プロ選手とボランティアによる子どもスポーツ参加促進事業(野球夢道プロジェクト)
各務原市まちづくり活動助成金 令和7年度交付事業の活動の様子を紹介します。(レポートの内容は、事務局の取材や団体からのヒアリングなどをもとに作成しています。)
まちづくり活動助成金 令和7年度事業
まちづくり助成1年目
事業概要
プロスポーツ選手や、幼児教育などに携わる大学生ボランティアとのコミュニケーション機会を提供することで、子どもたちがスポーツに興味を抱くきっかけを提供する。
予算
- 総事業費 1,021,135円
- 助成金交付申請額:300,000円
- 用途:報償費(講師料)、旅費(講師交通料)、需用費(ボール・バット・Tシャツ・帽子・事務消耗品)、役務費(切手代)、備品(道具運搬専用バック・Tスタンド・ターゲットナインセット)
スポーツ体験教室(令和7年11月28日)

11月28日(金曜日) 午前10時〜12時
さくら幼稚園で、野球夢道プロジェクトのスタッフ1人、元プロ野球選手の酒井さんと小川さんの2人、学校法人尚徳館日本プロスポーツ専門学校の生徒さん4人(松尾さん、鈴木さん、末永さん、木和田さん)が、園児38人(年長)に、スポーツ体験教室を実施しました。
最初のチーム(19人)は酒井さんと小川さんが教えました。次のチーム(19人)は、専門学校の生徒さん4人が教えました。
今回は、専門学校生4人が初めてスポーツ体験教室を教えました。緊張した面持ちでバットの持ち方、スイングの仕方を説明しました。スイングする時には前後左右を良く確認することや、バットを渡す時は両手で丁寧に渡すことを説明して、周りの人がバットでケガをしないよう配慮する大切さを、園児たちに教えました。
園児から「ホームラン打ってみて~」と言われてスイングしましたが、凡打の連続で、とても緊張していたようです。
次に、全員がティーバッティングを体験しました。この日は寒さが厳しかったので、酒井さんが「足踏みしながら応援しよう~」と呼び掛けて、寒さ対策をしながら、ティーバッティングの順番を待ちました。酒井さんの「ゲームを始めますよ~」の声で、ゲームが始まりました。ティーバッティングで飛んだボールの距離で加点するゲームです。園児たちは寒さを吹き飛ばすような大声で、チームを応援して、楽しそうにボールを打ちました。
<田邊健さん:学校法人尚徳館日本プロスポーツ専門学校 硬式野球部コーチ兼マネージャー談>
学校法人尚徳館から、野球夢道プロジェクトの日下部さんに、生徒がスポーツ体験教室のボランティアサポーターとして参加することを相談して、快諾を頂きました。今回、生徒たちは、学校の授業の一環として参加しております。園児の皆さんに野球の基本を教えることで園児の皆さんに喜んでもらい、生徒達がスポーツの原点に返って、人を思いやる気持ちや感謝の心を大切にして心技体の整った選手になってくれることを願っています。

スポーツ体験教室(令和7年11月21日)

11月21日(金曜日) 午前10時〜11時
各務保育園で、野球夢道プロジェクトのスタッフ1人、元プロ野球選手の小川宗直さんが、園児16人(年長)に、スポーツ体験教室を実施しました。
最初はボールに慣れることからスタートしました。黄色いボールを両手で握り、片手で握り、ボールを体の周りに回し、ボールを頭上に投げて、少しずつボールに親しんで行きました。地面にボールを落としてバウンドしたボールを掴む練習では、イレギュラーなバウンドに園児たちは四苦八苦しながら楽しそうにボールを追っかけました。小川さんが「あまり高く投げると、運動場を超えてしまうから、少しずつ高くしながら、投げましょう」と言うと、園児たちは徐々にボールを高く投げ上げました。
次に、全員がティーバッティングを体験しました。小川さんが、丁寧にバットの握り方、スイングの仕方を指導しました。「ホームラン打って~」と園児が言うと、「小川チャンはピッチャーだったので、あまりバッティング得意じゃないんだよ~」と言いながら、ボールを軽く飛ばしてみせました。
<日下部さん:野球夢プロジェクト代表談>
初めてバットを持つ園児もたくさんいます。握り方は茶碗を持つ手が下、箸を持つ手が上と分かりやすく教えることが必要です。バットでボールを打つことが一生で今回だけの園児もいますので、楽しかった思い出として残してあげたいので、ティーバッティングでは必ずボールが前に飛ぶまで指導します。
「ゲームを始めるよ~」との小川さんの掛け声で、ゲームが始まりました。ティーバッティングで飛んだボールの距離で加点するゲームです。園児たちは楽しそうにボールを打ちました。最後は園長先生の大ホームランでゲームが終わりました。
<宮尾園長さん談>
最近は、バーチャルな体験はしていても、実体験をしていない園児がたくさんいます。野球夢道プロジェクトの皆さんが、園の運動場で実際に園児にスポーツ体験教室をしていただくことは、本当にありがたいことです。
10年に渡り、ボランティアで、スポーツ体験教室を、毎年続けて頂いていることに、心より感謝いたします。

