アンティークピアノの展示と活用
ジョージ・ピーチー社製アップライトピアノ
19世紀・イギリス製
イギリス・ロンドンのピアノメーカー「ジョージ・ピーチー社(George Peachey)」製のアップライトピアノです。同社の操業期間から、日本では幕末にあたる時代に製造されたものと考えられます。
現代のアップライトピアノに比べ一回り小さく、鍵盤も高音域が3音少ない85鍵となります。また、ダンパーがハンマーの上部につく「オーバーダンパー」で、弦が交差しない平行弦になるなど、さまざまな点で現代のピアノと異なった構造となっています。材質は本体がスプルース(トウヒ)、白鍵はセルロイドが使用されています。
市役所高層棟2階で展示しています
このアンティークピアノは各務原市内で発見され、市民のご厚意によって修復され、市に寄附いただきました。
(注)修復や寄附などの経緯については、下記のリンク先をご覧ください
この歴史あるピアノを皆さんに見ていただくため、歴史資料として現在、市役所高層棟2階の「市政情報コーナー」に展示しています。市役所へお越しになった際は、ぜひご覧ください。
なお、アンティークピアノは市庁舎の開庁時のみご覧いただくことができます。
定期的にコンサートを開催します
修復により、かつての姿を取り戻したアンティークピアノの音色を皆さんに聞いていただくため、定期的なコンサートを計画しています。
コンサートの予定については、下記の「かかみがはら未来文化財団」のウェブサイトをご確認ください。
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文化財課
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