各務原空襲で破壊された水道の復旧を伝える文書

ページ番号1005271  更新日 令和3年2月12日

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旧那加町文書(昭和20年8月3日)

旧那加町文書と書き下し文の画像


 昭和20年(1945)6月22日の各務原空襲で、那加の町は破壊され、水道施設も破壊されました。旧那加町では、戦時下の人的・物的資源の乏しい中復旧に取り組み、同年8月5日にようやく暫定的ながらも水道を使用できるようになりました。

 この文書は、そのことを町役場から町内会長あてに伝えた文書です。使えるようになったといっても、好きなだけ使用できたわけではなく、使用時間を限られ、節水が呼びかけられています。

 那加町は、台地上に立地するため飲料水の確保が難しく、上水道の敷設が望まれていた駅前地区から上水道が整備されました。駅前地区の上水道は、昭和16年(1941)に敷設が認可され、翌年から工事を開始。昭和18年(1943)11月に給水が開始されています。

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