各務原市まちづくり担い手育成支援事業2024 第2回を開催(7月23日)

ページ番号1022526  更新日 令和6年7月25日

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市民協働のまちづくりのための新たな担い手の育成を目的とする「各務原市まちづくり担い手育成支援事業」の第2回を、7月23日(火曜日)午後7時~9時、「十'|TEN」(那加本町45)において第2回を開催し、参加者14人、観覧者3人が参加しました。

テンの前で記念撮影する参加者の皆さん

空き家を活かし、エリアを沸かす

令和6年度事業の舞台は、各務原市民公園の西側に広がるエリアです。今まで使われず眠っていた空き家などの「場所」に、お店やイベントを始めたい「人」が集まり、まちの賑わいを創出する「こと」が始まろうとしているこのエリアで、これらの活動がどのように生まれ進んでいくのかを現場で感じながら、自分にできることを考え、実践していく全5回のワークショップを実施しています。講師役は戸高翼さん(つばさ商店 代表)に担っていただいています。

活動拠点をめぐる

活動拠点をめぐる参加者たち

第2回は、講師の戸高さんの案内のもと、株式会社OUR FAVORITE CAPITALが保有する那加エリアの空き家など、活動拠点となり得る場所を巡りました。

  • 「十'|TEN」
  • 「どて焼き酒場 奏」(1階)、「ベルハウス」(2階)
  • 旧「高田時計店」跡地、「花と喫茶の店 karakuru(カラクル)」予定地
  • 旧「マツバラ文具」跡地
  • 横山病院向かいの3階建てビル
  • 旧「東亜町会館」跡地、「TOUAMACHI KAIKAN」

各拠点では、戸高さんから、それまでどのように使われていた場所だったのか、現在どのような状態にあるのか、今後どのように活用が見込まれているか、参加者がどのように使える可能性があるのか、などの具体的な話がありました。
また、それぞれの拠点に向かう際にはグループに分かれ、参加者同士が話す機会も設けられました。

現時点でやってみたいこと、アイデア出し

ワークショップのようす

活動拠点巡りの後には、一度、十'|TENに戻り、2階の見学をしたり、各務原市歴史民俗資料館 戸崎憲一 監修の写真集「各務原の昭和」を見て、かつての那加駅周辺の姿と現在の姿を見比べながら雑談したあと、ベルハウスへ移動しました。
ベルハウスでは、現時点でどのような活動がしたいかイメージできている人のアイデアを共有しました。

  • レンタサイクルとカフェを併設したギャラリースペースを「十'|TEN」でやってみたい。(ブンタ)
  • いろんな作家さんが集まる雑居ビル、趣味に没頭できるサードプレイスが旧マツバラ文具店跡地でできないか。(コメちゃん)
  • 商店街でジャズストリートをしたい。(リナ)
  • 親子が一緒に来られて一緒に楽しめる親子カフェ、自分たち世代も集えるコミュニティカフェ、ボードゲームなどができるゲストハウスをつくってみたい。(スミ)
  • 「十'|TEN」が地域の公民館のような場所なのであれば、地域の人によりサブスクリプション型で維持される仕組みを考えたい。(ヤマちゃん)

また、アイデアに対して参加者からの意見もありました。

  • 継続していくことを考えて、どうお金を生むかも考える必要がある。
  • 利用する人の奪い合いにならないように差別化は必要。
  • 犬山で観光が伸びている。インバウンドも活用できるのでは。

戸高さんは、それぞれの意見に対して「いいね!」「実際に行動に移す際には大切なことだね。」などと肯定し、「まちづくりの答えはなく、各々の中に存在している。自分の中にあるやりたいことの延長線上にまちづくりがあるという方向で考える人もいれば、歩いていて困っている人がいて、それを助けてあげることがまちづくりだと考える人もいる。どちらのやりかたでもよいし、自分で何かを興すことをしなくても、誰かのやりたいことを支援すること、一緒に取り組むこともまちづくりなので、気軽に考えて、興味のあることに挑戦してもらえたら。」と話しました。

参加者からの感想

あなたの思う、まちづくりとは?(第2回終了時点)

  • 人が集まる場所づくり
  • 幸せな人が増えること
  • 共有したいと思える場所を増やし、発信し合える環境をみんなでつくること
  • この街でどんなおもしろい事ができるか、なにがあったら・どんな動きがあったら盛り上がるかを考えること
  • 市民同士が気軽に交流できること、お気に入りの場所ができるまち
  • 人と人がつながること
  • 自分のやりたいことを実際に自分の住んでいる場所、地域でやること
  • 自分の住む街がよいと思える状況をつくる手法
  • あちこちで同時多発的に何か生まれている状態
  • 人と人が出逢い、面白い化学反応が生まれている状態
  • アイデアを持つ人々を、それを地域社会で実現するための知識や手段と結びつける機会を創出すること
  • スキルや経験を機会と結びつける
  • まちを知る、関わる、好きになること
  • 人と人が繋がる場所を作ること
  • みんなで協力して町を動かすこと
  • このまちを知って、それぞれがやりたいと思うことを周りの人たちで支え合って、お互いがお互いを支える中で個々のやりたいことを実践していくこと
  • ≠都会化
    近所で豊かな生活が送れるまちをつくること

次回の予定

次回は9月3日(火曜日)午後7時~9時、「アイデアの具体化」をテーマに、「十’|TEN」(那加本町45)にて開催する予定です。

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