誰かと一緒に食事を作ったり食べたりしよう

ページ番号1014435  更新日 令和5年5月16日

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何人かで食卓を囲む食事の場は、コミュニケーションの場でもあります。

近年、家族がそろって食事をする「共食」の機会が減り、食生活も多様化しています。一人で食事をする「孤食」や、同じ食卓に集まっていても、家族がそれぞれ別々のものを食べる「個食」ばかりになっていませんか?
 

共食の絵

共食と食育

みんなで一緒に食卓を囲んで、共に食べることを「共食(きょうしょく)」と言います。

共食には、一緒に食べることだけではなく、「何を作ろうか」と話し合って一緒に料理を作ったり、食事の後に「おいしかったね」と語り合ったりすることも含まれます。


子どもがいる家庭では、家族みんなで一緒に食卓を囲むことによって、子どもたちが食事の楽しさを実感することができます。

箸の正しい持ち方や食事のマナー、「いただきます」「ごちそうさま」といった食事のあいさつ、栄養バランスを考えて食べる習慣や食べ物や食文化を大事にする気持ち、郷土料理や季節の料理といった食の文化などを、親や祖父母から子どもに伝えるよい機会にもなります。

 

なお、新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、「新しい生活様式」において、食事については「料理に集中、おしゃべりは控えめ」とされていますので、食卓において自らが周囲に感染を拡大させることがないよう、一人ひとり心がけて食事をしましょう。
 

食事を共にする頻度が高い人は、食生活が良好な傾向があります

  • 自分が健康だと感じていることと関係しています。
    小学生を対象とした研究では、朝の疲労感や体の不調がなく健康に関する自己評価が高いことが報告されています。
  • 健康な食生活と関係しています。
    乳幼児~小学生を対象とした研究では、主食・主菜・副菜をそろえてバランスy良く食べていることが報告されています。
  • 生活リズムと関係しています。
    乳幼児を対象とした研究では、食事や間食の時間が正しいことが報告されています。
  • 規則正しい食生活と関係しています。
    起床時間や就寝時間が早いことが報告されています。

子ども食堂・子ども宅食

近年、地域住民等による民間発の取り組みとして無料または安価で栄養のある食事や温かな団らんを提供あうる子ども食堂等が広まっており、家庭における共食が難しい子どもたちに対し、共食の機械を提供する取り組みも増えています。

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