新型コロナウイルスの感染拡大防止について

ページ番号1012735  更新日 令和3年9月21日

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提案

1.「広報かかみがはら」表紙への人物登場の中止
⑴8月15日号で表紙に保育士1名と幼児1名、又3ページにも保育士4名と幼児4名が「マスクなし且つ各々が至近距離(1m以内)」で撮影された写真が掲載され、特に3ページの写真は保育士と幼児が各々極めて至近距離で密集状態(1平方メートル以内に8名)であり新型コロナウイルスの感染者が急増している折から、「感染拡大防止+不要不急の外出+人流の抑制」に照らして不適切である。

⑵ア この事について広報課(広報課長ほか女子職員1名)に口頭にて尋ねた処
(ア)「感染予防より表紙として保育士と幼児の表情の方が大切で、マスクを着用していては表情が出ないので、着用はしない事にした」
(イ)「写真撮影以外はマスクをしていた」
との回答であった。
イ この回答に対して
(ア)について「例え表情が出なくとも、マスク着用の写真の方が市として感染拡大防止対策に取り組んでいる事を市民に向けて訴える事ができるし、訴えなければと考える」
(イ)について「表情が大切」との事であれば、カメラマンは納得のいく表情を撮る為に何度も撮影している筈で、その間この写真の一秒や二秒の一瞬でなく少なくともそれなりの時間(数分or数十分)をかけていると思われ、感染症罹患上からも不適切ではないか」と質問
ウ 上記の質問に対しても、あくまで「表情の方が大切」との回答で、「感染拡大防止より表情の方が大切」とのそれは例え「写真以外の時はマスクを着用していてその時丈の少し位は~」との考えで感染拡大防止を市民に呼びかけている公(市)の姿勢としては間違った考えである。

⑶加えて同号5ページに「かわいい笑顔!広報紙『元気ッズ』」として「24組の小学校就学前のお子さんを募集」との記事があり、これは11月1日号から令和4年4月15日号の計6号との事であるので、少なくとも1号に4名が登場する事となり、上記表紙並びに3ページと同様に「表情が大切」と言う事であればこれが撮影の為に、「マスクなし+至近距離」となり感染症罹患、且つ「不要不急の外出+人流の抑制」の観点から中止を提案するも、「考えない」との回答であった。

⑷更に当日(8月11日)の中日新聞紙上に
ア(ア)当市に於て保育施設で園児4人のクラスター発生
(イ)全国の保育所での感染拡大を受け、厚労省が感染防止策の強化方針を決定との記事があり、この事からも『元気ッズ』は中止すべきでないかと質問
イ これに対し、「新聞を読んでいないので~」との回答
ウ それなら「新聞を読んでから見解を~」と依頼するも、「何故回答しなければならないのか、忙しくてそんな事はしておれない‼」との既そ市職員としてはあるまじき姿勢であった。

⑸しかし乍ら、その後も新規感染者が急増し
ア 岐阜県も緊急事態宣言の対象地域となった。
イ 当市でも独自の非常事態宣言が発出された。
ウ 特にデルタ株により子どもの感染が増加している事態を受け
(ア)全国100カ所超の保育園休園
(イ)当市の5子ども館一時休館
(ウ)前記当市での保育施設に続き、ショートステイ施設でもクラスター発生
などと前記(4)ア(ア)(イ)を勘案するに『元気ッズ』の広報紙表紙への写真掲載の企画を中止する事を口頭でなく文書にて提案する。幸い同号には「新型コロナウイルス感染拡大防止のため、掲載した行事・イベントを中止・延期する場合があります」と断りがあるので~。

⑹広報紙表紙は
ア 市販雑誌等の表紙と異なり、それによって「購買意欲を~」との意味や目的はない。
イ 従って表紙は人物以外の例えば景色・花・イラスト等でよい。
ウ それでも「カメラマンの外出が伴う」と言う事であれば、過去号の記載写真でもよい。
と考える。

⑺第5波並びにデルタ株によりその特長として若年層と子どもの新規感染者が急増し、国、県、市挙げて前記の様な諸対策で市民や民間業者に自粛、規制そして協力を呼びかけている最中にあって、それを呼びかけている公(市)の行事や企画は「万全の感染予防対策+不要不急の外出+人流の抑制」などの指針に照らしていささかの疑念を持たれる事があってはならず、自らが範を示す責務があると考える。

⑻この企画の為に、それらの指針を無視し、自己の都合のよい様に曲解または拡大解釈し、「少し位は~」「これ位の事は~」「一度企画した事は何が何でも~」との考えは、行政防災無線で市民に自粛を、又感染拡大防止を呼びかけていながら、自身はゴルフに興じた浅野市長と同様と考える。

⑼加えて同号裏表紙においても、市民に「夏の感染リスクは十分な警戒を~」と呼びかけ、その中で「集まりなど会合の自粛」「密回避」を呼びかけている事並びに前記の5子ども園閉鎖とも矛盾する企画と考える。市民にそれを呼びかけるのであれば”隗より始めよ”でなければと考える

⑽ア 又、新型コロナウイルスワクチン接種対策室の係員にもこの件につき質問
イ 係員は「こんな時だからこそホットする気分になれるものを~」との回答であったが、それならそれで前記⑹の様にこれに変わる被写体の選択枝はいくらでもある訳で、わざわざこの時期にリスクを犯してまで人物でなくともよいと考える
(令和3年9月1日受付 山田 安重さん)

回答

 このたびは、ご提案をいただきありがとうございます。
 市では、新型コロナウイルスの感染拡大防止を最重要課題と位置づけ、ワクチン接種などの業務を鋭意進めているところであり、広報紙などでもワクチン接種の案内や感染防止の啓発などを行っております。
 一方で、広報紙は、市民の皆様が生活するうえで必要な情報や大切な情報を掲載しており、少しでも多くの皆様に手に取っていただき、読んでいただくため、親しみやすく魅力的な紙面としていかなければならないと考えています。
コロナ禍で人間関係が希薄化している中で、今年4月15日号以降、毎月15日号の表紙は、少しでも人とのつながりを感じていただければという思いから、「つながり」をテーマとしています。
 写真一枚でつながりを表現するにあたり、被写体の表情は重要な要素であるため、撮影の際は、感染対策に細心の注意を払いながら、被写体の温かな表情を収めております。
 また、裏表紙の「元気ッズ」は、職員が撮影を行うものではなく、掲載をご希望されるご家族からいただいた写真を掲載するコーナーです。 市としては、感染拡大防止は非常に重要なものと考えております。そして、市民から親しまれる広報紙の紙面づくりも大切なものと考えておりますので、コロナ禍を理由に人物写真の掲載をなくし、他のものに置き換えるといった考えはありません。
 なお、職員は「感染予防より表情の方が大切」といった趣旨のことは申し上げておりませんので、申し添えます。
(担当課:広報課 電話:058-383-1900)

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