イベント情報交換・交流会事業(もーやっこサークル)

ページ番号1024614  更新日 令和7年10月6日

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各務原市まちづくり活動助成金 令和7年度交付事業の活動の様子を紹介します。(レポートの内容は、事務局の取材や団体からのヒアリングなどをもとに作成しています。)

まちづくり活動助成金 令和7年度事業

スタート助成1年目

事業概要

イベントに関する情報共有ができる場を作る。月に1回程度、情報交換会や交流会、協働イベントを開催し、市民同士の横のつながりを作る。

予算

  • 総事業費 167,091円
  • 助成金交付申請額:100,000円
  • 用途:チラシデザイン費、会議室使用料、椅子レンタル代、イベント保険料、音響謝礼、レクリエーション謝礼、チラシ印刷代、アンケート印刷代、資料印刷代、消耗品

第4回交流会(令和7年10月2日)

話し合いのようす

令和7年10月2日(木曜日)午後7時~9時、産業文化センター2階 第4会議室において、4回目のイベント情報交流会が開催され、団体メンバーと参加者あわせて8人が、各自が実施するイベントの情報共有の傍ら、イベント運営や団体運営に関する工夫や悩みを共有しました。

シオン株式会社 社会貢献担当・経営戦略室の小塚さんは、扶桑町住民活動支援センターの副理事長の立場や、法人として名古屋市でも週5日オープンの子ども食堂を運営されているご経験から、他市町と各務原市との市民活動の違い・法人による社会貢献について言及されました。その流れで、団体を運営していくために必要な「人・資金・モノ・場所」について、参加した各団体の状況が話し合われました。
お寺と公共施設を活用して活動している「吉新ふれあい隊」の大堀さんや、お寺でのマルシェ運営にも協力する小塚さんは、地域にあるお寺や自治会共有地を活用して地域住民の交流を図る「耀く大野町まちづくり委員会」に対し、お寺での活動のメリット・デメリットや、民間の場所を使う自由度について語り、参加者からは第三者目線でのアイデアや自分にできる関わりについての話も飛び出しました。
さまざまなイベントに協力出店し人々のコミュニケーションの場を創出している「コーヒーと紅茶と〇〇のお店 コこ弧」の河津さんは、「自分と同じようなことを提供している人が既にいらっしゃる場では活躍しにくいので、新しい場を求めていたところです。途中参加が可能であったことで遅刻を気にせず仕事後に参加することができ、新しい方と無理なくつながることができました。」と交流を喜ばれました。

情報の共有について、大堀さんからは「直接会って話すと新しい情報が得られるけれど、こうして直接つながらないと情報が得られないのは、とても勿体ない気がする。これから活動しようとしている人が『こういう人がいるんだ』、『こういう制度があるんだ』と知ることができるような、まとまった情報の発信がなされるとよいのでは。」という意見がありました。 

第3回交流会(令和7年8月3日)

交流会のようす

令和7年8月3日(日曜日)午前9時30分~11時30分、産業文化センター1階の小会議室において、3回目のイベント情報交流会が開催され、団体メンバーと参加者あわせて5人が、各々が関わるイベントについて紹介したり、悩みを共有したりしました。

夏祭りの開催を予定している北洞イベント実行委員会の横山さんは、「40年前からこれまで、プライベートの時間を割いて地域のために尽力してきた。担い手不足をはじめとする課題が多くあるが、せっかくここまで開催してきた祭りを無くしたくない。」と語りました。話し合いの中で、かつてはライフラインの整備もなく村で協働しなければ生活が成り立たない状況だったため隣近所との関りが必須だったものの、現在は清掃やお祭りなど、顔を出さなくても生活ができてしまう状況になり、考え方や行動が変わってきているという考察がなされました。
「子ども会からは、『お祭りを子どもたちに体験させてもらえることはありがたい。でも、私たちの負担は減らしてほしい。外部委託するのはどうか。』という声がある。」という話には、「夏祭りを体験させたい親のポジティブな気持ちは生かしたいね。」「若い世代に地域の担い手になってほしいと思っていて、実際に動ける人がまだ残っている状態で、『外部委託』という選択をしてしまうと、委託に依存してしまい、その地域が自分たちで行事をできる可能性をつぶしてしまうことにならないか。」などの意見がありました。
外部団体として地域のお祭り関わることに関しては、「外部団体としても個人としても手を貸すことはできるが、中心は地域が担うべき。」「いきなり外の人が入ってくるとびっくりするので、参加する際は紹介をしてほしい。」「他地域から来てくれた人が、その地域の祭りが残っていることに対して褒めたり、魅力を伝えたりすることで、自分たちの地域行事を誇りに思ってもらってはどうか。」「外部の人に対しては、団体内で言いにくいことがある人も相談しやすいのではないか。」「外部の事例などを紹介する役割も担えるのではないか。」など、可能性が話されました。

第2回交流会(令和7年6月26日)

交流会のようす

6月26日(木曜日)午後7時から9時、産業文化センター1階小会議室にて、イベント情報交換交流会が開催され、一般参加者2人、もーやっこサークルメンバー1人が参加しました。

最初に、イベント情報として、11月8日(土曜日)に予定れている「トク♡活♡フェスタ~体験から感動!そして優しさが生まれる~」の概略説明がありました。出演者は、大前光市さん(義足のプロダンサー)と松尾志穂子さん(ドラムサークルファシリテーター)を予定。出展者は、今仙技術研究所を予定。最新の電動イス体験ができるコーナーや、歩き方診断ができるコーナーが予定されており、これからイベント企画が組み立てられる状況なので、実行委員になって頂ける団体、ステージ発表をして頂ける団体、会場で販売や展示をして頂ける団体、会場スタッフとして動いて頂けるボランティアを募集中であることが、説明されました。

