第6回各務原市都市景観賞

ページ番号1008322  更新日 令和3年2月12日

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 都市景観賞は「美しいまち・かかみがはら」にふさわしい建築物やまちなみをはじめ、美しいまちの実現に向けた活動を行っている団体などに贈る賞です。
 平成28年7月1日から8月1日の期間で市民の方から募集し、同賞選考委員会(委員長:瀬口哲夫 名古屋市立大学大学院名誉教授)の審査を経て決定しました。
 これからも美しいかかみがはらの風景を守り、育んでいきましょう。

表彰式

 平成28年11月25日(金曜日)に開催したまちづくりシンポジウムにおいて、表彰式を実施しました。
 このシンポジウムでは、神戸芸術工科大学教授の小浦久子さんの「景観に地域らしさを見つける」と題した講演も行われ、「美しいまち・かかみがはら」の風景づくりを考える1日となりました。

表彰式の写真
表彰式の様子
小浦久子さんの写真
小浦久子さんの講演

建築物部門 受賞

さくら通り岩本眼科

さくら通り岩本眼科の写真

 新境川の桜並木から一本東の田畑に囲まれた静かな住宅地にある眼科病院です。
 まわりの建物になじむように平屋建ての造りで、すっきりとした印象の建物です。
 落ち着いた配色、環境やバリアフリーに配慮したデザインに優しさを感じます。
 季節ごとに変わる田畑の緑や、桜の花びらでできた絨毯とのコラボも楽しみな建物です。

  • 所在地:蘇原瑞穂町
  • 設計:(株)安藤建築設計
  • 施工:(有)長尾建築

メディカルセンターフェニックス

メディカルセンターフェニックスの写真

 鵜沼のにんじん通りに面して建てられた地域密着型の複合医療施設です。
 開放的で地域に開かれた医療施設で、周囲の景観に溶け込んだ佇まいとなっています。
 建物の周囲や駐車場には、樹木や芝生などがふんだんに植栽されており、数年後には地域の緑のオアシス的存在になるものと期待されています。

  • 所在地:鵜沼各務原町
  • 設計:(株)宮崎一一計画工房

鵜沼の家

鵜沼の家の写真

 愛宕山の山辺の道に沿う南側斜面の下にすっくと立つ、方形の屋根を載せた正方形平面の住宅です。
 端正な建築デザインも然ることながら、敷地内のレベル差を現地形に近い斜面とし、地被植物クラピアで覆った本作品は、郊外の境界デザインのあり方を啓発する好例として評価されています。

  • 所在地:鵜沼羽場町
  • 設計:後藤耕太建築工房 

中日本ダイカスト工業株式会社

中日本ダイカスト工業株式会社の写真

 市内北西部に近年開発された工業団地内に立地する企業です。
 建物のデザインはシンプルで色彩も落ち着いており、周辺の景観にもマッチしています。
 外周には四季折々に開花する多種類の花木を植栽し、屋上には太陽光パネルを数多く設置するなど環境に配慮する企業の姿勢を感じることができます。

  • 所在地:那加山崎町

成田山 貞照寺

成田山貞照寺の写真

 昭和8年、日本の女優第1号といわれた川上貞奴が信仰する不動明王尊をお祀りするため、私財を投じて建立したお寺です。
 入母屋唐破風・銅版葺・総檜造りの本堂になっており、表舞台の玉垣には建立費を志納した当時の名優の名前が刻まれています。
 近くの景勝地には貞奴の建てた別荘地(萬松園)があり、各務原市の歴史的建造物のひとつとなっています。

  • 所在地:鵜沼宝積寺町

まちなみ部門 受賞

桜木町のまちなみ

桜木町のまちなみ写真

 桜木町は、名勝「木曽川」として国に指定されている地域でもあり、市内でも重点風景地区「木曽川河畔上流地区」として良好な景観を形成するため建築行為に制限がかけられている地域です。
 木曽川の雄大な流れと周囲の美しい風景は住む人だけでなく、多くの人々を楽しませてくれています。
 今後も、木曽川の景勝地として美しいまちなみを住民の力で守り育てていただきたい地域です。

  • 所在地:桜木町

まちづくり活動部門 受賞

駅広を愛する会

駅広を愛する会の写真

 JR鵜沼駅前ロータリーのビオトープは、憩いの場として多くの市民に親しまれています。
 駅広を愛する会は地元住民を中心とする団体で、このビオトープ池周辺の清掃、草刈りなどを行っています。
 地域を愛して活動する会員の姿が、今後さらに周辺住民や次世代に広がっていくことも期待されています。

  • 駅広を愛する会(会員数21名)
  • 活動内容:JR鵜沼駅前ビオトープ池と周辺の清掃、草刈りなど
  • 平成18年1月4日 パークレンジャーとして登録

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