まちづくり参加セミナー「みんなが楽しいコミュニティのつくりかた」を開催しました(3月5日)
令和4年3月5日(土曜日)午前10時から正午、那加福祉センター集会室において、まちづくり参加セミナー「みんなが楽しいコミュニティのつくりかた」を開催し、26人が参加しました。
誰もが「楽しい」と思えるコミュニティであるための工夫
講師の尾関加奈子さんは、「コミュニティの形に正解はないので、あくまで、私の所属する『かかみがはら暮らし委員会』というコミュニティの事例ですが」と前置きをした上で、ご自身が委員長を務める一般社団法人かかみがはら暮らし委員会で行われている工夫の数々や、現在の形に至るまでの経緯をお話しされました。
講演内容
- フラットな関係性
- いろんな関わり方
- 動きやすい単位・役割分担
- 雑談・日常的なつながり
- ハードル設定
- 好き・得意
- 変化し続ける
- 仕事ではない
- 自分が楽しいと、周りも楽しくなる
質問コーナー
Slido(スライド)という、リアルタイムで質問やアンケートなどを行うことができるサービスを使って質疑応答を行いました。
参加者がサービス提供画面から質問をその場で書き込み、司会が手元の画面で内容を確認して講師に問いかけ、講師がその質問に回答する形式で進行しました。
23件もの質問が出され、全部にお答えいただきました。
質問内容(抜粋)
- 高齢者が多い地域で、現状はオンラインでのやり取りが難しい方が多い地域でも同じ手法でのコミュニティづくりは可能でしょうか。
- それぞれのまちに見合ったまちづくりがあるのでしょうか。
- 少ない中心メンバーだけでなく、多くの方に関わってもらう場合、企画などの内容や質はどのように維持していますか。
- 自分のできないことを開示することに抵抗がある人が多い気がしますが、そこを解消するには環境づくりからでしょうか。
- コミュニティの中で大きな声を拾うことは簡単だと思うが、小さな声をうまく拾うために、工夫していることはありますか。
- 活動が大変だったり、楽しかったりしてエネルギーを注ぎ過ぎて、本業に支障は出ませんか。両立していますか。
- やりたくない業務に誰も手が挙がらないときはどうされていますか。
- コミュニティが変化し続けるために工夫していることはありますか。
- 「こうするべきだ」など、人のことにまで口を出す人の対応はどうしていますか。
参加者の感想
- 団体としてどんな問題が出てきやすいのか、どのようにして乗り越えてきたのか、その歴史が分かってよかったです。
- 「家族」も小さいコミュニティであるということが新鮮でした。
- 任期や招待制など、仕組み作りをきちんとされている点が参考になりました。
- 自分では苦手なことも、得意な方と協力できるコミュニティだからこそ、楽しさが伝わってくるようなイベントになっているのだろうと思いました。
- コミュニケーションの大切さ、自分が「楽しむ」こと、程よい「ゆるさ」が参考になりました。
- 高齢者の集まりに積極的に若者にも関わってもらおうと思います。寄り合いをやってみたいです。いろいろ話すことで、高齢者の求めるサロンや高齢者との情報共有の仕方が見えてくるような気がします。
- 無理やり担わせない、勝手に割り振らない、やりたいこと・好きなことを楽しんで関わるという内容が参考になりました。
- 仕事以外のコミュニティに属してみたいと思いました。
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