免許自主返納者への移動支援について

ページ番号1023461  更新日 令和7年5月16日

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提案

 80才を機に免許を返納しました。以来3年余り、雨の日はタクシー、天気のよい日は自転車で移動します。産文での講座にも自転車です。自宅から20数分で来れますが、各務原がこんなに起伏に苦しむ町とは自転車に乗るまでわかりませんでした。
 ふれあいバスは利用できません。バス停が自宅から600m位あり、荷物や傘をさしてはとても歩きたくありません。「那加」という市の中心地の名前がついているのに…。
 提案-自主返納者には、保護施策として、市から「どこでも停留所(仮名)」という持ち運び便利なプラカードをプレゼントしていただけたらうれしいです。もちろん交通安全を考えて、今のバス停とバス停の間に3~4カ所あると有りがたいです。
(令和6年11月27日受付)

あさけん

回答

 このたびは、ご提案をいただきありがとうございます。
 交通量の少ない道路では、道路交通法により駐停車が禁止されている場所や、停車すると危険な場所を除き、バス停以外の場所で乗り降りができる「フリー乗降」を実施することができますが、本市のふれあいバスの走行ルートは交通量が多い区間が大半であり、フリー乗降区間を設定できる範囲はかなり限定的になると考えます。
 また、ふれあいバスのルート上にはバスが安全に停車できない場所が多くあり、利用者の方の安全な乗降環境確保の面に対する懸念があります。
 加えて、ご提案のようにどこでも好きな場所で乗降できるようにすることで乗降に要する時間が増え、ダイヤ通りのバスの運行ができなくなり、他の利用者の方にご迷惑をお掛けすることになるほか、現在の運行本数の維持も難しくなります。
 このような事から、ご提案にありますようなバス停以外の場所での乗降を可能にすることは、考えておりません。
 ふれあいバスにおいても運転士の不足が深刻化するなか、引き続き、現在の運行水準を維持するために必要な取り組みを進めるとともに、民間の各種交通事業者とも連携・協働し、市内の公共交通体制を維持できるよう取り組んでまいりますのでご理解いただきますようお願い致します。
(担当課:商工振興課 電話:058-383-9912)