各務原市まちづくり担い手育成支援事業2019 第1回目を開催(6月29日)

ページ番号1001903  更新日 令和3年2月12日

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6月29日、イオンモール2階のKAKAMIGAHARA OPEN CLASSにおいて、市民協働のまちづくりのための新たな担い手の育成を目的とする「各務原市まちづくり担い手育成支援事業2019」の第1回目を開催いたしました。

規格外野菜の廃棄問題に挑戦

KAKAMIGAHARA OPEN CLASSの様子

第1回の今回は20人が出席。
「経験を活かしたい」「まちづくりに興味がある」「ふるさとに恩返しをしたい」といったものから、「廃棄野菜の量を減らしたい」「にんじんに関わることに協力したい」「開発に携わりたい」「カフェが好き」「将来の夢へのきっかけに」といったものまでさまざまな動機で参加されました。

各務原のことを知ろう

各務原について話す廣瀬さん

初めに、各務原市役所都市建設部土地活用推進室の廣瀬真一さんから、各務原市で行われている取り組みや公民連携について紹介。参加者は「少し目線を変えるだけで、見えてくることも変わる」「ミクロな目線、自分なりの解像度で物事を捉えて」といった言葉に真剣な様子で耳を傾けていました。

まちづくりの先輩から学ぶ

トークライブの様子1

続いては、今年度のまちづくり担い手育成支援事業の受託者である、株式会社フォレストファーム代表取締役の林亮輔さんによるトークライブ。
林さんがまちづくり活動に関わるようになった紆余曲折や、規格外野菜の廃棄やイメージの悪さによる担い手不足といった農家の課題、これから挑戦したいことなどをお話しいただきました。


トークライブの様子2

「生産したにんじんの約1割が廃棄となる。少なく思えるかもしれないけれど、5トンだったら500キロ。」といった言葉や、規格外野菜を使ったジュースの価格の内訳など、具体的な内容に、参加者からは「経営者視点からの話が聞けて勉強になりました」「実体験によるものが深く聞けて良かったです」という感想が聞かれました。

ワークショップ「目から鱗の!規格外野菜廃棄ゼロプロジェクト」

ワークショップの様子

2回目以降、市内のさまざまな野菜の規格外発生状況や廃棄状況を調査し、メニュー考案、カフェでの提供という形で、市内の規格外野菜の廃棄に対する課題解決を体験する予定の参加者たち。しかし、本来「地域課題の解決」には答えがなく、一つの方法に留まりません。
そこで今回は「解決方法を考える」工程を体験していただこうと、「加工食品での販売」「カフェでのメニュー提供」以外に考えられる取り組みを考えるワークショップを行いました。


グループ1

グループ2

グループ3


参加者からは、「SNSで発信」「絵本で廃棄野菜の存在を伝える」「映画化」「祭りで提供」「高齢者や福祉施設に自宅訪問して提供」など、さまざまな取り組みが提案されました。
林さんからは「規格外野菜を使う方向での解決だけでなく、規格外野菜のことを知ってもらう方向での提案が多かったのは新鮮。新しい視点をありがとうございます。」という言葉がとともに、フィードバックとして、にんじんを使ったクレヨンの例や、本来のやり方で規格外野菜を売れるようにした東京の八百屋さんの取り組み例をご紹介いただきました。

次回の予定

次回は、7月27日(土曜日)午後3時から5時、産業文化センター2階第1会議室にて開催予定。市内農家における規格外野菜の発生状況や廃棄状況の調査に取り掛かります。

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