家庭でできる流域治水について

ページ番号1025199  更新日 令和7年7月11日

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流域治水とは

「流域治水」とは、流域に住むすべての人々が協働して取り組む治水対策です。河川整備だけでなく、あらゆる関係者ができる限りの治水対策を行うことで、洪水による被害を軽減しようという考え方です。
 

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家庭でできる流域治水

家庭でも実践できる方法が多くあります。次の1~5に取り組み、川の水位を下げたり、防災の準備をすることで、洪水による被害を軽減することができます。

1. 自宅の庭は雨がしみこむようにしましょう。

家の庭などは、アスファルトやコンクリートで固めず、木や芝生などにして、緑を残していきましょう。家に緑をつくることで、土が雨を吸収しやすくなります。また、雨水浸透ます・雨水浸透管・透水性舗装を設置することも有効です。

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出典:国土交通省水管理国土保全局治水課(流域治水施策集)

2. 雨樋から流れる水をバケツや雨水貯留槽に貯めましょう。

屋根に降った雨水を晴れた日の庭の水やりに使うことで、雨水を外に流さず、貯めておくことができます。

3. 大雨が降ったら、お風呂の水を流すのをやめましょう。

洪水時に、川や下水管を流れる水を減 らすためには、家庭からの排水量を減らすことも大切です。大雨によって川が氾濫しそうな時は、お風呂や洗濯の水をできる限り流さないようにしましょう。

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出典:荒川下流河川事務所ウェブサイト(荒川水系東京ブロック流域治水協議会第5回 資料9-3)

4. 防災の準備をしましょう。

・避難経路を確認

洪水が起きたときに、どこに避難するかを家族で話し合います。安全な場所を決めておくことが大切です。

・非常用持ち出し袋を準備

災害のときに必要なもの(食べ物、水、懐中電灯など)を袋に入れておきます。家族全員で確認しておきましょう。
 

5. 流域治水の大切さを話しましょう。

自分が学んだことを家族やお友達に教えます。みんなで協力することが、洪水を防ぐ大きな力になります。
 

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電話:058-383-1535
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