市民公園リニューアル基本計画の件について

ページ番号1013687  更新日 令和4年1月12日

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提案

 公園の木を100本くらい切られるとの事、できる限り残してほしい。自然を壊さないでください。
 私は毎朝公園でラジオ体操をして皆さんに元気をもらっています。小鳥の声、さざんか小花、大きなヒマラヤ杉に毎日パワーをもらっています。大金でリニューアルをしなくても、悪い所の修理をしながら。
 各務原市には大きな公園が2カ所あり他県の人に羨ましく思われています。自然を大切に。
(令和3年12月7日受付)

回答

 このたびはご提案いただきありがとうございます。
 各務原市民公園は、岐阜大学時代の歴史や環境を受け継いだ文化の香り高い公園として長く市民に親しまれております。園内には、岐阜大学時代から多くの樹木が植えられ、私たちに潤いや安らぎを与えてくれます。
 一方、開園から約30年が経過し、園内の施設の老朽化に加え、公園を取り巻く社会状況への変化への対応など全般的な課題が表面化してきています。
 さらに、昨今の健康意識の高まりに伴い、ランニングやウオーキングでの利用の増加や公園内での移動式スクリーンを使った映画の上映など、公園利用のあり方も多様化しています。
 このような状況に加え、市民アンケートや、これからの市民公園の使い方を気軽に話し合う場である「パークリノベミーティング」で得られた多様な市民ニーズを基に、基本計画では、「歴史・時間をつなぐ」、「風景をつなぐ」、「人をつなぐ」という3つの「つなぐ」を軸とし、公園という場を通じて人と人がつながり、過去から未来へ市民公園の魅力的な姿をつないでいくような「子どもに見せたい風景のある公園」を目指しています。
 岐阜大学の前身である岐阜高等農林学校時代から伝わる、通称「クニハガーデン」(市民公園南東部の「緑の街角」)の保全や、開園当時の整備コンセプトを引き継いでいくとともに、図書館と公園がつながる空間を創出します。そして、公園での過ごし方や活動が多様化する中、それぞれの場所が広場でつながり、視線が通い合う風景をつくり出します。
 こうしたコンセプトにより、公園内の樹木はできる限り残し、岐阜大学時代の歴史性を継承し、市の都心の緑を育みながら、適切な管理を行い、自然と共生する緑豊かな公園整備を進めてまいります。
 なお、今後、実施設計で具体的な整備内容を決めていきますが、新型コロナウイルスなど社会情勢の変化を見極めながら、事業規模を精査の上、適切な時期に実施してまいります。
 ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
(担当課:河川公園課 電話:058-383-1531) 

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