幼児期 よくある質問
質問けんかばかりして、友達とうまく遊べないようで心配ですが?
回答
幼児期からは、自分と同じくらいの年代の子どもと遊ぶことが大切です。おもちゃの取り合いのようなことは、言葉の出ない時期でもよく見られますが、こうしたやり取りの中で、子どもは「他の人」を知り、「社会性」を学んでいるのです。
けんかは、相手の思いにふれ、気づけるチャンスです。感情のぶつかりあいによって自分も心に痛みを感じます。そうした体験を通して相手の痛みにも気づくようになっていくのです。近くで見守ることも子どもの力を育みます。
しかし、子どもによっては、集団のなかに入ることが苦手な子もいます。そういう子は、友達の近くでじっと見ていたり、だれかにくっついていたりすることで、自分流の人とのかかわり方を学んでいるのです。親が焦りを感じて無理やり集団の中に押し込むようなことのないようにしたいです。
次のような工夫をしてみましょう。
- 危険のない限り、すぐに仲裁に入らず、近くで見守ることも大切です。(親にも少しがまんが必要かもしれません。)
- 無理じいをせずに、その子なりの遊び方を見守りましょう。
- 子どもだけでなく親どうしも信頼関係をつくり、互いの意見や情報を交換をして見守りましょう。
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