「セアカゴケグモ」に注意しましょう
セアカゴケグモについて
セアカゴケグモの特徴
成体の雌(メス)は約7~10ミリで全体的に黒色(老熟すると黒褐色)をしています。
雄(オス)は約4~5ミリの大きさで腹部が細く、触肢が丸くなっており、茶褐色をしています。
セアカゴケグモの背中には、中央に赤色の縦すじ模様があり、腹部の裏面には四角あるいは砂時計型の赤色の模様が見られます。また、卵のうは直径10~15ミリの乳白色の球形をしています。
セアカゴケグモの詳細は、国立環境研究所と環境省のウェブサイトをご覧ください。
咬まれたときの症状
セアカゴケグモは毒を持っています。毒を持っているのは雌(メス)だけです。
攻撃性はありませんが、触るとかまれることがあります。かまれると激しい痛みや腫れなどの症状のほか、時に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が現れることもあります。
咬まれたときの処置
できるだけ早く病院の治療を受けてください。クモの特徴を医師に説明してください。できれば、病院にかまれたクモを殺して持参してください。
防除の方法
市販の家庭用殺虫剤を直接吹きかけることで駆除できます。
生息しそうな場所に普段から注意し、クモの巣がはらないようにこまめに清掃します。
清掃や花壇の手入れなど屋外で作業する時は、軍手などを着用します。セアカゴケグモを見つけた時は、市販の殺虫剤で殺すか、素手で触れないように踏み潰してください。
身近な生息場所
- 水溝の側面、ふたの裏
- 花壇周りのブロックやくぼみや穴、プランターと壁のすき間
- よう壁などの水抜き管の内部
- 墓石の花立て、線香立てなどのすき間
- 自動販売機の裏、クーラー室外機の裏など、人工的な熱電源の周り
- 放置自転車
このページに関するお問い合わせ
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