いがあります。同じ赤ちゃんでも食べたり、食べなかったりむらもあります。焦らずに無理がないように進めることが大切です。
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