StarRayからは、発達障がいと栄養不足は密接に関連している可能性があり、栄養不足は心身の不調を引き起こし、不登校の原因や悪化要因になることがあるので、一般社団法人健康応援隊と一緒に発達障がいの子ども向けの食事を企画したいとの提案がありました。一般社団法人健康応援隊からは、発達障がいの子どもの中には、特定の味や香りや食感に対して過度に敏感で、給食や特定の食品を食べることが出来ないこともあり、栄養が大切と分かっていても摂取が難しいのですが、自分で収穫や料理をすることで今まで敏感に反応してきた味や匂いや食感に対して拒絶が無くなる場合があるので、畑での活動をする団体さんと一緒に何かできるのではとの意見がでました。

ハッピーノルディックウォーキングからは「各務原市は、南には木曽川と言う大河が流れ、北には各務原アルプスが横たわり、将に山紫水明の地です。各務原市の良さをアピールすることで、新たな観光を発掘できるかも知れませんし、新たなイベントが誕生するかもしれません。」と言う話がでました。その発言に対し、高山さんから「自分たちの団体の活動とは一見関係のない活動に注力することで、新しい発見や新しい出会いに巡り合えることがあります。そんな情報交換の場所として、もーやっこサークルの交流会が生かせればと思います。」との意見がでました。

第1回イベント(令和7年5月24日、25日)

イベントのようす

令和7年5月24日(土曜日)午前11時~午後4時、25日(日曜日)午前10時~午後3時 @各務原市民公園
防災イベント「いつものもしもCARAVAN」の中のブース「もーやっこサークル:災害時に求められる“つながり”を考える」として、「もーやっこサークル」が「いきる!つながる!そなえる!!防災×つながり」をテーマに出店&出演をしました。
「もーやっこサークル」が、防災イベントへの出展・出演情報を、まちづくり担い手マッチング事業登録団体や、近隣で活躍するボランティア団体・個人に提供して、その情報に呼応した22の出展・出演団体がイベントに集結しました。雨天の影響で2団体の出展・発表はできませんでしたが、20団体(延べ72人)が協力してイベントを盛り上げました。
今回のイベントは、災害への備えを学ぶことはもちろん、防災における人間同士の「つながり」の大切さを再確認し、顔の見える関係性を築くことをテーマにして、狭義の防災から広義の防災へと防災の範囲を広げました。出店した団体やステージ出演した団体は、自分達ができる防災や自分達が考える防災をテーマに創意工夫をして、防災におけるさまざまな“つながり”の大切さを、来場者に伝えました。
複数団体でのイベント開催になったことにより、お互いの活動を認識したり、今後一緒にできそうなことを補い合えることを話す機会にもなりました。

  1. 6月8日(日曜日) もーやっこサークル、一般社団法人健康応援隊、セイフティネットSurvival Squadによる協働出展実施予定。
  2. 6月22日(日曜日) チーム911各務原、各務原剣道クラブによるAED訓練実施予定。

第1回交流会(令和7年4月17日)

交流会のようす

4月17日(木曜日)午後5時30分から7時、産業文化センター2階第1会議室にて、イベント情報交換交流会が開催され、一般参加者3人、もーやっこサークルメンバー2人が参加しました。

もーやっこサークルの代表である高山さんからは、最初に事業目的を説明。「主催者や、出展協力者、来場者のそれぞれに情報が届きやすい環境を目指して、交流会をきっかけにつながり合い、日頃から互いに声を掛けやすい関係を作れたら。」と話しました。

参加者は互いに自己紹介を行い、どんな活動をしているか、どんな情報を求めているかを共有しました。
防災講習を行う「セイフティねっとSurvival Squad(サバイバルスクワッド)」の早川さん・高木さんは、「まだまだ防災意識のない方が多いので、『防災講習をしてほしい』という方につながりたい。どんな規模、どんな場所でも、要望に応じて提供します。」と話し、「岐阜友の会」の平上さんから、「私たちは家庭生活の技術向上に取り組む団体。災害も日常生活の延長線上で起こることなので、防災はテーマの一つ。一度、会でも講習をやっていただきたいです。年に何回か、イベントも開催していますので、そこにもぜひ。」という言葉がありました。もーやっこサークルの高山さんからは、「一般社団法人健康応援隊という団体にも所属していますが、今度6月8日にイベントを主催するので、よかったら出展しませんか。」という具体的な情報提供がありました。
高木さんは、地域防災団体にも所属しており、地域内で防災活動にも取り組まれているとのことで、「情報は、知り合った人に個別に声を掛けて探せばいっぱいある。例えば集まりのうちの15分を貰えればイベントにできる。それに、防災の活動は、いきなり大きな会場でやらなくていい。個人宅に何人か集まっているところに訪問すれば、自助のために覚えてもらえて、それがいずれ共助につながる。」と、地域単位の重要性と小さい機会の捉え方を他の参加者に共有しました。
「まずやってみよう、だめなら次に考えればいい。」という意見には、参加者が共感していました。

交流会終了後には、各自がイベント交流会参加者シートの「感想」、「どんなつながりが生まれるとよいと思いますか。」、「イベントに関して課題と感じることがあれば教えてください。」といった設問に回答し、互いの連絡先を交換しました。

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