スポーツ体験教室(令和7年11月14日)

11月14日(金曜日) 午前10時〜12時
うぬま第一幼稚園で、野球夢道プロジェクトのスタッフ1人、元プロ野球選手の酒井さんと小川さん、これからプロ野球選手を目指す生徒さん5人(学校法人尚徳館日本プロスポーツ専門学校)が、園児54人(年長)に、スポーツ体験教室を実施しました。10時から11時の27人、11時から12時の27人に分かれて、同じカリキュラム内容が行われました。
最初はボールに慣れることからスタートしました。黄色いボールを両手で握り、片手で握り、ボールを頭上に投げて、少しずつボールに親しんで行きました。小川さんが「あまり高く投げると、運動場を超えてしまうから、少しずつ高くしながら、投げましょう」と言うと、園児たちは徐々にボールを高く投げ上げました。
次に、全員がティーバッティングを体験しました。5人の学生がボールをティーにセットして、酒井さんと小川さんが園児に手取り足取りバッティングフォームを教えました。「バッティングで大切なことは、よくボールを見ることですよ。」と小川さんが言うと、園児たちはボールを睨みながら、力一杯スイングをしました。
「ゲームを始めるよ~」との酒井さんの掛け声で、ゲームが始まりました。第一試合は「ふぁいあーどらごん×れいんぼーさーぺっと」、第二試合は「みどりちーむ×きいろちーむ」でした。ティーバッティングで飛んだボールの距離で加点されました。地面に引かれた線まで飛んだら2点、運動場の縁まで飛んだら3点、校舎の塀まで飛んだら5点、がスコアーボードに記入されました。
最後にスコアーボードの点が計算され合計点が書き込まれると、勝ちチームから大歓声が上がりました。純粋にゲームを楽しむ園児たちの姿に、プロ野球選手を目指す専門学校の生徒たち5人(背番号4番=末永さん、17番=松尾さん、41番=木和田さん、55番=寺澤さん、62番=鈴木さん)は、野球の原点に戻ったようですと、園児たちと楽しい時間を共有しました。
日下部裕治さん(野球夢道プロジェクト代表)談
今日は、園児が多数でしたので、前回とはゲームの内容を変えました。全員が体験教室に参加できるように毎回カリキュラムを組みます。今日は天気に恵まれて、元気に体を動かしてもらえて満足でした。
スポーツ体験教室(令和7年11月7日)

