家庭でできる流域治水について
流域治水とは
「流域治水」とは、流域に住むすべての人々が協働して取り組む治水対策です。河川整備だけでなく、あらゆる関係者ができる限りの治水対策を行うことで、洪水による被害を軽減しようという考え方です。
家庭でできる流域治水
家庭でも実践できる方法が多くあります。次の1~5に取り組み、川の水位を下げたり、防災の準備をすることで、洪水による被害を軽減することができます。
1. 自宅の庭は雨がしみこむようにしましょう。
家の庭などは、アスファルトやコンクリートで固めず、木や芝生などにして、緑を残していきましょう。家に緑をつくることで、土が雨を吸収しやすくなります。また、雨水浸透ます・雨水浸透管・透水性舗装を設置することも有効です。

2. 雨樋から流れる水をバケツや雨水貯留槽に貯めましょう。
屋根に降った雨水を晴れた日の庭の水やりに使うことで、雨水を外に流さず、貯めておくことができます。
3. 大雨が降ったら、お風呂の水を流すのをやめましょう。
洪水時に、川や下水管を流れる水を減 らすためには、家庭からの排水量を減らすことも大切です。大雨によって川が氾濫しそうな時は、お風呂や洗濯の水をできる限り流さないようにしましょう。

4. 防災の準備をしましょう。
・避難経路を確認
洪水が起きたときに、どこに避難するかを家族で話し合います。安全な場所を決めておくことが大切です。
・非常用持ち出し袋を準備
災害のときに必要なもの(食べ物、水、懐中電灯など)を袋に入れておきます。家族全員で確認しておきましょう。
5. 流域治水の大切さを話しましょう。
自分が学んだことを家族やお友達に教えます。みんなで協力することが、洪水を防ぐ大きな力になります。
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電話:058-383-1535
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