各務原市まちづくり担い手育成支援事業2026 第6回を開催(8月2日・8月21日)
市民協働のまちづくりのための新たな担い手の育成を目的とする「各務原市まちづくり担い手育成支援事業」。令和8年度は、10人の参加者がこの事業に取り組んでいます。
第6回は、第5回で話を聞いたボランティア団体の拠点で、希望者がボランティアを体験しました。
第6回 ボランティア体験
Bee.フレンズ「レインボータイム」ボランティア体験(7月8日)

日時:令和8年8月2日(日曜日)午前9時30分~正午
場所:那加福祉センター
講師:Bee.フレンズ3人
参加:4人
内容:
NPO法人Bee.フレンズが毎月2回開催している、障がいをお持ちの18歳以上の方を対象にした余暇活動の場「レインボータイム」の現場で、カカミガハラコレクションの4人がボランティアを体験しました。
Bee.フレンズの竹内さんに今回のボランティアに参加した理由を問われた4人は、「障がいを持つ方とのコミュニケーションは初めてだが、いろいろ体験してみたいと思った」、「身近にも障がいを持つ方がいる。将来、医療系を目指しているので興味を持った。」、「発達支援に携わっている」など各自の背景を話しました。
この日のレインボータイムのテーマは、「おはやし」と「3B体操」。ボランティアたちは、最初におはやしの太鼓搬入や、受付に使う机・椅子の準備を手伝いました。その後、Bee.フレンズのメンバーから教わりながら、受付を黒井さんが担当し、参加者の来場時間の記録と集金を行いました。その間に、中津留さん・江口さん・澤村さんが資料に参加者名を記載し、配布準備をしました。「これをやってください」という役割分担が決まっていたわけではありませんが、Bee.フレンズのメンバーの動きをみながら各自ができることを担いました。
おはやしは、三ツ池やかた保存会の皆さんが担い、子どもから大人まで15人の保存会メンバーが地域の伝統曲を披露しました。神輿と屋形の違い、江戸時代後期に名古屋地方で栄えた文化であること、鵜沼村は尾張藩だったこと、太鼓のリズムや曲のメロディには楽譜がなく「字言(じごと)」を使って口伝で継承されてきたことなど、おはやしの背景の紹介もありました。
その後、Bee.フレンズの参加者が太鼓の演奏を体験しました。参加者の中には太鼓ゲームのように音楽を流しながら演奏をする方もあり、三ツ池やかた保存会の皆さんは参加者の自主性を重んじながら行動を見守り、拍手を送っていました。ボランティアたちは、この時点ではまだBee.フレンズの参加者たちにどのように声を掛けてよいのか迷っているようすでしたが、順番待ちの方に話し掛けるなど、少しずつコミュニケーションを取ろうとしていました。
後半の3B体操は、講師の安田先生の指導のもと行われました。Bee.フレンズの参加者たちは3B体操の経験がありますが、道具の使い方などに迷う場面があり、ボランティアの4人が様子を見ながらアドバイスしていました。ペアを組んで取り組む際には、黒井さん・澤村さんが参加者に声を掛け、一緒に取り組み、打ち解けていました。江口さんは、一人で行動してしまう方に寄り添いつつ、その時々で必要とされる役割を補いました。中津留さんは全体を眺め、道具の回収や資料配布などのサポートを行いました。
日本語教室ボランティア(8月21日)

日時:令和8年8月21日(金曜日)午後7時~9時
場所:蘇原福祉センター
講師:グローカルファミリー 1人
参加者:3人
内容:外国人住民を対象に日本語を教えるグローカルファミリーの日本語教室で、カカミガハラコレクションの3人がボランティアを体験しました。
この日は中国にルーツをもつコウさん・チーさん、ペルーにルーツを持つパチョさんの3人の生徒が来場し、開始の挨拶を終えると、さっそく授業を始めました。
初めにパチョさんが「気になっていること」として、「かける」という言葉を挙げ、最初の学習テーマとなりました。「同音異義語」の説明から発展し、同じ漢字で異なる読み方をする場合(「今日は日曜日、祝日です」という文章の「日」の読み方はすべて異なる…など)も紹介されました。パチョさんは、「身につける、という意味の表現もたくさんあるので難しい。スペイン語では、ネックレスも服もみんな『ponerse』だけど、日本語は、ネックレスはかける、服は着る。覚えきれない」と言語の違いについて話しました。
その後は、事前に板津さんが用意したテーマで、「いる」・「ある」、「つれてくる」・「もってくる」、「だく」・「かかえる」の使い分けや、「せっかく」や「わざわざ」、「こだわり」などをつかった文章作成などに取り組みました。
板津さんは、「今日取り上げた言葉は、日常生活でよく使われる言葉です。けれど、あまり教科書には載っていません。生徒たちは出身も経験もバラバラなので、共通の教材を用いることは難しいし、予算がなく高い教科書を一人一冊用意することができない事情もあり、オリジナルの内容で授業を行っています。日常生活で気付いたことをメモしておいて、その日の生徒や質問に応じてピックアップし、臨機応変に取り組んでいます」と話し、日本語教室で取り上げたいテーマを記したノートを見せてくださいました。
カカミガハラコレクションの3人は、生徒たちが作成した文章を添削し、違いを説明したり、質問に応じたりしました。コウさんは、「みなさんのきれいな日本語に触れられるのが嬉しい」と喜び、パチョさんも「またぜひ、来てほしい」と話しました。
板津さんは、「日本語教室を月曜から金曜まで週5日開催していますが、生徒の数には波があり、誰も来ない日もあります。生徒の事情は私にはコントロールができないので、私にできることは『教室を開けて、待つ』ということだけです。誰も来ない日が2回・3回と続くと、途中で心折れてやめていってしまうボランティアも多いけれど、1週間ずっと生徒が来ない、ということはありませんでした。せっかく来てくれたときに教室が開いていなかったら生徒を残念な気持ちにさせてしまうので、誰も来なくても開けています。それが、今も教室を継続できている理由だと思います」と活動継続の秘訣を伝えられました。
次回の予定
第7回は、前半で各自が参加したボランティア体験を振り返ります。
後半は、これまでのボランティア体験を報告する「体験報告会」の開催に向けた説明や準備を行います。
日時:9月5日(土曜日)午後5時~6時30分
場所:市民交流スペース
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