各務原市まちづくり担い手育成支援事業2019 最終回を開催(12月7日)

ページ番号1001899  更新日 令和3年3月4日

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「まちづくり活動はじめの会」参加者

12月7日、ホカルノコーヒー(鵜沼西町3丁目)において、「各務原市まちづくり担い手育成支援事業2019」の第5回目を「まちづくり活動はじめの会」として、市長との懇談会である「まちづくりミーティング」とコラボレーション開催しました。

「まちづくり活動はじめの会」実施内容

発表の様子


「まちづくり」に取り組む方の指導のもと、ワークショップや活動プログラムを通じ、30代までの若者を対象に、活動に踏み出す機会や仲間作りの場として実施している「まちづくり担い手育成支援事業」。
今年度は、「鵜沼地域で規格外野菜が大量に廃棄される」という地域課題に対し、規格外野菜を活用したカフェメニューを考案し商品化するという解決法に取り組んできました。

最終回である今回は、参加者が今年度の活動を振り返り、今後に向けた一歩を踏み出す回。市場調査でご協力をいただいた農家さんや、市内でまちづくり活動を行っている先輩方など関係者が見守る中、参加者から成果発表・決意表明がありました。

採用メニュー発表

講師の林亮輔さんからは、第4回で参加者から提案された「規格外野菜メニュー」19メニューのうち、今後ホカルノコーヒーで提供されることとなった以下のメニューが発表されました。
メニューは市場調査で農家から教わったおすすめの食べ方なども取り入れて考案されており、今回のメニューにはならなかったものの、調査をきっかけに農家との規格外野菜の取引が開始された野菜もあることが伝えられました。

提供メニューとして採用

  • 「玉かぶらと厚揚げの韓国風そぼろあん」
  • 「各務原台地の恵み豚汁」
  • 「レアチーズケーキのにんじんジャム添え」

パーティーメニューとして採用

  • 「紅心大根のアボカドツナサラダ」

参加者からの成果発表、決意表明

参加者は、以下の4項目について発表し、講師と市長がそれぞれにコメントしました。

  1. 自分が行ったこと
  2. 参加前の気持ち
  3. 参加して気付いた地域課題・自分の魅力
  4. 自分なりの今後の「まちづくり活動計画」発表

参加者の杉山雅さんからは、「学校の先生に勧められたことがきっかけで参加しました。自分にできるか不安でしたが、参加するうちに、自分から積極的に意見が言えるようになりました。参加して、SNSやインターネットを使っても、まちの魅力のほんの一部しか伝わっていないことに気付かされました。これからさまざまなイベントに、友人や家族を誘って、まちの魅力を広めていきたいです。これから留学を予定していますが、この地域や日本だけに限らず、世界にもさまざまな問題があると思うので、目線を広げて知っていきたいと思います。」という発表がありました。

杉山さんの発表に、講師の林さんは「不安な中参加していただいてありがとうございます。私の信念として、『何でも一度口に含んでみる』というものがあります。今は知らない食材の味もインターネットですぐに調べられるけれど、一度口に含んでみないとわからないことがあるので、チャレンジ精神をもって、まずは口に含んで味を知って、飲み込むか飲み込まないかを判断するようにしています。今回の事業に参加していただいて、皆さんにもその気持ちを知っていただけたと思うので、今後もいろいろチャレンジしてください。」とコメント。

市長からは、「意見はどんどん言っていただいたほうがよい。市も、いいことだけ聞くのではなくて、課題や苦言も取り入れながら、どういったところにどういったバランス感覚をもってやっていくのか、ということが重要だと思っているので、今後もどんどん意見を発信していっていただきたいと思います。その一方で、人の意見を聞くという人にもなっていただけたら。」という激励がありました。

(注)各自の発表内容・講師や市長のコメントは、別途「まちづくりミーティング 令和元年度実施結果」において掲載を予定しています。
(参考:https://www.city.kakamigahara.lg.jp/shisei/koho/7645/32120/index.html

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