各務原市まちづくり担い手育成支援事業2023 第5回目を開催(9月27日)

ページ番号1019436  更新日 令和5年10月16日

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令和5年9月27日の様子

9月27日(水曜日)午後7時~9時、OUR食堂(那加門前町2丁目)において、市民協働のまちづくりのための新たな担い手の育成を目的とする「各務原市まちづくり担い手育成支援事業2023」の第5回目を、「まちづくり活動はじめの会」として、市長との懇談会である「まちづくりミーティング」とコラボレーション開催しました。

「まちづくり活動はじめの会」実施内容

「まちづくり」に取り組む方の指導のもと、ワークショップや活動プログラムを通じ、概ね30代までの若者を対象に、活動に踏み出す機会や仲間作りの場として実施している「まちづくり担い手育成支援事業」。
令和5年度は、「那加商店街のまち歩きマップをつくろう」をテーマに開催しました。参加者は、第4回までに、那加商店街周辺の地域を対象とし、まちを切り取るテーマを考え、実際にまち歩きを行い、まち歩きで見つけたスポットをマップへ落とし込む方法を考えながら、まち歩きマップの完成を目指してきました。
今回、第5回「まちづくり活動はじめの会」では、市長へまち歩きマップの完成報告を行うとともに、参加者10人が、事業に参加して気付いた地域の魅力や課題、今後のまちづくり計画について発表し、懇談しました。

まち歩きマップの完成報告・参加者の成果発表

まち歩きマップ写真

最初に、講師の杉田映理子さんから、第4回目までの活動の振り返りと、まち歩きマップの完成報告が行われ、完成したマップに盛り込まれた工夫の数々について紹介がありました。その後、参加者全員が成果発表と決意表明を行い、市長と講師がコメントしました。

まち歩きマップに盛り込まれた工夫

  • お店だけでなく、普段見過ごしてしまうような風景や、史跡・神社のようなものも、まち歩きで楽しめるポイントになるという共通認識から、「フォトスポット」「店舗」「自然・子ども」「神社・石碑」の4つのカテゴリに分けてスポットを掲載した。
  • 掲載したスポットが面白い理由や、感じたことなどの情報を盛り込むため、「吹き出し」を採用した。
  • 厳選したモデルコースを掲載し、目で見て分かりやすいよう地図上のコース部分に色を付けた。
  • 目印になるような場所をイラストで表示した。また、通りの名前を盛り込んだ。
  • さまざまなシーンでまちを楽しんでもらえるよう、レコメンドコーナーにシーンごとのお勧めスポットを掲載した。
  • 掲載しきれない情報もデジタルで確認できるよう、二次元コードを掲載した。

参加者からの成果発表・決意表明

参加者は、以下の4項目について発表し、講師と市長がそれぞれにコメントしました。

  • 参加前の気持ち
  • 自分がこの事業で行ったこと
  • 参加して気付いた地域の魅力・課題
  • 自分なりの今後の「まちづくり活動計画」

参加者の松井さんからは、「建築系の勉強をしてまちづくりのプロジェクトに携わった経験があり、将来は自分も貢献したいので、さまざまな場所に飛び込んでみようと思って参加しました。できるだけ対話をしようと、まちの人に話し掛けるように取り組みました。話し掛けたらおしゃべりをしてくださる方が多く、人が柔らかい雰囲気で、人柄がよい方々が特に多いまちであることが魅力の一つだと思いました。ものごとを立ち上げる力・引っ張ることができる存在の方がいると、もっと良くなっていきそうだと、ポテンシャルを感じました。今後は、小さいところから貢献できる、空間づくりのようなところに発展させていきたいです。」という発表がありました。

松井さんの発表に対し、市長からは、「やはり、人というのは大事なところで、キーマンは必ず必要。まちづくりは構想も大事ですが、一人ではできない多くの力が必要とされることなので、今回多くの方に話しかけていただいた積極性を生かして、これからもがんばってください。」と激励がありました。
また、講師の杉田さんからは、「雰囲気に関しては本当に共感するところがあります。暮らしやすさというのは、施設があるということだけではなく、コミュニティや人との距離感があるからこそだと思います。今回見ていただいたのは各務原市のほんの一部なので、今後もいろいろと情報をキャッチして活動に参加してください。」とコメントがありました。

(注)各自の発表内容・講師や市長のコメントは、別途「まちづくりミーティング 令和5年度実施結果」において掲載を予定しています。

参加者からの感想

  • みなさん熱意があってとても充実した時間が過ごせました。また、自分では気づけない視点や考え方をもつきっかけになりました。
  • 楽しい貴重な事業に参加できたことに誇りに思います。ありがとうございました。
  • まちづくり、というキーワードで真剣に考えている若い世代の人が各務原にいる、ということが大変貴重なことであると思います。
    本事業単発ではなく、コミュニティとして、今後も継続的に行政との連携ができるような仕組みがあればよりよいものになると思います。
  • 皆さんの想いであったり、今後のまちづくり活動などを聞いて、自分自身の今後のまちづくり活動に対してさまざまな知見から活動することの重要性を改めて感じました。
  • 皆さん熱意が感じられ、それぞれの視点が知れました。1人でやるには難しい事も人が集まればできるのがよいと思いました。
  • 各回で、皆さんと多くの意見交換をしながら、エリアマップを作成することができ、楽しみながら活動ができました。

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