幼児期 よくある質問

ページ番号1004048  更新日 令和3年2月12日

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質問この時期におけいこごとは必要でしょうか?

回答

 まわりの子どもが、いろいろなけいこごとに通っているのを見ると、気になりますね。また、子どもも友達がやっているのを見て、行きたいと言うこともあります。けいこごとに行くことが悪いというわけではありませんが、この幼児期には、もっと大切にしていかなければならないことがあると思います。
 体を使って遊ぶことや自然にふれること。友達とかかわることなど、さまざまな体験をとおしてたくさんのことを学びます。
 また、幼稚園や保育園を修了したら、次は小学校へ行くことを考えると心配になって知的なけいこごとを始めなければと思われる保護者も多くみえます。しかし、小学校では、とにかく「話が聞ける」「自分の言葉で話せる」ことができる。これがとても大切だと言われます。
 早くから知的教育・勉強をさせられた子どもが小・中学生の段階で疲れてしまうことが少なくありません。さらに、親が早く成果を上げようと焦ったり、いらいらしたり、他の子と比較したりする家庭の雰囲気も子どもの心の成長をゆがめてしまうのではないでしょうか。
 さらに、幼児期に大切な遊びやさまざまな体験の機会を奪うことにもなります。わが子を見つめ、その個性に応じてゆっくり時間をかけて育てることの大切さに気づくことが大切です。

次のことを家族で話し合ってみてください。

  1. どんな子に育って欲しいと思いますか。
  2. わが子が喜んで取り組むことは何ですか。
  3. 大人(親)の価値観を押し付けてはいませんか。
  4. 今、子どもにとって一番大切なことは何ですか。

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