11月7日(金曜日) 午前10時〜11時
蘇原西保育園で、野球夢道プロジェクトのスタッフ1人と、酒井大輔さん(元広島東洋カープ→元中日ドラゴンズ選手)が、蘇原西保育園の園児13人(年長)に、スポーツ体験教室を実施しました。
酒井さんが「今日はサッカーじゃないよ~、バスケでもないよ~、野球だよ~」と声を掛けると、「大谷さん、来てる~?」と園児から大声で集まって来ました。酒井さん「今日は、大谷さん来ないよ~、大谷さん来たらパニックになるよ~」と切り返すと園児たちは爆笑して、スポーツ体験教室がスタートしました。
最初はボールに慣れることからスタートしました。黄色いボールを手にすると「ミカンみたい」と言いながら、ボールを空高くあげました。酒井さんが「あまり高く投げると、運動場を超えてしまうから、少しづつ高くしながら、頭の上に投げましょう」の指導に従って、園児たちは徐々にボールに馴染んで行きました。
次に、全員がティーバッティングを体験しました。「バッティングで大切なことは、何ですか?」の問いかけに、園児たちは「力一杯打つこと」「スイング」「打ったら走ること」と、大きな声で答えました。「一番大切なことは、目です」「ボールを打つことも、キャッチすることも、目で良く見ることが大切です」と酒井さんが説明すると、園児たちはボールをしっかりと見るようになりました。
投げる、打つ、を体験した園児たちは、次に走るを体験することになります。青色帽子チーム、黄色帽子チームに分かれて、ゲームが行われました。三角ベース野球です。ベースの代わりは赤色のロードコーンです。打つチームは、一人づつティーバッティングでボールを打ちます。守るチームは、飛んで来るボールをキャッチして、守備チームの最後列に居る先生にキャッチしたボールを投げます。先生がボールをキャッチするまで、打者は三角ベースを走ります。ロードコーンを触った回数で、加点されます。打つ側も守る側も必死の攻防戦が展開されました。
最後に、酒井さんから、園児たちに、スポーツ体験教室の参加シールが配られました。
スポーツ体験教室(令和7年7月11日)

7月11日(金曜日) 午前10時〜正午
合歓の木幼稚園で、野球夢道プロジェクトのスタッフ1人と、酒井大輔さん(元広島東洋カープ選手)と松澤裕介さん(元読売ジャイアンツ)が、合歓の木幼稚園年長園児48人(2クラス)に、スポーツ体験教室を実施しました。
酒井さんと松澤さんは、最初にボールが体に馴染む遊びを、園児たちに伝えました。園児たちはボールを前後左右に持ちながら、フロアー内を楽しく走り回りました。
園児たちがボールに親しんだところで、酒井さんと、松澤さんが、園児たちにTバッティングを教えました。園児たちは、一人一人が打席に立ち、思いっきりバットを振りました。飛んだボールが前方の壁に当たる位置で点数がカウントされボードに書かれるので、園児たちはボードの点数を見て一喜一憂しました。ボールが遠くへ飛ぶと、「これは絶対10点だ~」と大声で叫びました。
全員が打ち終わると、ボードに書かれたチーム別の合計点数が読み上げられ、チームの勝敗結果が告げられると、園児たちは大歓声を上げました。
酒井さんと松澤さんが、「また来るけど、また一緒にボール遊びをやりますか?」と問うと、園児たちは「ボール遊びをやります」と大声で答えました。最後は全員が一列に並んで、挨拶を交わしました。
会場の出口で、園児全員が、酒井さんと松澤さんにハイタッチをして、スポーツ体験教室が終わりました。
スポーツ体験教室(令和7年7月2日)

7月2日(水曜日) 午前9時30分〜正午
みどり幼稚園で、野球夢道プロジェクトのスタッフ3人と、酒井大輔さん(元広島東洋カープ選手)と、中部学院大学短期大学部幼児教育科の小椋優作先生と学生ボランティア13人の計18人が、みどり幼稚園年中園児83人(3クラス)に、スポーツ体験教室を実施しました。
中部学院大学短期大学部幼児教育科のボランティアら14人は、園児たちと、足じゃんけんで打ち解け合いました。次にボールの投げ方を教えるために、左右の足の置き方を書いた絵図を床に置いて、ボールのスローイング方法を伝えました。園児たちがボールのスローイングを身に付けると、暗幕をセンターに施して、男女チームに分かれて、ボール投げ合戦をしました。
園児たちがボールに親しんだところで、酒井さんが、Tバッティングを教えました。園児たちは、一人一人が打席に立ち、思いっきりバットを振りました。ボールが遠くへ飛ぶと、大歓声が上がりました。
酒井さんが「また来るけど、皆さん、また一緒にボール遊びをやりますか?」と問うと、園児たちは「またボール遊びをやります」と大声で答えました。
最後は、全員が一列に並んで、挨拶をして、スポーツ体験教室が終わりました。
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