公園へのバスケットゴールの設置について
提案
ぼくは那加第二小学校の3年生です。市長様におねがいしたいことがあります。ぼくは毎日、ふどうがおか公園で遊びます。ぼくはバスケがすきで、バスケットボールを公園へ持って行くのですが、公園にはゴールがなくて、ドリブルぐらいしかできません。ぼくの学校区の公園に1こもゴールがありません。だから、市長様にぜひ那加第二小学校地区の公園にバスケットボールのゴールを作ってほしいです。おねがいします。
(令和7年2月25日受付)
回答
このたびはご提案(ていあん)をいただきありがとうございます。
市では、誰(だれ)もが楽しめる魅力(みりょく)ある公園づくりを目指しており、公園を新しく整備(せいび)する時や、遊具を交換(こうかん)する時には、その公園を使う地域(ちいき)の人たちに、いつもどんな使い方をしていて、どんな遊具があったらよいかを聞いて、たくさんの利用者(りようしゃ)に楽しんでもらえるといいなあと考えながら整備(せいび)しています。もし近くの公園にバスケットゴールができれば、バスケットが好(す)きな子がたくさん集まる、とても楽しい公園になると思います。
しかし、近くの公園にバスケットゴールをつくると、心配なことが2つあります。1つは、バスケットに夢中(むちゅう)になって、近くで遊んでいる子にぶつかったり、ボールが柵(さく)を超(こ)えて道路や家に飛び込んでしまうなどの危険(きけん)があることです。もう一つは、ドリブルやシュートなどボールをつく音が周(まわ)りに住んでいる人にとって迷惑(めいわく)となることがあることです。
現在(げんざい)、市内に約(やく)200カ所ある公園の中で、バスケットゴールのある公園は、桐野(きりの)公園(那加第一小学校区)、花園(はなぞの)公園(蘇原第一小学校区)、吉新(きちしん)公園(蘇原第二小学校区)の3カ所です。令和3年に完成(かんせい)した桐野(きりの)公園では、公園を作る前の計画(けいかく)の段階(だんかい)で、市役所に、バスケットゴールを作って欲しいという、地域(ちいき)の人からの要望(ようぼう)がありました。要望(ようぼう)を受けて、市では、公園を使う人の危険(きけん)がないか、周(まわ)りに住んでいる人に迷惑(めいわく)にならないか考えました。そして、桐野(きりの)公園は、公園の面積(めんせき)が広く、小さい子が遊ぶ遊具エリアと離(はな)れていて危険(きけん)がない、周(まわ)りの家とも離(はな)れていて音の心配が少なく周(まわ)りに住んでいる人の迷惑にならないと考えたので、バスケットゴールを作りました。今では休日になると一日中使われている人気の施設(しせつ)です。
那加第二小学校地区には、大きな公園がいくつもありますが、利用する人が多かったり、周(まわ)りに家が多かったりするので、バスケットゴールを作ることは、慎重(しんちょうに)に考えなければなりません。今回の提案(ていあん)をお聴(き)きして、今後、公園をリニューアルしたり、遊具を交換(交換)したりする時には、案(あん)の一つとして、バスケットゴールが作れないか、自治会(じちかい)や周(まわ)りに住んでいる人に提案(ていあん)・相談(そうだん)したいと思います。
最後(さいご)に、現在(げんざい)整備(せいび)を進めている新総合体育館・総合運動防災公園(しんそうごうたいいくかん・そうごううんどうぼうさいこうえん)内の体育館は、バスケットコートが4面あり、プロバスケットチームの試合(しあい)もできる大きさです。令和11年春頃(はるごろ)の完成(かんせい)を予定していますので楽しみにしてください。
(担当課:河川公園課 電話:058-383-1531)