各務原市まちづくり担い手育成支援事業2024 第3回を開催(9月3日)

ページ番号1022892  更新日 令和6年9月6日

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空き家を活かし、エリアを沸かす

参加者の集合写真

市民協働のまちづくりのための新たな担い手の育成を目的とする「各務原市まちづくり担い手育成支援事業」の第3回を、9月3日(火曜日)午後7時~9時、「ベルハウス」(那加本町41-3)において第3回を開催し、参加者13人、観覧者2人が参加しました。

令和6年度事業の舞台は、各務原市民公園の西側に広がるエリアです。今まで使われず眠っていた空き家などの「場所」に、お店やイベントを始めたい「人」が集まり、まちの賑わいを創出する「こと」が始まろうとしているこのエリアで、これらの活動がどのように生まれ進んでいくのかを現場で感じながら、自分にできることを考え、実践していく全5回のワークショップを実施しています。講師役は戸高翼さん(つばさ商店 代表)に担っていただいています。

アイデアの具体化

第3回は、第2回で出された3人のアイデアをベースに、グループに分かれて具体的な内容を話し合いました。
途中で2回メンバーをシャッフルして参加者同士の交流も図りながら、参加者それぞれが取り組みたいこと、自分にできることについて考えました。

レンタサイクル&カフェ

取り組んでみたい企画について話し合う参加者

  • ユーザーがリアルタイムでレンタサイクルの空き状況を確認できる仕組みを検討するとよい。事前に自転車を予約できるシステムを導入し、利用者の利便性を向上させてはどうか。
  • ユーザーに最適なサイクリングコースを提案してはどうか。
  • 過去の利用者からのコメントやレビューを表示する機能を設けたら、ユーザーの参考になるのでは。SNSと連携して、サービスのファンを獲得し、口コミ効果を高めることも有効。
  • GPSを活用して、自転車の乗り捨てを防ぐ仕組みを導入してはどうか。追跡機能により盗難リスクも軽減できる。
  • 海外の事例を参考に、二人乗り自転車やペット同乗可能な自転車を導入してみてはどうか。
  • 設備投資を抑えるため、不要になった自転車を再利用する方法を検討してはどうか。
  • オリジナリティを持たせたデコレーションを施し、利用者の興味を引く。
  • 大人用、子ども用、女性用など、さまざまなニーズに対応する自転車を用意する必要があるのでは。
  • マーケット日和などのイベントにレンタサイクルがあると便利。
  • 使い方によりニーズが異なるので、TOUAMACHI KAIKANなど他の施設とも連携して自転車の置き場、乗り捨てができる場など考えていきたい。
  • ギャラリーと併設することで、クリエイターが自転車を利用していただいている間だけ作品を展示してもらうなど、短時間の気軽な展示販売も可能になるかもしれない。

クリエイターが集まるレンタルスペース

アイデアの具体化をする参加者のようす

  • クリエイターが集まる場所、趣味を通じてつながれる場所にしたい。
  • クリエイターの方の出店がサポートできたらいい。
  • 「マツバラ文具店」が年配の方から若い人まで知っている場所だった背景を生かして、再び文具店を始めたら、賑わいにつながるのではないか。
  • 大きい映画館では上映できないような作品の上映ができる映画館にもできないか。
  • オンラインコミュニティを作って、場所を予約する、ワークショップへの申し込みを受け付ける、などの機能を持たせたい。
  • 日本語だけでなく、多言語でホームページやパンフレットを作成できたら、国籍を問わず面白いクリエイターが集う場所にできるのではないか。
  • 会場が広いので、最近のバンド好きな住民に向け、一部をライブハウスのように使うこともできないか。
  • アマチュアバンドの演奏だけでなく、ゲストを呼んでライブをしてもらうこともできる。

小中学生が集える場

意見を出し合う参加者のようす

  • 昔参加した、知らない子ばかりが集まるキャンプが楽しかった記憶がもとになっている。小中学生が楽しみながら集える場を提供したい。
  • 地域の公民館でお泊りをしたり、近所の人に招待状を出して流しそうめんなどをしたことも記憶に残っている。
    今は子ども会も減っていて、そのような経験ができる場が減っているので、社会的意義があるのでは。
  • 親子で参加できる場とする案もあるが、子どもたちは親がいる場といない場で異なる顔を見せるので、親から離れる機会も大切。
  • やることがないと子どもたちはスマートフォンなどの画面を見てしまうので、取り組むアクティビティを用意したい。
    さまざまな興味に対応できるような広さや、体を動かしてから集中する作業の流れを作るプログラムも意識したい。
    一方で、子どもたちは遊びの天才なので、場所と使えるものだけ用意して、誘導しすぎないようにもしたい。
  • 参加者におそろいのユニフォームなどがあると、管理面や意識面で差が出る。
  • 子どもたちは料理をすることも好きなので、料理教室をするのはどうか。ハロウィンの顔ピザなど楽しそう。
  • ゲストを呼んでイベントのようなこともできそう。紙飛行機を作るのはどうか。
  • どうやって子どもに知らせていくか、年齢差をどうするかが課題。
  • 自然と遊ぶ体験を目指したい。
  • 対象年齢の子どもを持つ親として、子どもをイベントに参加させる基準などのアドバイスで関われたら。

参加者からの感想

あなたの思う、まちづくりとは?(第3回終了時点)

  • 人が集まり笑顔が見れる場所をつくること。
  • 幸せな人が増えること。
  • 人と繋がり話し合える人を増やすこと。
  • 自分が関わる・参加することから、自分で創り出せるのかも。と思いました。ずいぶんと身近にそして気軽に考えられるようになりました。
  • 人がつながること。
  • アイデアを実現するためのスキルと経験を持つ人々と人々を結び付けること。
  • まちについて考えること、まちを知ること。
  • 人と人とが繋がること。居場所作り。
  • コミュニティづくり。
  • 人と人が助け合って真ん中広まっていくこと。
  • まちについて知って、まちのひとみんながその場を通して繋がれる場の提供、イベントの提供をすること。
  • 那加の町の100年続いた歴史を掘り起こした場所を通じて、多くの人が交流できる仕組み作り。それが経済的にも潤うものであるともっとよい。

次回の予定

次回は9月24日(火曜日)午後7時~9時、「ブラッシュアップ」をテーマに、「十’|TEN」(那加本町45)にて開催する予定です。

このページに関するお問い合わせ

まちづくり推進課
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