舟やまを通じた世代間コミュニケーションの活性化と伝統行事の継承事業(かわしま川まつり保存会)

ページ番号1024713  更新日 令和7年6月19日

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各務原市まちづくり活動助成金 令和7年度交付事業の活動の様子を紹介します。(レポートの内容は、事務局の取材や団体からのヒアリングなどをもとに作成しています。)

まちづくり活動助成金 令和7年度事業

まちづくり助成1年目

事業概要

かわしま川まつり、おがせ池夏まつりでの舟やま存続のため中古舟を購入し、祭り経験者の知識・知恵を次世代に繋ぐ過程で、世代間コミュニケーションの機会維持と、伝統行事の継承を図る。

予算

  • 総事業費 1,609,990円
  • 助成金交付申請額:300,000円
  • 用途:アルミ艇3艘、桧GR材、桧KD間材、ボルト、ナット、ワッシャー、会議室使用料

購入するアルミ艇の確認(令和7年6月17日)

入水して状態確認

6月17日(火曜日)午前9時から10時、犬山市にある木曽川観光の倉庫で、団体メンバー2人と木曽川観光株式会社の社員3人により、かわしま川まつり保存会が購入するアルミ艇2艘の現状確認が行われました。

アルミ艇は、かつてライン下りに使用するために用意されたもので、「名鉄遊船」の文字がその頃の名残を表しています。近年は花火の打ち上げのみで使用され、使用頻度が低いので、劣化も少ないとのこと。元々使用していたFRP製の舟に比べ、半分以下の重量で、風雨による劣化が少ないため、今後も長期間使えるといいます。
アルミ艇をクレーンで移動させ、倉庫のすぐ横を流れる農業用用水に浮かべたところ、水漏れもなく安定して浮くことがわかったため、予定通り購入を決められました。6月25日(水曜日)午前中にアルミ艇と請求書を受け取り、支払いを行う予定です。
アルミ艇には衝突防止の木材を取り付ける必要があり、すぐに祭りで使えるわけではありませんが、団体副会長の林さんは、「木材を取り付けたり、子どもたちにペイントできる機会を提供したり、協賛者のロゴマークを付けたりする作業を行いながら、『みんなの祭り』として関わってもらいたい。将来的には地域内外から来場者が大勢訪れるまつりにしていきたい。」と話していました。

新旧メンバー座談会(令和7年5月11日)

会議のようす

5月11日(日曜日)午前9時から11時、かわしま川まつり保存会の会議と座談会が行われ、高齢者が中心の旧メンバーと、若手が中心の新メンバー、合わせて18人が集いました。

最初に、旧メンバーを代表して、尾関富良さんよりあいさつがありました。コロナ禍以前からまつりの継続が難しくなっており、若手メンバーが加入して令和6年度に再開されるまで、4年間開催できなかった期間があったことなど、団体のこれまでの歩みとこれからの体制への期待が語られました。
令和6年度の振り返りを経て役員交代があり、後半には、新しい代表者となった池田大さんから、令和7年度実施計画についての説明がありました。「かわしま川祭り運営委員会」という団体名と「かわしま川まつり」というまつりの名称で書き文字が異なることや、事務所所在地が渡町の公民館であることによる不便などについて話し合われた結果、団体名と会則の変更も決まりました。(旧団体名:かわしま川祭り運営委員会 ⇒ 新団体名:かわしま川まつり保存会)
旧メンバーからは、周知方法や協賛募集と掲載、おがせ池とのやりとりのほか、準備時間や協力者への依頼に至るまで、経験を生かしたアドバイスがありました。また、旧メンバーが作成したTO DOリストには、連絡すべき相手や担当したメンバー名などが残されており、新メンバーの指針となりました。

会の後には新メンバーが残り、役割分担や外部連携について話し合われました。

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